
無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません 。詳細はこちら
Kindle Cloud Readerを使い、ブラウザですぐに読むことができます。
携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。
英語はもっと科学的に学習しよう SLA(第二言語習得論)からみた効果的学習法とは 単行本(ソフトカバー) – 2013/1/31
- 本の長さ207ページ
- 言語日本語
- 出版社中経出版
- 発売日2013/1/31
- 寸法13 x 1.5 x 18.8 cm
- ISBN-104806146307
- ISBN-13978-4806146308
この商品を見た後に買っているのは?
商品の説明
出版社からのコメント
「やり方が間違っている、効率が悪い」⇒“学習法"の問題
「学習にかける時間が不足している」⇒“動機づけ(モチベーション)"の問題
第二言語習得という学問分野が生まれて以来50年の研究成果から、外国語を身につけるには、科学的事実にもとづいたメカニズムがあることがわかってきています。その理論に沿って勉強すれば、やみくもに勉強するよりも、ずっと早く効果的に語学を身につけることができるのです。
本書では、第二言語習得を「日本人が英語を学ぶケース」に落とし込み、どのような姿勢で、どんな方法を使って勉強したらいいのか、第二言語習得研究の第一人者である、白井恭弘氏が解説します。
2つの要因のいずれもがうまく作用する「正しい」道を開けるよう、本書をぜひ参考にしてください。
内容(「BOOK」データベースより)
著者について
ピッツバーグ大学言語学科教授。上智大学外国語学部卒業。浦和市立高校教諭を経て、カリフォルニア大学ロサンゼルス校修士課程、博士課程修了、Ph.D.(応用言語学)。大東文化大学外国語学部英語学科助教授、コーネル大学現代語学科助教授、同アジア研究学科准教授などを経て現職。
日本の高校・大学で英語を、アメリカの大学で日本語と言語学を長年教え、身近な例を用いたわかりやすい語り口に定評がある。
著書に『外国語学習の科学―第二言語習得論とは何か』『ことばの力学―応用言語学への招待』(岩波新書)、『英語教師のための第二言語習得論入門』(大修館書店)、『しゃべる英文法』(コスモピア)などがある。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
ピッツバーグ大学言語学科教授。上智大学外国語学部卒業。浦和市立高校教諭を経て、カリフォルニア大学ロサンゼルス校修士課程、博士課程修了、Ph.D(応用言語学)。大東文化大学外国語学部英語学科助教授、コーネル大学現代語学科助教授、同アジア研究学科准教授などを経て現職。現在、言語科学会会長、上智大学海外招聘客教授、国立国語研究所客員教授。日本の高校・大学で英語教育を、アメリカの大学で日本語教育を長年経験し、身近な例を用いたわかりやすい語り口に定評がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
Kindle をお持ちでない場合、こちらから購入いただけます。 Kindle 無料アプリのダウンロードはこちら。
登録情報
- 出版社 : 中経出版 (2013/1/31)
- 発売日 : 2013/1/31
- 言語 : 日本語
- 単行本(ソフトカバー) : 207ページ
- ISBN-10 : 4806146307
- ISBN-13 : 978-4806146308
- 寸法 : 13 x 1.5 x 18.8 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 323,984位本 (の売れ筋ランキングを見る本)
- カスタマーレビュー:
この商品をチェックした人はこんな商品もチェックしています
著者について

東京生まれ。上智大学外国語学部英語学科卒業。浦和市立高校教諭(在職中に早稲田大学専攻科英語英文学専攻修了)を経て、カリフォルニア大学ロサンゼルス校に留学、修士課程(英語教授法専攻)、博士課程(応用言語学専攻)修了、Ph.D.(応用言語学)。大東文化大学外国語学部英語学科助教授、カーネギーメロン大学現代語学科客員准教授、コーネル大学現代語学科助教授、同アジア研究学科准教授 (tenured) 、香港中文大学日本研究学科客員教授・教授、現在は、ピッツバーグ大学教授・言語学科長などを経て、現在はケースウエスタンリザーブ大学認知科学科教授。言語科学会(JSLS)第3代会長。学術誌 First Language の共同編集者、International Review of Applied Linguistics in Language Teaching, Journal of Cognitive Science などの編集委員。著書に『外国語学習に成功する人、しない人』(岩波科学ライブラリー, 2004)、『外国語学習の科学』(岩波新書, 2008)、The acquisition of lexical and grammatical aspect (Mouton de Gruyter, 2000, 共著)、Handbook of East Asian psycholinguistics: Japanese (Cambridge University Press, 2006, 共編著), Connectionism and second language acquisition (Routledge, 2019)など。
URL: https://scholar.google.com/citations?user=Le1bHDMAAAAJ&hl=en(英語)
ブログ:http://ameblo.jp/o-shirai/
カスタマーレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
・まず何よりもインプット(聞くこと)がカギ
⇒聞くこと、すなわちインプットが言語習得のカギ。つまり、聞くことによって、話すために必要な自然な言語知識が身につく。
・多読・直読直解の訓練が「使える英語」の基礎
・シャドイング:集中を促すテクニックとして有効 (リスニング中に飽きてしまう、他のことを考えてしまう...)
⇒口だけ動かして声を出さなくてもかなり効果がある(実際に声に出さなくても、脳の中でおこる活動は声に出すときに非常に近いものが得られる)
・理解できるインプットが、言語習得のカギを握っている
⇒7割か8割くらい理解できると感じられるものを聞くのがよい。それから、同じものを何度も聞くのが有効
・インプットによる学習の効率を上げるのが、アウトプット
・インプット(特にリーディング)による英語力の増強がライティング力の増強につながる
口語的な文体なので、非常に読みやすい。
学問的な背景を知るのなら、同じ著者の『外国語学習に成功する人,しない人-第二言語習得論への招待』の方が充実している。
SLAを学んだことがある人や、ある程度の経験年数をもつ英語教師というよりは、自らの英語学習方法を改善し、使える英語を身につけたいと思っている英語学習者を対象に書かれた本です。そのため、SLAの学習経験者や、大学や大学院で英語教育学を学んだ読者には、物足りない部分が多いと思われます。特に相当のページ数が割かれている筆者の英語学習歴(第2章)は、もっとコンパクトにまとまっていた方が良いのではないかと感じるSLA学習経験者は多いかもしれません。私はそう感じました。
しかし、まだまだ分からないことだらけのSLAの世界で、その研究の蓄積から「これは間違いないのだろう」という事柄がうまく網羅されているのはさすがです(前述の2冊も同様です)。特に4章ではSLAの知見から英語学習者が持つ素朴な疑問(「音読で英語は使えるようになるか」や「リーディングはできるのにリスニングが苦手な人が多いのはなぜ」など)に答える部分は、入門者だけでなく、ある程度先行知識がある人にとっても楽しく読め、新たな発見もありそうです。
総括すれば以下のようになると思います。
・この分野の入門者や、自らの英語力を伸ばしたい英語学習者にはぜひおすすめしたい。
・SLA学習者や英語教師などSLAの入門書として活用するつもりの人は、今までの知識を整理するには役立つ部分が多いが、理論とはあまり関係のない部分もあることを理解して購入した方が良い。
参考までに各章のタイトルを載せておきます。
第1章 使える英語を身につけるために
第2章 海外留学をしなくても「使える英語」を習得できる
第3章 SLAから見た効果的な英語学習法
第4章 SLAの観点から答える英語学習法 Q&A