タイトルに惹かれて購入してみた。
内容は、見出しで項目が分かれていても、文章が前の項目からそのまま続いている箇所があり、項目ごとにまとまっていない箇所が散見される。
結局何が言いたいのか?斟酌すればこのように言いたいのだな、と思って理解してみると、今度は前の段の見出しは著者の伝えたいことではなくなっている。
といったような齟齬を感じる読みにくさやまとまりの悪さが気になった。
「筋道の通った文章は、心地良く、説得力に満ちています」と著しているが、率直に申すと、読んでいて知的好奇心を掻き立てられることはほぼ無く、腑に落ちる感覚も訪れることがなかった。
しいて挙げれば、書評をまとめた「朝日書評大成」ヤ「書評大全」の存在や、時間管理として使用している時計「セイコースタディタイム」についてなど知ることが出来たことは良かった点か。それで1.5点、四捨五入しての星2つです。
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