この本に出会うまで、PART7の攻略は沢山の問題に触れて
多くの問題を解いていけば、いつかは点数が上がって行くだろうと思っていました。
しかしながらそれではダメと気づかされました。
設問読解のトレーニング
選択肢読解のトレーニング
情報収集のトレーニング
背景知識増強トレーニング
この4つが主に勉強できます。
まずは自分に足りない知識・スキルを知ることから
この本は始まります。
その自分の弱点をトレーニングするようになっており
効率も良く、確実に点数が上がるように設定されていると思います。
今まで、なんとなくこういうことを聞かれているんだろうと
そんな風に設問を理解していましたが、
「問われている主旨をしっかりと理解する」
当たり前のことかもしれませんが、それを再確認させられました。
今まで、ぼんやりと問われていることを理解しながら本文を読んでいたのが、
今では、はっきりと質問を理解して「何を問われているのか?」と本文を探せる、読めるようになりました。
ゆっくりでも、一度で理解することが重要だというのを教えられました。
私が気に入ったのは
背景知識増強トレーニングで
本文の種類を誰と誰が対話しているのか
それぞれ、どのような対話をしているのに分類して
こういう話のときは
こういう会話がされているというのを
事細かく書いてくれていました。
これを読むだけで、企業と顧客が登場したときは
こう言う会話がされている
企業と社員ならこう言う会話
求人・採用なら
企業と上司と求職者のそれぞれの会話
旅行・出張
出版・マスコミ
その他
イベント、地域住民宛、利用者宛などの文章のパターンを
事細かく、使われるであろう、キーワードとその和訳を書いてくれており
これを読むだけで、知っている背景と、
まったく知らなかった背景を知ることが出来ました。
ある程度のパターンを知ることができて、ほかの問題集や本番試験でも
ほんとうは、完璧に読めるのが一番いいんでしょうけど、
たぶん、こういうことだろうなとある程度予測して問題を解けるようになりました。
最後に模擬問題が24問ありますが
これの日英対訳が素晴らしいです。
1ページの左に英文が
右側にその日本語訳が書いてくれています。
「英語を英語のままで読む」
これがなかなか理解できないのですが、
この対訳を読むと、英語を英語のまま読むということがどういうことかが
理解できるようになります。
こういう風に訳すことが、英語を英語のまま読むということなのかと解ったとき
すごく感動しました。
重要な単語にはマーカーがされており、
その日本語訳にもマーカーがされているので
英文を読むのに苦労しません。
端から端までパート7の問題がぎっしりと詰まったような問題集ではありませんが
これを勉強することにより
無駄に沢山の問題を経験するより
それぞれの文章には何が書かれていて、どう読んでいけば、
設問が求めている答えを選ぶことができるかがわかるようになります。
買って良かったと思いました。
さすがにこれだけでは、最近のパート7に出てくる問題はすべてカバーできませんので
ひたすら問題を解くだけの問題集も必要にはなってくると思いますが、
その前に、まずこの本をやることをお勧めします。
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