名越康文「自分を支える心の技法」を読みました。
先日のNHK番組「水木しげる特集」で名越さんのコメントの素晴らしさに舌を巻きました。
どんな人だろうとの興味から、この本を手にしました。
精神科医で評論家ですね。
WEBマガジンで評判となった「対人関係やセルフコントロールにつながる心理的技法」を本にした内容です。
悩みの多くは対人関係であり、その解決には自分の心と向き合うしかない、と説いて具体的な内容にはいります。
1.自分の心を見つめる、知る
2.怒りの原因と害
3.対人関係をストレスにしない方法
4.明るさを生み出す「心の基準点」つくり
5.瞑想法
6.性格分類
などです。
「怒り」についての心理分析が緻密で、日常生活上で役に立ちそうです。
怒りのもたらすマイナス面は恐ろしいほどで、百害あって一利なしです。
瞑想法の中で呼吸法がありますが、呼吸法の難しさについて書かれています。
私は、不眠症を治療するため、呼吸法を色々試しました。
禅、ヨガ、自律神経失調症治療法などです。
今は、自分に効果的だった腹式深呼吸法で、不眠症は治りましたし、心を落ち着ける方法としてこの呼吸法をよく使います。
この本に書かれている呼吸法、瞑想法は実益的でした。
固定観念にとらわれることなく仏教、おまじないなどからも有用であり心理学上の理屈に合っていると思えば、取り入れる柔軟な姿勢は好感が持てます。
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