購入オプション
Kindle 価格: | ¥750 (税込) |
獲得ポイント: | 8ポイント (1%) |

無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません 。詳細はこちら
Kindle Cloud Readerを使い、ブラウザですぐに読むことができます。
携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。
荒木村重 (PHP文庫) Kindle版
織田信長に仕えたものの、あらぬ謀叛の嫌疑をかけられ、やむなく反旗を翻した荒木村重。戦国武将の心の葛藤を描いた傑作歴史小説。
- 言語日本語
- 出版社PHP研究所
- 発売日1996/5/31
- ファイルサイズ891 KB
商品の説明
内容(「BOOK」データベースより)
「わしは心底、酷薄な人間なのかもしれぬ。しかし、生きてあればこそ人。何といわれようとも、まだ死ぬわけにはいかぬ」。村重は強く自分にいい聞かせた。旧主池田勝正の追放、第二の主君織田信長への反逆、そして逃亡…利休七哲の一人に挙げられる一級の文化人でありながら、卑怯な行動をとった村重の真意とは何か。戦国の非情に翻弄されつつも、己れの人間らしさを全うした武将の生涯。 --このテキストは、絶版本またはこのタイトルには設定されていない版型に関連付けられています。
登録情報
- ASIN : B00878HYHE
- 出版社 : PHP研究所 (1996/5/31)
- 発売日 : 1996/5/31
- 言語 : 日本語
- ファイルサイズ : 891 KB
- Text-to-Speech(テキスト読み上げ機能) : 有効
- X-Ray : 有効にされていません
- Word Wise : 有効にされていません
- 本の長さ : 501ページ
- Amazon 売れ筋ランキング: - 367,142位Kindleストア (の売れ筋ランキングを見るKindleストア)
- カスタマーレビュー:
著者について
著者をフォローして、新作のアップデートや改善されたおすすめを入手してください。

著者の本をもっと発見したり、よく似た著者を見つけたり、著者のブログを読んだりしましょう
この本を読んだ購入者はこれも読んでいます
ページ: 1 / 1 最初に戻るページ: 1 / 1
カスタマーレビュー
5つ星のうち3.7
星5つ中の3.7
7 件のグローバル評価
評価はどのように計算されますか?
全体的な星の評価と星ごとの割合の内訳を計算するために、単純な平均は使用されません。その代わり、レビューの日時がどれだけ新しいかや、レビューアーがAmazonで商品を購入したかどうかなどが考慮されます。また、レビューを分析して信頼性が検証されます。
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2015年1月7日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
「軍師 官兵衛」で最も味があった武将、と私が感じた荒木村重。
村重に関する書籍は、ほとんど絶版とか、新刊で入手出来ても8,000円の高値とか。
本屋であきらめた後の、アマゾン頼み!
さすがです!
kindleで入手可能との表示。
ここは電子書籍デビューを決意しました!
本は紙媒体。
固定観念を捨てさせてくれたのが、荒木村重。
まさかの出会いに驚き、村重に感謝と、村重が生きた時代を思い浮かべる。
大河ドラマの村重のセリフを借用して…
『村重の 姿化け物 誠なり』
村重に関する書籍は、ほとんど絶版とか、新刊で入手出来ても8,000円の高値とか。
本屋であきらめた後の、アマゾン頼み!
さすがです!
kindleで入手可能との表示。
ここは電子書籍デビューを決意しました!
本は紙媒体。
固定観念を捨てさせてくれたのが、荒木村重。
まさかの出会いに驚き、村重に感謝と、村重が生きた時代を思い浮かべる。
大河ドラマの村重のセリフを借用して…
『村重の 姿化け物 誠なり』
2007年11月26日に日本でレビュー済み
戦国時代の信長関連の歴史小説を読み進めると高い頻度で登場する『荒木村重』。
そのような経緯が私自身本書を購入するに至った理由です。読み終えて感じたことは「著者の物語を紡ぎ出す力量の素晴らしさ」でした。
この作品は「著者から見た荒木村重という人物が過大評価されていない点」が良かったです(勿論描かれる村重像は著者の研究による賜物であることに変わりは有りません)。様々な著者による歴史小説を読み進めれば次第に解ることなのですが、著者によっては主人公に対して思い入れが強すぎて美化されている作品も多々見受けられます。
その点本書はフィクションを交えつつも飽くまで客観的に村重を捉えながら、村重の行動や心情を描き出しています。それらが有名なエピソードと上手くマッチしているのです。
武勇だけでなく教養があり、文化人としても有名だった村重はどこか明智光秀とも重なる様に感じます。
作中で村重に対する細川藤孝の嫉妬にも似た感情が描かれていますが、それだけ信長も村重の才覚を認めていたのではないだろうかと思える流れになっています。
晩年の村重の描かれ方は圧巻です。多くの茶道者とのやり取りは激動の時代を反映しているだけでなく、村重の心情の変化をも促しています。
「文化人」とは細心でなければ成り得ず、それでいて「武将」を兼ねる難しさを感じずにはいられない作品です。
そのような経緯が私自身本書を購入するに至った理由です。読み終えて感じたことは「著者の物語を紡ぎ出す力量の素晴らしさ」でした。
この作品は「著者から見た荒木村重という人物が過大評価されていない点」が良かったです(勿論描かれる村重像は著者の研究による賜物であることに変わりは有りません)。様々な著者による歴史小説を読み進めれば次第に解ることなのですが、著者によっては主人公に対して思い入れが強すぎて美化されている作品も多々見受けられます。
その点本書はフィクションを交えつつも飽くまで客観的に村重を捉えながら、村重の行動や心情を描き出しています。それらが有名なエピソードと上手くマッチしているのです。
武勇だけでなく教養があり、文化人としても有名だった村重はどこか明智光秀とも重なる様に感じます。
作中で村重に対する細川藤孝の嫉妬にも似た感情が描かれていますが、それだけ信長も村重の才覚を認めていたのではないだろうかと思える流れになっています。
晩年の村重の描かれ方は圧巻です。多くの茶道者とのやり取りは激動の時代を反映しているだけでなく、村重の心情の変化をも促しています。
「文化人」とは細心でなければ成り得ず、それでいて「武将」を兼ねる難しさを感じずにはいられない作品です。