昨日書店で購入しました。買ってよかったなと思ったので、久しぶりにレビューを書いてみます。
私は現在TOEICが730点をようやく超えたぐらいのレベルです。今までDUOや、その他の音声付の教材で勉強してきました。音声付の教材を用いてからリスニングのスコアが200点くらい上昇したのですが、やはりまだ聞き取れないことも多く、なにより音読時の自分の発音の下手さが気になって、これはちゃんと発音を勉強しなきゃ!と思い立った次第です。
英語は日本語と違って子音が強いということは知っていましたが、教材を聞いて思っていた以上だったなと実感しました。
なんだか頭では分かっていたけれど、実際に発音に焦点を置いた教材で練習してみて意識させられたような感じです。
それにseaとsheの発音の違いなんて今まで意識したことがなく、そういったことにも気づかされました。同じシーと読んでました。
また「同じ子音が二つ重なる場合は2つ目だけ発音する」ということを初めて知りました。(たとえばnext to meのネクストのトは発音されない等…)
したがって、I can't teach youといった場合には、cantのtとteachのtとの部分で子音が被っているので、発音としてはI can teach youと一緒になってしまうとのことでした。じゃあどうやってネイティブは区別してるのかということなんですが、ここら辺は本書を参照して下さい。もったいぶっているようですが大したことではないです。それでもとにかく目から鱗でした。
その他の内容についてですが、発音それぞれにもちろん発音記号もついているのでその記号を覚えることもできるかと思います。またつづり方と発音の対応表も本書の末尾に記載されています。これは学研教育出版さんのご厚意によるものだそうです。(元々英和辞典に記載されていたものを転載しています。)
本書およそ180ページ中発音に関する記載は100ページ程度までで、残りは付録(音声教材のテキスト20ページほど)と教材での発音練習を終えた後の勉強方法が記載されています。
そのうち8ページはあとがきです。あとがきの量だけで著者の熱意が伝わってきます。多くの方の手に渡るように定価を1800円+税から1600円+税に変更したとの記載もありました。ありがとうございます。あとがきの量が多いのに価格は安くなっているからすごいです。
まあ中身確認しないと不安だと思いますが、発音下手な社会人なら1600円出しても損じゃないかなと思います。一緒に英語の勉強頑張りましょう!
2年ぶりの追記
追記します。あれから2年間本書を使い続けてきたわけではありませんが、一言加えておこうと思います。
当時コメントを書いた際には、子音の強さだけを強調しましたが、それと同じく自分が気づかされた事の中で重要だったのは、母音の多さです。
bat, butは共に日本語ではバットですが、発音が違います(当たり前ですが)。
どこが違うかと言うと「バ」のアに当たる所の母音が違うわけです。
ここら辺の母音の違いをしっかり押さえて発音を意識するとレベルが上がると思います。
詳しくは本書を参照して下さい。
よろしくお願い致します。
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