本の全編に渡ってインタビュー形式で書かれているので若尾本人の気持ちが率直に伝わってきて
とても面白く読めました。さらに時折ページに掲載されている関連写真や本の最後のほうにある
彼女の出演映画の一覧表もファンの一人としてはうれしいです。
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若尾文子〝宿命の女〟なればこそ 単行本 – 2015/7/3
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- 本の長さ253ページ
- 言語日本語
- 出版社ワイズ出版
- 発売日2015/7/3
- ISBN-104898302912
- ISBN-13978-4898302910
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商品の説明
著者について
若尾/文子 1933年、東京都生まれ。1951年、大映の第5期ニューフェースとして入社。翌52年『死の街を脱れて』(小石栄一監督)でデビュー。その後、大映映画の良質なプログラムピクチャーを長年にわたり支え、巨匠、名匠の作品にも出演、その数は160本にのぼる。1961年、65年、68年のキネマ旬報主演女優賞を3回受賞など、さまざまな賞を受賞した。大映倒産後はその活躍の場所をテレビや舞台に移し、今なお活躍中 立花/珠樹 共同通信社編集委員。1949年、北九州市生まれ。一橋大学卒。74年共同通信社に入社。ニューヨーク支局などを経て、90年代から文化部記者として映画を担当する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
若尾/文子
1933年、東京都生まれ。1951年、大映の第5期ニューフェースとして入社。翌52年『死の街を脱れて』(小石栄一監督)でデビュー。その後、大映映画の良質なプログラムピクチャーを長年にわたり支え、巨匠、名匠の作品にも出演、その数は160本にのぼる。1961年、65年、68年のキネマ旬報主演女優賞を3回受賞など、さまざまな賞を受賞した。大映倒産後はその活躍の場所をテレビや舞台に移し、今なお活躍中
立花/珠樹
共同通信社編集委員。1949年、北九州市生まれ。一橋大学卒。74年共同通信社に入社。ニューヨーク支局などを経て、90年代から文化部記者として映画を担当する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
1933年、東京都生まれ。1951年、大映の第5期ニューフェースとして入社。翌52年『死の街を脱れて』(小石栄一監督)でデビュー。その後、大映映画の良質なプログラムピクチャーを長年にわたり支え、巨匠、名匠の作品にも出演、その数は160本にのぼる。1961年、65年、68年のキネマ旬報主演女優賞を3回受賞など、さまざまな賞を受賞した。大映倒産後はその活躍の場所をテレビや舞台に移し、今なお活躍中
立花/珠樹
共同通信社編集委員。1949年、北九州市生まれ。一橋大学卒。74年共同通信社に入社。ニューヨーク支局などを経て、90年代から文化部記者として映画を担当する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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登録情報
- 出版社 : ワイズ出版 (2015/7/3)
- 発売日 : 2015/7/3
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 253ページ
- ISBN-10 : 4898302912
- ISBN-13 : 978-4898302910
- Amazon 売れ筋ランキング: - 443,847位本 (の売れ筋ランキングを見る本)
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
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2015年8月29日に日本でレビュー済み
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7人のお客様がこれが役に立ったと考えています
役に立った
2015年7月26日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
日本を代表する大女優である若尾文子さんの貴重な証言を通じて、彼女の女優としてのとてつもない魅力や偉大さ、そして日本映画史そのものをも概観することができる、壮大な一冊でした。
とはいえ、とても読みやすい本です。
大女優から貴重なお話を引き出すばかりではなく、誰にでもわかりやすいように篤く解説。さらには、映画記者としてとの豊富な知識を盛り込んだご自身の見解を展開されている著者からは、「多くの人に映画を楽しんでもらいたい」という姿勢が感じられ、それがこの著作の大きな魅力となっています。映画評論にありがちな、「こんなことも知らないの」的な、高圧的な敷居の高さはありません。
往年の若尾文子ファンの方々は勿論のこと、クラッシックを見始めたばかりで、これからもっと日本映画を知りたいな、と思っている若い方にも、強くお勧めしたい一冊です。
とはいえ、とても読みやすい本です。
大女優から貴重なお話を引き出すばかりではなく、誰にでもわかりやすいように篤く解説。さらには、映画記者としてとの豊富な知識を盛り込んだご自身の見解を展開されている著者からは、「多くの人に映画を楽しんでもらいたい」という姿勢が感じられ、それがこの著作の大きな魅力となっています。映画評論にありがちな、「こんなことも知らないの」的な、高圧的な敷居の高さはありません。
往年の若尾文子ファンの方々は勿論のこと、クラッシックを見始めたばかりで、これからもっと日本映画を知りたいな、と思っている若い方にも、強くお勧めしたい一冊です。
2015年7月25日に日本でレビュー済み
その女優のファンが読む女優本あるいは写真集として期待すると、期待を裏切られるが・・・・この本に関しては、裏切りは許せる。
若尾文子ファンでなくとも「聞き手の妙」で、彼女への興味がわいてくる一冊だ。
自らを語ったと彼女は言うが、全編を通して言葉の先には「映画監督」との共同作業を語り、優れて「監督論」の入り口ともなっているようだ。読後は再読あるいはDVD鑑賞への好奇心や想像力を喚起させられた。
著者の前著「岩下志麻という人生」や「新藤兼人の10本」から続く「聞き手の妙」で、今後は若い人が親しみを感じている女優や映画監督へのアプローチを期待したい。
若尾文子ファンでなくとも「聞き手の妙」で、彼女への興味がわいてくる一冊だ。
自らを語ったと彼女は言うが、全編を通して言葉の先には「映画監督」との共同作業を語り、優れて「監督論」の入り口ともなっているようだ。読後は再読あるいはDVD鑑賞への好奇心や想像力を喚起させられた。
著者の前著「岩下志麻という人生」や「新藤兼人の10本」から続く「聞き手の妙」で、今後は若い人が親しみを感じている女優や映画監督へのアプローチを期待したい。
2015年9月29日に日本でレビュー済み
大阪の大手本屋で見つけて、さっそく購入。一気に読めました。以前から気になる女優の1人でしたが、若尾文子が井上ひさしの「青葉繁れる」の女学生のモデルであったり、大映の看板女優というくらいの認識でしたが、書評の中で小津安二郎とのやりとりの紹介があり、若尾の気さくな人柄を知り、改めて本書で若尾を知りたいと思いました。デビューから全盛期といった映画監督、出演者とのエピソードは楽しく、若尾が監督たちに好かれていた理由がよくわかりました。ややハスキーな声を魅力ですが、若尾の笑顔(微笑み)がやっぱり魅力的でした。本書を読んで、インタビューのやりとりを若尾の肉声で聞きたいと思いました。また、一気に若尾ファン(映画時代の)になりました。本書はぜひ、若尾ファンはもちろん、映画ファンに読んでほしい一冊です。
2015年7月24日に日本でレビュー済み
表紙の若尾文子さんの写真があまりにステキで、あまりにきれいだから、一気にページをめくりました。
この本で語る若尾文子さんの率直なこと。気さくで、正直で、そしていい意味での誇り高さ。インタビューはどんなに繕ってもその人の本質が出るものだから、この率直な語り口は彼女の本質なんだと思いました。映画女優になるべく生まれてきて、その人生を生きているひとりの女性としての覚悟が伝わってきました。
その時代時代を、真剣に生きてこられた若尾さんだからこそ、「聞かれたことには何でも答えました」と堂々といえるんでしょう。
もちろんインタビュアーである著者が、出演した作品を見ていること、監督や共演者のこと、その時代の映画界を知っているというベースがあるからこそ、これだけのことを聞き出せているんでしょう。
全盛期の若尾さんの作品はあまり見ていなかったのですが、写真がふんだんにあるので作品名は聞いたことがあっても見たことがなかった作品も想像力をふくらませてくれました。機会があれば、ここで語られた作品もぜひ見てみたいと思っています。
この本で語る若尾文子さんの率直なこと。気さくで、正直で、そしていい意味での誇り高さ。インタビューはどんなに繕ってもその人の本質が出るものだから、この率直な語り口は彼女の本質なんだと思いました。映画女優になるべく生まれてきて、その人生を生きているひとりの女性としての覚悟が伝わってきました。
その時代時代を、真剣に生きてこられた若尾さんだからこそ、「聞かれたことには何でも答えました」と堂々といえるんでしょう。
もちろんインタビュアーである著者が、出演した作品を見ていること、監督や共演者のこと、その時代の映画界を知っているというベースがあるからこそ、これだけのことを聞き出せているんでしょう。
全盛期の若尾さんの作品はあまり見ていなかったのですが、写真がふんだんにあるので作品名は聞いたことがあっても見たことがなかった作品も想像力をふくらませてくれました。機会があれば、ここで語られた作品もぜひ見てみたいと思っています。
2015年8月9日に日本でレビュー済み
映画とがっぷり四つ。 気持ちよく押し出され、納得の爽快感。
日本映画、見に行こう。
”へぇー” の連発。
映画、見に行こう 、今なら全然違う感覚で見られそう。
素直な気持ちになっている自分が分かる。
日本映画、見に行こう。
”へぇー” の連発。
映画、見に行こう 、今なら全然違う感覚で見られそう。
素直な気持ちになっている自分が分かる。