単なる「他者への思いやり」を勧める本ではないですよ。
私はこの本と、「バカの壁」、「許すということ」の3書で人間関係の諸問題は瓦解すると思っています。
要約するなら「目からウロコを落とす本」ということだと思います。
大抵の人が自己の信念や美学の「殻」に閉じ籠って、人や社会を見ていて、他者の価値観なんて理解しないで断定して生きてるよね、みんなそのことに気がつかず、日々起こりうる出来事に、自分の目だけで反応している。
そのことにまず気がつこう、という内容です。
ちょうどあたかも映画「マトリックス」でみんな「システム」に現代社会で生活する「夢」を見させられていて、その実、システムが稼働するためのエネルギーを吸い取られていて、それに気づいていない、というくらい、この書籍で書かれている「箱」に閉じ籠って世の中を見ているか、自分の箱を飛び出して俯瞰できるか、それくらいの違いがあると思います。
三角測量を用いることで、正確な距離を導きだして精緻な地図を描けるように、他者との距離感を立体的に掴めるようになるとさえ思います。
少なくとも、自分の中ではそのように他者を分析しながら受け止められるようにはなると思います。
もちろん、義憤することやすれ違うこと、誤解を受けることにより、余計に苦しんだりすることもありますが、以前よりは平穏に過ごせるようになりました。
簡単な要約はかえって箱になりますよ。
自分の小さな「箱」から脱出する方法 (日本語) 単行本(ソフトカバー) – 2006/10/19
アービンジャー インスティチュート
(著),
金森 重樹
(著),
冨永 星
(著)
&
0
その他
金森 重樹
(著)
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本の長さ280ページ
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言語日本語
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出版社大和書房
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発売日2006/10/19
-
ISBN-104479791779
-
ISBN-13978-4479791775
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商品の説明
著者からのコメント
アメリカ・ユタ州に拠点を置く研究所。哲学者T.ウォーナー
が創設メンバーに加わっていたという異色の集団。現在ではビジネス、法律、経
済、哲学、教育、心理学の専門家が一堂に会し、組織内にある人間関係の諸問題
を解決することによって、収益性を高めようという独自のマネージメント研修や
コンサルティング業務を行なっている。ちなみにarbingerとは先駆けの意。
が創設メンバーに加わっていたという異色の集団。現在ではビジネス、法律、経
済、哲学、教育、心理学の専門家が一堂に会し、組織内にある人間関係の諸問題
を解決することによって、収益性を高めようという独自のマネージメント研修や
コンサルティング業務を行なっている。ちなみにarbingerとは先駆けの意。
出版社からのコメント
「これまで装幀した本の中で一番面白い本かも。」
----寄藤文平
----寄藤文平
著者について
アメリカ・ユタ州に拠点を置く研究所。
哲学者T.ウォーナーが創設メンバーに加わっていたという異色の集団。
現在ではビジネス、法律、経済、哲学、教育、心理学の専門家が一堂に会し、
組織内にある人間関係の諸問題を解決することによって収益性を高めようという
独自のマネージメント研修やコンサルティング業務を行なっている。
ちなみにarbingerとは先駆けの意。
哲学者T.ウォーナーが創設メンバーに加わっていたという異色の集団。
現在ではビジネス、法律、経済、哲学、教育、心理学の専門家が一堂に会し、
組織内にある人間関係の諸問題を解決することによって収益性を高めようという
独自のマネージメント研修やコンサルティング業務を行なっている。
ちなみにarbingerとは先駆けの意。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
金森/重樹
1970年生まれ。東大法学部卒。ビジネスプロデューサー。投資顧問業・有限会社金森実業代表。物件情報の提供から、融資付け、賃貸募集の支援まで行う会員組織「通販大家さん」を運営し、会員が億単位の資産形成をするのをサポート。読者数18万人のメールマガジン、「回天の力学」の発行者として、マーケティング業界でも著名(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
1970年生まれ。東大法学部卒。ビジネスプロデューサー。投資顧問業・有限会社金森実業代表。物件情報の提供から、融資付け、賃貸募集の支援まで行う会員組織「通販大家さん」を運営し、会員が億単位の資産形成をするのをサポート。読者数18万人のメールマガジン、「回天の力学」の発行者として、マーケティング業界でも著名(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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2019年5月9日に日本でレビュー済み
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2018年12月18日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
話題だったので読もうという単純な動機で読みました。
単刀直入に書きます。
人を思いやってごらん。
を、ダラダラと書いた本です。
箱とは自己中心的な考えだと思ってください。
その箱を破った先に素晴らしい世界があるよと。
その世界とは普通に育てば身についている「思いやり」の世界です。
海外で高評価がつくのは分かります。自己中が多いと聞きますので。
しかし、日本で高評価がついていることに驚きです。
良い点を挙げるとすれば「思いやり」に溢れている日本に生まれてよかったと実感できるぐらいです。
単刀直入に書きます。
人を思いやってごらん。
を、ダラダラと書いた本です。
箱とは自己中心的な考えだと思ってください。
その箱を破った先に素晴らしい世界があるよと。
その世界とは普通に育てば身についている「思いやり」の世界です。
海外で高評価がつくのは分かります。自己中が多いと聞きますので。
しかし、日本で高評価がついていることに驚きです。
良い点を挙げるとすれば「思いやり」に溢れている日本に生まれてよかったと実感できるぐらいです。
2018年10月21日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
簡単には要約すると「人のことを思って行動しましょう」というところか。
「箱に入っている状態」=「自分のことしか考えていない」
「箱の外に出るには」=「相手の立場に立って行動する」
よくもこんな簡単なことをこれだけの文章にできたものだと感心する。
まあ、確かにソレは簡単なことではないかもしれない。しかし、他の啓発本には「人に親切にしましょう」なんて2ページで書かれている内容です。
読む価値がないとは言いませんが、解りづらくて、要約したときにガッカリしました。
「箱に入っている状態」=「自分のことしか考えていない」
「箱の外に出るには」=「相手の立場に立って行動する」
よくもこんな簡単なことをこれだけの文章にできたものだと感心する。
まあ、確かにソレは簡単なことではないかもしれない。しかし、他の啓発本には「人に親切にしましょう」なんて2ページで書かれている内容です。
読む価値がないとは言いませんが、解りづらくて、要約したときにガッカリしました。
2018年11月29日に日本でレビュー済み
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大事なテーマではあるが、コンセプトレベルの話が、会話を中心にダラダラと続く (全部で270ページくらい)。まとめたら数ページで終わるくらいのメッセージ。もともと小説形式のビジネス書が苦手なのと、翻訳の文体との相性が合わず、読んでいてイライラしてしまった。時間のムダだった。
まえがき部分の、「ちょっとイイ話」も、愛人問題を抱えた知り合いの経営者が出てきて、嫌悪感を覚えた。監修の金森氏という人は、投資や不動産業がご専門の方のようで、なぜこの本の監修をしているかが謎。
まえがき部分の、「ちょっとイイ話」も、愛人問題を抱えた知り合いの経営者が出てきて、嫌悪感を覚えた。監修の金森氏という人は、投資や不動産業がご専門の方のようで、なぜこの本の監修をしているかが謎。
2020年3月31日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
自分の小さな「箱」。読む前は低い目線やビジネスにおける大きな視野のことを言っているのかと思いました。ところが読んでいくと、まさに自分が一番悩んでいること(対人関係)と、自らの心のありようを言っているとわかり、一気に読み進んでいきました。
私自身のことを知っているのか?と思うくらい、身につまされることばかり。自分自身の「箱」に気づいた瞬間、箱の外に出ることができ、家族とも距離が近づきました。私が出会った最も素晴らしい本の一つです。特にビジネスの最先端で多忙を極めている人に読んで頂きたいと思います。
私自身のことを知っているのか?と思うくらい、身につまされることばかり。自分自身の「箱」に気づいた瞬間、箱の外に出ることができ、家族とも距離が近づきました。私が出会った最も素晴らしい本の一つです。特にビジネスの最先端で多忙を極めている人に読んで頂きたいと思います。
2019年8月4日に日本でレビュー済み
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人間関係で悩んでる人は是非読んで欲しい本。どんなにクズで非道い奴だと思っている相手でも、その人とのトラブルの原因を作り出しているのは自分にもあるのだと気づかせてくれる。また、トラブルに本当に全て相手に責任があるとしても、自分がトラブルをさらに助長させるような態度をとっている可能性があることがわかる。面白かったのは行動を変えても効果はなく、心の奥底で相手をどう思っているかを変えないと「箱」からは出られないということ。相手が悪いという考えをやめ、自分に非はなかったか?を考えられるようにならなければいけない。