日本の茶道について、幅広く論じた海外向けの啓蒙書である。道教と禅宗は、それぞれ茶とのつながりが深い。道教と禅宗の教えをそれぞれが美の世界に昇華したものが「茶」の世界と言ってよい。そこで、岡倉は、今度は、道教と禅宗との関わりを論じる必要を感じたのであろう。しかし、本書のタイトルは、『茶の本』である。道教と禅宗との関わりを述べることは、本書のテーマを超えている。稿をあらたまるへきではないか!
しかし、こうした欠点があっても、本書は、名著であることに変わりはない。
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