すでに、株式投資や様々な金融商品での運用を行ってきている立場からすれば「当たり前のことをわかりやすく説明している」という以上の内容ではない。
読者対象は、こうした多様な金融商品にはなじみのない人だろうから、そうした意味では有用な内容ではあろう。
株式で運用する投資信託よりも、もしそれなりの資金があるならば、自分でいろいろ考えて運用した方が、自己責任も自覚でき、かつ、保有コストも安くなる。とりあえず少額で実際にいろんな金融商品を経験してみることは意味があると思うが、その裏には本書で説明されているようなリスク、仕組みがあることは理解しておきたいものである。
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荻原博子の「金持ち」への道しるべ―今のままではアナタはカモ! 単行本 – 2003/1/1
- 本の長さ202ページ
- 言語日本語
- 出版社講談社
- 発売日2003/1/1
- ISBN-104062117088
- ISBN-13978-4062117081
商品の説明
メディア掲載レビューほか
*荻原博子の「金持ち」への道しるべ*
金融自由化という荒波の中、自分の大切な資産を守るためには、金融商品とその背景にあるものを客観的かつ冷静に見抜く目を養うことが不可欠である。本書は昨今の金融事情を説明しながら、個人の資産防衛法を説く。
金融自由化という荒波の中、自分の大切な資産を守るためには、金融商品とその背景にあるものを客観的かつ冷静に見抜く目を養うことが不可欠である。本書は昨今の金融事情を説明しながら、個人の資産防衛法を説く。
まず、投資や運用で個人が陥りがちな“落とし穴”を指摘する。ある町工場経営者は、将来の安心のためにと国民年金基金に加入したが、資金繰りに窮した際でも積み立てた保険料が途中で引き出せず、会社を倒産させてしまった。ある人は貯金よりずっと利回りが高いと考えてマンション経営に乗り出したが、実際にはローンやメンテナンスに費用がかかり、実質的に利回りゼロとなった。こうした事例から、著者は安易な投資・運用に疑問を投げかける。本当に投資すべき時期なのかを見極め、投資をしない決断を下すことも財産防衛方法の1つだと説く。
今、「無条件で入れる」ことや「安い保険料で大きな補償」をうたい文句にした保険が売れているが、これらは保険金給付に厳しい条件がある。こうした新型金融商品のカラクリも認識しなくてはならない。今まで日本の金融は鎖国状態で保護されてきたため、日本人は「金融の平和ボケ」の状態にある。自分の身は自分で守らなくてはならない時代であることを強調している。
(日経ビジネス2003/3/3Copyright©2001日経BP企画..Allrightsreserved.)
-- 日経BP企画
内容(「BOOK」データベースより)
本書では、実際に、「こんなはずではなかった」という金融トラブルに巻き込まれている人の話を参考に、知らない間に広がっている怖い現実を実感してもらう。
内容(「MARC」データベースより)
「お金というのは額に汗して稼ぐもの」という時代は、悲しいかなもう終わり。金融自由化という荒波の中で、いかにして金融商品の「ぬれ手で粟」のカラクリを見抜き、大切なお金を守っていくか、その方法を説く。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
荻原/博子
1954年、長野県に生まれる。経済事務所勤務の後、1982年に経済ジャーナリストとして独立する。テレビ、雑誌、新聞などを通じて、複雑な経済のしくみを身近な視点からわかりやすく解説。地価下落を早くから予想、バブル崩壊後のデフレを見越して、借金を減らし投資を控える資産防衛を一貫して提唱。保険、金融、住宅問題など、実践的な解説、提案は若い女性、主婦、ビジネスマンまで幅広い支持を集めている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
1954年、長野県に生まれる。経済事務所勤務の後、1982年に経済ジャーナリストとして独立する。テレビ、雑誌、新聞などを通じて、複雑な経済のしくみを身近な視点からわかりやすく解説。地価下落を早くから予想、バブル崩壊後のデフレを見越して、借金を減らし投資を控える資産防衛を一貫して提唱。保険、金融、住宅問題など、実践的な解説、提案は若い女性、主婦、ビジネスマンまで幅広い支持を集めている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2003年4月10日に日本でレビュー済み
親戚や友人が金融商品の取引を始めようとしている行動を踏みとどまらせるために最適です。
リスクとリターンと自分の力量を検討して行動を実施することの大事さを説明している点を評価できますが、リスクを強調しすぎているような感じも受けます。
この種類の本は現実に実践していない人が書いている本が多いのですが、この本もそのような印象を受けます(未婚者の結婚相談員)。例えば株式のオンライン取引に関する内容についていえば、オンラインのトラブル・リスクよりも、営業マンを通したときに不本意な取引をさせられることのリスクが強いことを現実にやったことがある人なら強調しているはずです。
身の回りの愛する人がよく判らない金融商品の取引を始めようとしていてそれをやめさせたいときに読ませたい本として、この本はとても良いと思います。
リスクとリターンと自分の力量を検討して行動を実施することの大事さを説明している点を評価できますが、リスクを強調しすぎているような感じも受けます。
この種類の本は現実に実践していない人が書いている本が多いのですが、この本もそのような印象を受けます(未婚者の結婚相談員)。例えば株式のオンライン取引に関する内容についていえば、オンラインのトラブル・リスクよりも、営業マンを通したときに不本意な取引をさせられることのリスクが強いことを現実にやったことがある人なら強調しているはずです。
身の回りの愛する人がよく判らない金融商品の取引を始めようとしていてそれをやめさせたいときに読ませたい本として、この本はとても良いと思います。