す~とわかる英文もある一方で、骨太の英文もあり、大変勉強になります。名詞構文の解説(江川先生の「英文法解説」にも詳しい)も分かり易く、単語レベルでの言い換えや、概念の対置なども実際の入試問題を読みながら、ああこれだなと気づきます。英文パラグラフの約束事で、こういう風に書いてあるはずだと予測して読む演習にふさわしいちょっと難しめな問題が多いです。対置・対比を常に頭に置けば、比較文の省略(書かれてない一方の対比・対置概念)を見落とすこともやがて防げるようになるでしょう。
普段なかなか読むことがない(気づかない?)破格文の数々の例題なども貴重です。単語一つとっても、実際の入試問題の中ではこういう意味で使われるのかと発見も多々あります。姉妹品の「英文和訳講座」とともにおすすめします。
高橋先生は、わざわざ「あとがき」で『…入試程度のしかも高度な英文が読めずに悩んでいて、英文の正確な読み方を身につけたいと思っていた人にとっては「形にこだわる読み方とはどういうものか」をテーマとする本書は、読者の学習プラト-からの脱出にはずみをつけるものであったはずである。…一定レベルに達した諸君は、暗号解読式段階から、英文の「内容」に直接迫る読み方を是非めざしてほしい。英文の構造そのものではなく、テーマ・主張・論拠に意識を集中させることによって、ようやく本来の読解の領域に足を踏み入れることができるだろう。」と結んでいます。
受験生は実際に書店で手にとって眺めてみれば、自分がこれを読むべきかどうかわかるでしょう。大学に入ってから読んでもいいのです。予備校に通わずとも、この2冊で高橋先生の哲学、教えを学ぶことができるのは幸せなことです。
- 単行本(ソフトカバー): 228ページ
- 出版社: 研究社; 新装復刊版 (2010/6/1)
- ISBN-10: 4327764736
- ISBN-13: 978-4327764739
- 発売日: 2010/6/1
- 梱包サイズ: 19 x 13 x 1.6 cm
- おすすめ度: 15件のカスタマーレビュー
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