我が家には3種類の「自虐の詩」がある。最初に読んだのは、光文社コミックスの厚さ5センチの総集編。夜中の3時までかかって4コマ漫画を読み、ボロボロ泣いていた。すごい、こんなマンガがあるなんて、・・・。そう思った。けれども、これは紙質が悪く、どんどん変色して行く。買い換えたいと思っていたら良質紙の文庫版が出て嬉しかった。けれど、・・・マンガっていうのは、版型が小さくなるとパワーが落ちるのだと初めて知った。同じマンガなのに、大判で読むのとは随分伝わって来る思いの深さが違う。漫画の奥深さを知った。
いつか大判が再発行されるのを待っていた。
今回のこの本は、どうやら僕が最初に読んだあの本を、版型も中身もそのままで、2分冊にしたもののようだ。紙質もぐんと良くなっている。文庫でこの作品を知っている人にも、是非買ってみて欲しい・・・と言いたいところだが、何故、・・・この本の「黒」は、こんなに白っちゃけているのだろう。マンガの「黒」は、ちゃんとベタで、ブラックでなきゃいけないのだ。せっかくの絵と物語が持つ力が伝わって来ない。折角の大判での復刻なのに、・・・おしい。あまりにおしい。そして、・・・呉智英が巻末に記したあの不朽の名解説も復刻して欲しかった。それでも、この作品が再び脚光を浴びるのは嬉しい。これを超える4コマ漫画は、もう出て来るまい。オーバーな?読んでみていただければわかる。業田良家は、本当にすごい。
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自虐の詩 上巻 (竹書房文庫ギャク・ザ・ベスト) 文庫 – 1996/5/20
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「週刊宝石」で連載された「幸江の亭主」が、漫画文庫で登場!!
- 本の長さ274ページ
- 言語日本語
- 出版社竹書房
- 発売日1996/5/20
- ISBN-104812401267
- ISBN-13978-4812401262
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登録情報
- 出版社 : 竹書房 (1996/5/20)
- 発売日 : 1996/5/20
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 274ページ
- ISBN-10 : 4812401267
- ISBN-13 : 978-4812401262
- Amazon 売れ筋ランキング: - 59,653位本 (の売れ筋ランキングを見る本)
- カスタマーレビュー:
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カスタマーレビュー
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2013年9月11日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ずっと読んでみたかった漫画です。
噂に聞く、日本一泣ける四コマ漫画です。
存在は知っていましたが、愛蔵版として出ているとは知りませんでした(色々なサイズがあるようです)。
映画を観て面白かったので、原作もぜひ読んでみたくなりました。
原作の方がシンプルで、生活感がありました。
四コマ形式という短い起承転結でも、登場人物の気持ちが良く表現されていました。
一気に読み進め、じんわり胸が暖かくなりました。
ぜひ、色んな人に読んでもらいたいので、近隣の図書館へ寄贈しました。
噂に聞く、日本一泣ける四コマ漫画です。
存在は知っていましたが、愛蔵版として出ているとは知りませんでした(色々なサイズがあるようです)。
映画を観て面白かったので、原作もぜひ読んでみたくなりました。
原作の方がシンプルで、生活感がありました。
四コマ形式という短い起承転結でも、登場人物の気持ちが良く表現されていました。
一気に読み進め、じんわり胸が暖かくなりました。
ぜひ、色んな人に読んでもらいたいので、近隣の図書館へ寄贈しました。
2007年12月9日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
こんな漫画があるなんて!
映画を観てから原作を買いました。
もう、笑いまくり泣きまくりで実に忙しい映画でしたが、
最後にはじーーーーーんときました。
あの最後のシーンで幸江が言うせりふは、
原作そのままだったのだと知り、
ますます原作にはまりました。
映画でもそうでしたが原作でも幸江の親友、熊本さんのキャラがいい。
彼女が子供時代に誰にも見せない苦労や苦しみ、
そして大人になってから得る穏やかな暮らしは、
りん、と人生に向かって立っているあの中学時代があるからこそ際立つもの。
裏切って後に熊本さんのところに戻ってきた虫のいい幸江に対して、
熊本さんがきちんと怒ってけんかして許すシーンは、
何度見ても泣けます。ほんとうにかっこいい!
もっと作者のほかの本も読みたい。
映画を観てから原作を買いました。
もう、笑いまくり泣きまくりで実に忙しい映画でしたが、
最後にはじーーーーーんときました。
あの最後のシーンで幸江が言うせりふは、
原作そのままだったのだと知り、
ますます原作にはまりました。
映画でもそうでしたが原作でも幸江の親友、熊本さんのキャラがいい。
彼女が子供時代に誰にも見せない苦労や苦しみ、
そして大人になってから得る穏やかな暮らしは、
りん、と人生に向かって立っているあの中学時代があるからこそ際立つもの。
裏切って後に熊本さんのところに戻ってきた虫のいい幸江に対して、
熊本さんがきちんと怒ってけんかして許すシーンは、
何度見ても泣けます。ほんとうにかっこいい!
もっと作者のほかの本も読みたい。
2004年7月22日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
“やくざ”くずれのイサオ、ヒモのような彼にひたすら尽くすユキエ。若いともいえない二人の、アパート生活を描いた4コマ漫画。ご多分にもれず、この作品を知ったのは、某番組のおかげで話題になったから。
イサオは、パートするユキエの給料を、酒と賭け事に注ぎ込む。また、ちゃぶ台を、食事がまずいといってはひっくり返し、そうでなくてもひっくり返す。その度に、ユキエが後片付けをし、泣きながら家を飛び出すのである。配達に汗を流す彼女を見て、恥じ入っても、自分で働こうとは絶対にしない。「亭主関白の人が読んで喜ぶ」といわれても仕方ない、イサオの身勝手さ。
でも、ユキエは、そんなイサオを心の底から愛している。時に怪我をしたり、なけなしの生活費を奪われても、直ぐイサオに甘える。「なぜ、そんなにされても一?」最初読んだ時、ありえないようなユキエの献身は、異様にすら思えた。「漫画だから」、そうも思った。
でも、その答えは、読み進めて行く読者の前に次第に現れる。母との別れ、極貧の少女時代、親友、そしてイサオとの出会い・・。最後には、ユキエが揺るぎ無い喜びを持っていること、そしてその理由をはっきりと教えてくれるのだ。その時、無残にも見えた生活が、二人にとっては全然別の意味があったことを思い知らされる。しかも、大きな感動をもって・・。つくづく凄い、そして力強い漫画だと思う。(「すべてが・・」というイサオのセリフには、何度読んでも泣かされてしまう)
二人の周りのキャラクターも、愛すべき人間ばかり(世話好きなおばちゃん、ユキエを慕うパートのマスターなど)だけど、なんといっても、作者のユキエに対する愛情をひしひしと感じる。ほおがげっそりこけているユキエが、次第にどんなヒロインより魅力的に見えてくるのだから・・。
イサオは、パートするユキエの給料を、酒と賭け事に注ぎ込む。また、ちゃぶ台を、食事がまずいといってはひっくり返し、そうでなくてもひっくり返す。その度に、ユキエが後片付けをし、泣きながら家を飛び出すのである。配達に汗を流す彼女を見て、恥じ入っても、自分で働こうとは絶対にしない。「亭主関白の人が読んで喜ぶ」といわれても仕方ない、イサオの身勝手さ。
でも、ユキエは、そんなイサオを心の底から愛している。時に怪我をしたり、なけなしの生活費を奪われても、直ぐイサオに甘える。「なぜ、そんなにされても一?」最初読んだ時、ありえないようなユキエの献身は、異様にすら思えた。「漫画だから」、そうも思った。
でも、その答えは、読み進めて行く読者の前に次第に現れる。母との別れ、極貧の少女時代、親友、そしてイサオとの出会い・・。最後には、ユキエが揺るぎ無い喜びを持っていること、そしてその理由をはっきりと教えてくれるのだ。その時、無残にも見えた生活が、二人にとっては全然別の意味があったことを思い知らされる。しかも、大きな感動をもって・・。つくづく凄い、そして力強い漫画だと思う。(「すべてが・・」というイサオのセリフには、何度読んでも泣かされてしまう)
二人の周りのキャラクターも、愛すべき人間ばかり(世話好きなおばちゃん、ユキエを慕うパートのマスターなど)だけど、なんといっても、作者のユキエに対する愛情をひしひしと感じる。ほおがげっそりこけているユキエが、次第にどんなヒロインより魅力的に見えてくるのだから・・。
ベスト1000レビュアー
Amazonで購入
昔から絵柄は知っていましたが、「ああ、なんかつまらない4コマ漫画を書く人だよね」というぐらいの印象しかありませんでした。
今は自分の間違った思い込みを恥じるばかりです。
いや、たとえば上巻のある数ページだけを切り取ってみれば、「つまらない4コマ漫画」という印象は正しかったのかもしれないと今でも思います。、
しかし、ブルースのフレーズのように繰り返されるどこにも行き場の無い内縁関係の二人の不毛な日々の背景に潜む秘密があからさまになっていく下巻後半の勢いは圧巻で、ただただ止めようもない涙に抗いながらページをめくるしかない体験を経た今となっては…。
この作品に出会うきっかけを与えてくれたamazonのレビュワーさんたちに、ただただ感謝、です。
今は自分の間違った思い込みを恥じるばかりです。
いや、たとえば上巻のある数ページだけを切り取ってみれば、「つまらない4コマ漫画」という印象は正しかったのかもしれないと今でも思います。、
しかし、ブルースのフレーズのように繰り返されるどこにも行き場の無い内縁関係の二人の不毛な日々の背景に潜む秘密があからさまになっていく下巻後半の勢いは圧巻で、ただただ止めようもない涙に抗いながらページをめくるしかない体験を経た今となっては…。
この作品に出会うきっかけを与えてくれたamazonのレビュワーさんたちに、ただただ感謝、です。
VINEメンバー
Amazonで購入
薦める人が多かったので読んでみたが、何か、古い。
ただの4コママンガかと思いきや、それがいつのまにか、とある一人の女性の人生を描く大河4コマとなっている。最初が4コマだったからこそできる、思わず感動する一冊。
しかし、個人的にはあまり感情移入できなかった。題材としては共感できる要素が揃ってるはずなのに。似たような舞台設定で同じく4コママンガが連なってストーリーになっている『ゆんぼくん』は感情移入できたし泣けたのに。
男の著者が描いた女性が主人公の物語と、女の著者が描いた男の子が主人公の物語という比較はあまり意味はないか。2つの物語を隔てているのはジェンダーよりも世代間の差か。
しかし、ゆんぼくんの時代設定が新しいかというと、そんなことはない。自分が子供の頃には、あんな子供はいなかった。それでも感情移入できるのは何故か。
要は相性か。業田良家のマンガは『面接の達人』読んだときからあまり好きじゃなかったし。絵も好きくないが、それ以上にストーリーが生理的に受け付けない。
それでも、『自虐の詩』は相性を超えておもしろいマンガだとは思います。
ただの4コママンガかと思いきや、それがいつのまにか、とある一人の女性の人生を描く大河4コマとなっている。最初が4コマだったからこそできる、思わず感動する一冊。
しかし、個人的にはあまり感情移入できなかった。題材としては共感できる要素が揃ってるはずなのに。似たような舞台設定で同じく4コママンガが連なってストーリーになっている『ゆんぼくん』は感情移入できたし泣けたのに。
男の著者が描いた女性が主人公の物語と、女の著者が描いた男の子が主人公の物語という比較はあまり意味はないか。2つの物語を隔てているのはジェンダーよりも世代間の差か。
しかし、ゆんぼくんの時代設定が新しいかというと、そんなことはない。自分が子供の頃には、あんな子供はいなかった。それでも感情移入できるのは何故か。
要は相性か。業田良家のマンガは『面接の達人』読んだときからあまり好きじゃなかったし。絵も好きくないが、それ以上にストーリーが生理的に受け付けない。
それでも、『自虐の詩』は相性を超えておもしろいマンガだとは思います。
2014年5月9日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
三浦しをんさんのエッセイで知り読みました。みなさんがおっしゃるとおり、上巻は一見同じようなエピソードの繰り返しに感じられて、読み通すのがけっこう骨でしたが、徐々に伏線が、下巻で一気に幸江の過去に、そして、、、ほぼ四コマ漫画の繰り返しで全体が幸江の人生になってます。話が時代感があるというか、泥臭い?ところがあり、絵がちょっと苦手、という方もいるかもしれませんが(私もそうですが)、こういう構成の作品は初めて。あとラストが非常にいい。
再度読み直すと、当初と幸江や周囲の人間の印象が全く変わります。下巻もいっしょに読んでみてほしいです。
再度読み直すと、当初と幸江や周囲の人間の印象が全く変わります。下巻もいっしょに読んでみてほしいです。






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