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若者は、選挙に行かないせいで、四〇〇〇万円も損してる!? (ディスカヴァー携書) 新書 – 2009/7/7

森川友義 (著)

19件のカスタマーレビュー

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商品の説明

内容紹介

現在の60代以上は、払った税金以上の受給を受けています。
ところが今の20代は彼らが払った税金より4000万円低い受給しか受けられません。
日本の若者が“ソンをする” のは20代~30代前半の投票率が低いから。
政治に参加しない人が政治的に不利になるのは、ある意味当然なのです。

大好評blog『MAJIBIJI世代のための政治リテラシー講座』待望の書籍化!

内容（「BOOK」データベースより）

この本一冊あれば、日本の「政治の仕組み」を語ることができます。政治がカバーしなければならない分野は膨大なのですが、ここに書かれた「仕組み」を知っていれば、政治がどのように動いているのか、何が変化を妨げ、何が変化を促進するか、がわかるはずです。そのなかで、自分たちにできることが何なのか、ということも。

商品の説明をすべて表示する

登録情報

新書: 208ページ
出版社: ディスカヴァー・トゥエンティワン (2009/7/7)
言語: 日本語
ISBN-10: 4887597126
ISBN-13: 978-4887597129
発売日： 2009/7/7
梱包サイズ: 17.2 x 10.8 x 1.4 cm
おすすめ度： 19件のカスタマーレビュー
Amazon 売れ筋ランキング: 本 - 225,957位 (本の売れ筋ランキングを見る)
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トップカスタマーレビュー

若者の皆さん！　この本を読まないと、大変なことになりますよ！

投稿者齊藤祐作ベスト1000レビュアー2012年12月31日

形式: 新書Amazonで購入

　若者が投票に行かないと、この国の政治はどうなってしまうのか？

　この本は、若者（主に大学生）向けに政治の仕組みを解説するものであるが、この本で書かれている内容は、どれも的を射ていると言える。
　特に、この本の185ページに載っている、（国会）議員と、特別利益団体と、官僚組織と、有権者の四角関係を示した図は見事という他ない。実際に、日本では業界団体出身の国会議員や、地方議員が数多くいるが、彼らの場合は業界団体という、超強力な集票マシンがある。そのため、国政選挙や地方選挙を問わず、当選する確率が非常に高い。
　そんな現状が嫌だったら、次の選挙で業界団体出身の議員を落とせば良いのだが、残念ながら日本では、選挙の度に若者の低投票率が問題になっている。これでは、老人の、老人による、老人のための政治が行われるのも、当然と言える。

　ちなみに、私は2005年に選挙権を得てから、一度も棄権したことも、白票を投じたこともないが、この本は、私のように必ず投票に行かないとどんな恐ろしいことが起こるのか、若者に思い知らせるための格好のテキストと言える。
　だから、私はこの本を、絶対に若者（特に大学生）に読ませるべきだと思う。

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選挙に行かなきゃ〜って思いました。

投稿者のり2012年12月14日

形式: 新書

その題名に惹かれて購入。

　読みやすいです。
　
　そして、読んでがっくし

　４０歳未満の私たちほんっと損してます

　お得してる６５歳以上の方々と比較するとその差がホントに
　４０００万くだらない

　立ち読みでこの本のP19見るだけでいいです。

　現在の財政や社会保障等を中心とする政府の支出、収入構造と
　今度実施されることが明らかにされている政策
　（年金開始年令引き上げ、医療保険の自己負担率引き上げなど）　
　を前提として、
　
　どの世代が得をし、損をしているか？？を計算した結果、

　６５歳では＋２０００万なのに対して、
　我らアラサー組はマイナス２０００万ですよ！！

　本来ならば、世代間の格差がこんなにあってはならないはず。

　うすうす、「こりゃ年金もらえなさそーだな」とか
　
　「うちらが年取った時、介護保険崩壊してるんじゃないかしら？」

　等思ってはいましたが、ここまでとは〜

　どーしてこうゆうことが起こるか？？

　著者曰く、「簡単、若い人は選挙に行かないから」とのこと
　最も投票率の高い世代はその６５歳〜６９歳・・・・８割が投票。　
　片や２０歳〜３０歳台はその７割近くが棄権
　さらに、元々の人口が違うのでその差はさらに開きます
　国会議員候補者側の立場から見ると２０歳台の棄権者の１０００万人は
　日本に存在していないのと同じ・・・だそう。

　
　だって「子育て応援・若者を生かす国つくり」より「お年寄りが安心して暮らせる国つくり」
　をスローガンにした方が当選する確立が高いのだもの。

　「分からないから」「めんどうだから」って言ってるとこらやばいですわ

　著者曰く

　「とりあえず、白紙でもいいから、えんぴつ転がしでもいいから
　選挙に行くべし！若者の投票率をアップさせることが世代間格差を解消するすべなのです！」

　とのこと。

　政治に関して全く知識ゼロの人はどうしたらいいのか、とかもアドバイスあり。

　ちなみに、政党政治のわが国では、「決して人物本位で選ばない」ことも大事だそう。

　その他、国会議員や特別利益団体、官僚、という日本の政治の仕組みを理解するのにはずせない項目を分かりやすく解説。

　ほんと千円出して買っていい本です。皆さんぜひ一読を〜

　そして選挙に行こう

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人間はやっぱり利己的

投稿者shin-f2009年9月26日

形式: 新書

政治家も所詮人間、利己的な生き物ということですね。

自分らの世代（３５歳）が真険になって、この世の中を考えていくことから始めないといけない、

そう思った本です。

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日本の将来を考えさせる、良書

投稿者Amazon Customer2009年8月14日

形式: 新書

選挙が近づいてきて、誰に投票しようかと考えている時に目にした本です。
4000万円ですか。。。そんなに損をしてるんだ・・・。

もともと政治に関しての知識が少ないと日頃から感じていたので手にとって見ました。

日本の政治について基本となること（でもとても大切なこと）をとても分かりやすく、興味深く書いてあります。しかも論理的に。

ぜひともたくさんの方々に読んでもらいたい一冊です。
特に同世代の方。

とにかく皆さん、選挙には行きましょう。
誰に投票するかなんて、鉛筆転がして決めても、好みの顔で決めてもいいので。（って、書いてました。もちろん論理的に）

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白紙でも投票しなければいけないことがわかった

投稿者angleshot2009年8月9日

形式: 新書

20歳代の有権者数は、1,500万人だが、有効投票数は500万票。
75歳以上の有権者数は、1,200万人だが、有効投票数は700万票。
もし、自分が立候補者として、当選したいと思ったら、
有効投票者数が200万人も多い、
老人に手厚い政策を掲げるべきであるのは明白である。

だから、若い世代は、若い世代の有効投票数の絶対数を
まず増やし、政党や候補者に対して、影響力を強めなければならない。

入れたい候補者がいない、どうせ自分の1票は大勢に影響ない
と選挙にいかないというのは、明白な間違いであることが、わかった。

たとえ白紙でも、鉛筆で投候補者を選んでも、
とにかく投票しなくては、
自分たちの世代が優遇される政策を掲げる政党は
現れないのである。

その他、最良の候補者の選び方、特別利益団体や官僚の影響力等が
非常に分かりやすくかかれていて、政治入門としてお勧めする。

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初心者用と侮る無かれ

投稿者偏執狂的読書暦2011年6月29日

形式: 新書

タイトル通り「選挙に行かなくてはいけない」という事を道徳も民主主義も使わずただ「損をするから」ということだけで説明する本。オビにある通り「選挙に行かないと高齢者寄りの政策になる」に始まり、後半では圧力団体にも言及している。正直本書を読むまで圧力団体なんてアメリカのものだと思っていた。それだけでなく自分の政治への影響力を高める方法まで書いてある。これを読めばもう「どうせ選挙じゃ何も変わらない」なんて言えない。

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学生の社会科教科書はコレで！

投稿者伊藤健次2011年7月3日

形式: 新書Amazonで購入

ちょうど選挙時期に購入した１冊。

やみくもに投票したところで意味ないんだからちょっとは学んでから選挙に行かないと・・・。

本書の内容はタイトルもそうだが、結構極端な話もある。（ホントに！？って思えるようなことが書いてある）
内容は書かないが、小見出しとしてこんなタイトルが↓

　・「鉛筆を転がして決める」
　・遺伝子レベルで投票行動は決まっている？
　・候補者の「顔」で選ぶ

とくに「鉛筆を転がして決める」なんて、他のレビュアーの方も書いちゃうくらいだから際立った内容ということが分かる。

でも、こういう興味を引く内容が含まれているので、さらっと読めてしまう。
書かれている内容は日本人の成人だったら知っていて当たり前（そうじゃないと選挙できない）なのに、やっぱり知らない人がいるってことは義務教育の部分で見直さなきゃいかんでしょう。

この内容なら未成年でも「面白い！」って思えるだろうから是非とも全世代の方に読んでもらいたい。

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確かに分かりやすいが、誤りもある

投稿者JAZZNEKO2015年7月6日

形式: 新書Amazonで購入

教育についての記述が正確性に欠けます。
例のPISAショックに関してです。
単純に順位が下がっている＝学力低下という
多くのマスコミや教育関係者が陥った誤った捉え方です。
これ、年を追うごとに調査対象となる参加国、対象人数が
大きく増えているんです。当然、分母が大きくなれば、
順位は下がります。それでも日本は人口一億人以上の
国で、唯一上位ランクインしています。
むしろ、順位が上がっているとも捉えられます。
その辺りの注釈が全くありません。

主眼は選挙なので、趣旨からはズレているかもしれませんが、
｢マクロ的な視点｣といいながら、完全にイメージで話を進めて
いるのはまずいのではないかと思います。
教育もまさしく｢マクロで長期的な視点｣が必要だと思います。

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