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若者と労働 「入社」の仕組みから解きほぐす (中公新書ラクレ) 新書 – 2013/8/10
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就活、ブラック企業、限定正社員、非正規雇用……
様々な議論の中でもみくちゃになる若者の労働問題。
日本型雇用システムの特殊性とは?
そして、現在発生している軋みの根本原因はどこにあるのか?
労働政策に造詣の深い論客が、雇用の「入口」に焦点を当てた決定版。
感情論を捨て、ここから議論を始めよう。
<目次>
序章 若者雇用問題がなかった日本
第1章 「就職」型社会と「入社」型社会
第2章 「社員」の仕組み
第3章 「入社」のための教育システム
第4章 「入社」システムの縮小と排除された若者
第5章 若者雇用問題の「政策」化
第6章 正社員は幸せか?
第7章 若者雇用問題への「処方箋」
様々な議論の中でもみくちゃになる若者の労働問題。
日本型雇用システムの特殊性とは?
そして、現在発生している軋みの根本原因はどこにあるのか?
労働政策に造詣の深い論客が、雇用の「入口」に焦点を当てた決定版。
感情論を捨て、ここから議論を始めよう。
<目次>
序章 若者雇用問題がなかった日本
第1章 「就職」型社会と「入社」型社会
第2章 「社員」の仕組み
第3章 「入社」のための教育システム
第4章 「入社」システムの縮小と排除された若者
第5章 若者雇用問題の「政策」化
第6章 正社員は幸せか?
第7章 若者雇用問題への「処方箋」
- 本の長さ290ページ
- 言語日本語
- 出版社中央公論新社
- 発売日2013/8/10
- ISBN-104121504658
- ISBN-13978-4121504654
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商品の説明
内容(「BOOK」データベースより)
ブラック企業、限定正社員、非正規雇用…様々な議論の中で、もみくちゃにされる若者の労働問題。日本型雇用システムの特殊性とは?現在発生している軋みの根本原因は?労働政策に造詣の深い論客が雇用の「入口」に焦点を当てた決定版。感情論を捨て、ここから議論を始めよう。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
濱口/桂一郎
1958年大阪府生まれ。83年東京大学法学部卒業、同年労働省に入省。欧州連合日本政府代表部一等書記官、衆議院厚生労働調査室次席調査員、東京大学客員教授、政策研究大学院大学教授等を経て、現在、独立行政法人労働政策研究・研修機構客員研究員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
1958年大阪府生まれ。83年東京大学法学部卒業、同年労働省に入省。欧州連合日本政府代表部一等書記官、衆議院厚生労働調査室次席調査員、東京大学客員教授、政策研究大学院大学教授等を経て、現在、独立行政法人労働政策研究・研修機構客員研究員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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登録情報
- 出版社 : 中央公論新社 (2013/8/10)
- 発売日 : 2013/8/10
- 言語 : 日本語
- 新書 : 290ページ
- ISBN-10 : 4121504658
- ISBN-13 : 978-4121504654
- Amazon 売れ筋ランキング: - 41,366位本 (の売れ筋ランキングを見る本)
- - 19位総務・人事・労務管理の労働問題
- - 39位中公新書ラクレ
- - 1,451位社会学概論
- カスタマーレビュー:
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日本人は、所属先を失ったり、不当に扱われたりすると、
簡単に自信を喪失したり、最悪、自殺します。
所属と日本人を考える上で一番参考になるのが、
就職活動です。
ここでいう就職活動は、日本の大学生が3年時から、
多くの学生が行う、新卒定期採用制への参加、通称「就活」を指します。
これがなぜ、一番参考になるかというと、
就活に参加するか、しないかが、
学生が、その後、日本で職業人生を
歩む上で極めて重要になるからです。
私は以前から、この就活は、戦前・戦中の、旧日本軍への、
徴兵制と、全く変わらないんじゃないかと思っています。
つまり、自由意志とは関係なく、半ば強制であり、
参加しないものには、
社会からの制裁を社会的経済的に、
受けるものとなっているのではないかという疑問です。
また以前、戦況が悪化する中で、誰かれかまわず、軍へ徴兵させるやり方は、
現在の新卒をめぐる問題を考える上でも、非常に示唆に富んでいます。
つまり、戦争末期、徴兵はしたものの、軍隊教育を行う余裕がなく、
とりあえず戦場に出すというやり方は、現在の少なくない会社が、
新卒に対して求める条件を低くして、使い捨てにするやり方と、
非常に似通っています。
徴兵制が機能している時は、戦況が良い時であるよう(思わせている部分も多いにありますが)に、
新卒定期採用が機能している時は、経済が活況の時です。
しかし、残念ながら、前者は破滅的な結果を生み、
後者も、現在、ボロボロの状態にあります。
それでも、体制を変えようとしないのは、狂っているとしか、
言いようがありません。そうです、現在の日本は、明らかに狂っています。
一億総活躍社会なんて、あまりにグロテスクな社会です。
日本で賢く生きるのは、有名大学に行って、有名企業や公務員になる
ことです。この神話が未だに生きています。しかし実際は、死体です。
企業体も公務員組織も、現在、以前のような所属することへの見返りは、
ありません。有名企業さえも、破産するのは、当たり前になりました。
公務員になったとしても、実は、その実態は、あまり良いとは言えません。
これだけ不祥事が賑わしていますから、統計的に分析してみることをおススメします。
日本は、未だに、私は、これができますという社会にはなっていません。
○○に所属していますから、自分は、凄い人間なんですよとか、
〇〇に所属しているから、自分は、どうしようもない人間なんですよと、
今でも、所属先が、その人の自信と社会的地位を測る、
パロメーターとなっています。
しかし、今は、不安と隣合わせです。
それは、「凄い」所属先の人はみな内心思っています。
もし、今の所属先を失えば、自分には何があるのだろうかと。
それは、仕事に人が張り付いている欧米のジョブ型なのか、
人に仕事が張り付ている日本独特のメンバーシップ型なのか、
この差は、あらためて大きいと思います。
どちらも、一長一短ありますが、
前者はいつクビになっても、次は、もちろんありますが、だって、仕事があり人がいるわけですから、
その仕事内容ができる人は、できない人は、明確に分けることができます。
後者はクビになったら、つまり、所属先がなくなったら、何者でもありません。
次の所属先を探さなくてはいけませんが、それは、なぜか、多くの不当な理由で、
個人の可能性を狭める状況に追いやられます。
なぜ、こういう個人にとって、あまり良いことがない制度が、
確立しているのか?そのヒントは、この著作にもありますが、
個人的には、組織体だけを長く存在させるためには、
もっとも合理的な制度だからです。
それは、個人というものが、軽視されていることの現れですが、
もっと言えば、個人が、あまりにこの国では、バカだからです。
また、この問題は、非常に根が深く、
おそらく、日本って、ほんとに、近代国家なのか、民主国家なのか、
ほんとに、士農工商の身分制度ってなくなったの?うんぬんまで、
考えざるを得ない問題です。
今現在で言えば、就活に参加することは、以前のように、当たり前かつ賢い方法になって
いるわけでもなく、多くのリスクを内在しています。そのリスクを考えた者が、
これから「生き残る人」になるかもしれません。
これから日本社会並びに経済は本格的に衰退していきます。
それは戦後40年で生産人口が4000万、当時のイギリスの人口ぐらい増えたとの
対称に、これから40年で3000万減ります。
このインパクトは、移民どうこうや、生産制云々という議論ではもちろん、
ありません。
こういう状況の中で、どういう職業につき、糧を得ていくかというのは、
どこに所属するかの100万倍大事な問いです。
それを考える上でも、この著書は、非常に参考になります。
よく本の知識なんて、役に立たないといわれますが、
それは、目的を持って、知識を獲得しようとしていないからです。
しかし、知っとくだけで、得することはたくさんあります。
この著作は、新書形式ですが、非常にお手軽ですが、
著者の考えは、この生きにくい日本で、どうしたら、若い人が、
より良い職業人生を歩むか、考える上で非常に大切な知識を教えてくれます。
簡単に自信を喪失したり、最悪、自殺します。
所属と日本人を考える上で一番参考になるのが、
就職活動です。
ここでいう就職活動は、日本の大学生が3年時から、
多くの学生が行う、新卒定期採用制への参加、通称「就活」を指します。
これがなぜ、一番参考になるかというと、
就活に参加するか、しないかが、
学生が、その後、日本で職業人生を
歩む上で極めて重要になるからです。
私は以前から、この就活は、戦前・戦中の、旧日本軍への、
徴兵制と、全く変わらないんじゃないかと思っています。
つまり、自由意志とは関係なく、半ば強制であり、
参加しないものには、
社会からの制裁を社会的経済的に、
受けるものとなっているのではないかという疑問です。
また以前、戦況が悪化する中で、誰かれかまわず、軍へ徴兵させるやり方は、
現在の新卒をめぐる問題を考える上でも、非常に示唆に富んでいます。
つまり、戦争末期、徴兵はしたものの、軍隊教育を行う余裕がなく、
とりあえず戦場に出すというやり方は、現在の少なくない会社が、
新卒に対して求める条件を低くして、使い捨てにするやり方と、
非常に似通っています。
徴兵制が機能している時は、戦況が良い時であるよう(思わせている部分も多いにありますが)に、
新卒定期採用が機能している時は、経済が活況の時です。
しかし、残念ながら、前者は破滅的な結果を生み、
後者も、現在、ボロボロの状態にあります。
それでも、体制を変えようとしないのは、狂っているとしか、
言いようがありません。そうです、現在の日本は、明らかに狂っています。
一億総活躍社会なんて、あまりにグロテスクな社会です。
日本で賢く生きるのは、有名大学に行って、有名企業や公務員になる
ことです。この神話が未だに生きています。しかし実際は、死体です。
企業体も公務員組織も、現在、以前のような所属することへの見返りは、
ありません。有名企業さえも、破産するのは、当たり前になりました。
公務員になったとしても、実は、その実態は、あまり良いとは言えません。
これだけ不祥事が賑わしていますから、統計的に分析してみることをおススメします。
日本は、未だに、私は、これができますという社会にはなっていません。
○○に所属していますから、自分は、凄い人間なんですよとか、
〇〇に所属しているから、自分は、どうしようもない人間なんですよと、
今でも、所属先が、その人の自信と社会的地位を測る、
パロメーターとなっています。
しかし、今は、不安と隣合わせです。
それは、「凄い」所属先の人はみな内心思っています。
もし、今の所属先を失えば、自分には何があるのだろうかと。
それは、仕事に人が張り付いている欧米のジョブ型なのか、
人に仕事が張り付ている日本独特のメンバーシップ型なのか、
この差は、あらためて大きいと思います。
どちらも、一長一短ありますが、
前者はいつクビになっても、次は、もちろんありますが、だって、仕事があり人がいるわけですから、
その仕事内容ができる人は、できない人は、明確に分けることができます。
後者はクビになったら、つまり、所属先がなくなったら、何者でもありません。
次の所属先を探さなくてはいけませんが、それは、なぜか、多くの不当な理由で、
個人の可能性を狭める状況に追いやられます。
なぜ、こういう個人にとって、あまり良いことがない制度が、
確立しているのか?そのヒントは、この著作にもありますが、
個人的には、組織体だけを長く存在させるためには、
もっとも合理的な制度だからです。
それは、個人というものが、軽視されていることの現れですが、
もっと言えば、個人が、あまりにこの国では、バカだからです。
また、この問題は、非常に根が深く、
おそらく、日本って、ほんとに、近代国家なのか、民主国家なのか、
ほんとに、士農工商の身分制度ってなくなったの?うんぬんまで、
考えざるを得ない問題です。
今現在で言えば、就活に参加することは、以前のように、当たり前かつ賢い方法になって
いるわけでもなく、多くのリスクを内在しています。そのリスクを考えた者が、
これから「生き残る人」になるかもしれません。
これから日本社会並びに経済は本格的に衰退していきます。
それは戦後40年で生産人口が4000万、当時のイギリスの人口ぐらい増えたとの
対称に、これから40年で3000万減ります。
このインパクトは、移民どうこうや、生産制云々という議論ではもちろん、
ありません。
こういう状況の中で、どういう職業につき、糧を得ていくかというのは、
どこに所属するかの100万倍大事な問いです。
それを考える上でも、この著書は、非常に参考になります。
よく本の知識なんて、役に立たないといわれますが、
それは、目的を持って、知識を獲得しようとしていないからです。
しかし、知っとくだけで、得することはたくさんあります。
この著作は、新書形式ですが、非常にお手軽ですが、
著者の考えは、この生きにくい日本で、どうしたら、若い人が、
より良い職業人生を歩むか、考える上で非常に大切な知識を教えてくれます。
2019年5月30日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
これから就活をしようと思っている大学生やその他の人々にも読んでもらいたいです。
20代後半〜の方々も読んでもらいたいと思いました。
20代後半〜の方々も読んでもらいたいと思いました。
2015年3月8日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
作者の濱口桂一郎さんの主張についてはブログでよく知っていましたが、著作が念願のKindle化となり即購入。
若者の就職活動については多数のマニュアル本も出版され、また就職活動の過酷さなどがマスコミでも大きく取り上げられる昨今ですが、その全体をつらぬく仕組みをここまで明確に書かれた本は今までなかったのではないでしょうか。
「大学で学んだ知識は仕事には何の役にも立たない」「求められているのは具体的なスキルではない」「必要なのはコミュニケーション力」等、どれもほとんど人が知っている、または思っていることでしょう。
しかしながら、「『なぜ』そうなっているのか」を理解している人は少ないのではないでしょうか。
本書では、海外と比較しつつ、歴史的な経緯をたどりながら、その「なぜ」を解き明かしてくれます。
就職活動のテクニックを身につける前に、なぜそのようなテクニックが有効なのかと理解するためにも、読むべき一冊と言えるでしょう。
また、採用する側にとっても、採用活動において何を重視するべきなのかを改めて考える契機になる一冊ではないでしょうか。
最後に、濱口桂一郎さんの他の著作のKindle化を祈念してレビューをしめくくりたいと思います。
若者の就職活動については多数のマニュアル本も出版され、また就職活動の過酷さなどがマスコミでも大きく取り上げられる昨今ですが、その全体をつらぬく仕組みをここまで明確に書かれた本は今までなかったのではないでしょうか。
「大学で学んだ知識は仕事には何の役にも立たない」「求められているのは具体的なスキルではない」「必要なのはコミュニケーション力」等、どれもほとんど人が知っている、または思っていることでしょう。
しかしながら、「『なぜ』そうなっているのか」を理解している人は少ないのではないでしょうか。
本書では、海外と比較しつつ、歴史的な経緯をたどりながら、その「なぜ」を解き明かしてくれます。
就職活動のテクニックを身につける前に、なぜそのようなテクニックが有効なのかと理解するためにも、読むべき一冊と言えるでしょう。
また、採用する側にとっても、採用活動において何を重視するべきなのかを改めて考える契機になる一冊ではないでしょうか。
最後に、濱口桂一郎さんの他の著作のKindle化を祈念してレビューをしめくくりたいと思います。