YouTubeで紹介されていたので、この本を読んだが、文章はとても難解だ。正直に言えば、
1割も理解できなかった。この本を読んで理解出来たのは岡本太郎という天才の個性その
ものだ。著者は小学校1年生の時に、画一的な教育になじめず学校を4校もかわった。また、
小学校で哲学書を読んでいるような天才だった。とても、一般の人と同列に考えることは
出来ない。
著者は若い時、10年ほどパリに留学し、ソルボンヌ大学やパリ大学に学んだ。哲学もよく
学んだようだ。日本に帰ってきて戦後、一人で猛烈に戦い始めたとき、著者は異端者扱い
され、村八分を食った。しかし、著者は自分の意思を貫く。
この本で特に印象的だったのは、有名な「芸術は爆発だ」の生まれたくだりだ。著者は、
子供の頃から自分の胸の奥深いところで、神聖な火が燃えているという動かしがたい感覚
を持っていたようだ。その火を周囲は押しつぶそうとしたが、著者は孤独な戦いを続ける。
あるとき悟る。神聖な火を守ろうとするのではなく、己自身と戦い、自分自身を突き飛ば
せば良い。炎はその瞬間燃え上がり、あとは無。-- 爆発するのだ。
この本は難解だが、理解を超えたところで、著者からの強いメッセージを受け取れる感じ
がする。これだけ、生きることに真剣だった人の存在を知っただけでも収穫だった。ひる
がえって、自分は生きることに真剣に向き合えているだろうかと反省させられる。自分の
人生で道に迷ったとき、また手に取ってみたいと思う。
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自分の中に毒を持て<新装版> (青春文庫) 文庫 – 2017/12/9
購入を強化する
“才能なんて勝手にしやがれだ"
“だめ人間なら、そのマイナスに賭けてみろ"
岡本太郎の遺した作品と言葉は、いまでも私たちに鋭く問いかけています。
瞬間を生き抜く、岡本太郎のパッションは、強い力をもって私たちの生命にズシンと響くのです。
歓喜と驚きに満ちた人生を、あらためてつかみとってください。
長年愛されてきたロングセラー『自分の中に毒を持て』の新装版です。
文字が大きく読みやすくなり、カラー口絵付きで、パワーアップして生まれ変わりました!
“だめ人間なら、そのマイナスに賭けてみろ"
岡本太郎の遺した作品と言葉は、いまでも私たちに鋭く問いかけています。
瞬間を生き抜く、岡本太郎のパッションは、強い力をもって私たちの生命にズシンと響くのです。
歓喜と驚きに満ちた人生を、あらためてつかみとってください。
長年愛されてきたロングセラー『自分の中に毒を持て』の新装版です。
文字が大きく読みやすくなり、カラー口絵付きで、パワーアップして生まれ変わりました!
- 本の長さ256ページ
- 言語日本語
- 出版社青春出版社
- 発売日2017/12/9
- 寸法10.6 x 1.4 x 14.9 cm
- ISBN-104413096843
- ISBN-13978-4413096843
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商品の説明
著者について
芸術家。1911年生まれ。29年に渡仏し、30年代のパリで抽象芸術やシュルレアリスム運動に参加。
パリ大学でマルセル・モースに民族学を学び、ジョルジュ・バタイユらと活動をともにした。
40年帰国。戦後日本で前衛芸術運動を展開し、問題作を次々と社会に送り出す。
51年に縄文土器と遭遇し、翌年「縄文土器論」を発表。
70年大阪万博で太陽の塔を制作し、国民的存在になる。
96年没。いまも若い世代に大きな影響を与え続けている。
パリ大学でマルセル・モースに民族学を学び、ジョルジュ・バタイユらと活動をともにした。
40年帰国。戦後日本で前衛芸術運動を展開し、問題作を次々と社会に送り出す。
51年に縄文土器と遭遇し、翌年「縄文土器論」を発表。
70年大阪万博で太陽の塔を制作し、国民的存在になる。
96年没。いまも若い世代に大きな影響を与え続けている。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
岡本/太郎
芸術家。1911年生まれ。29年に渡仏し、30年代のパリで抽象芸術やシュルレアリスム運動に参画。パリ大学でマルセル・モースに民族学を学び、ジョルジュ・バタイユらと活動をともにした。40年帰国。戦後日本で前衛芸術運動を展開し、問題作を次々と社会に送り出す。51年に縄文土器と遭遇し、翌年「縄文土器論」を発表。70年大阪万博で『太陽の塔』を制作し、国民的存在になる。96年没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
芸術家。1911年生まれ。29年に渡仏し、30年代のパリで抽象芸術やシュルレアリスム運動に参画。パリ大学でマルセル・モースに民族学を学び、ジョルジュ・バタイユらと活動をともにした。40年帰国。戦後日本で前衛芸術運動を展開し、問題作を次々と社会に送り出す。51年に縄文土器と遭遇し、翌年「縄文土器論」を発表。70年大阪万博で『太陽の塔』を制作し、国民的存在になる。96年没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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カスタマーレビュー
5つ星のうち4.4
星5つ中の4.4
3,231 件のグローバル評価
評価はどのように計算されますか?
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私は、この本の初版を本屋さんで立ち読みして買いました。1988年(昭和63)年1月15日 第1刷です。当時ソフトカバーで680円でした。岡本太郎さんは、1980年前後に、週刊プレイボーイ誌で「にらめっこ問答」という人生相談みたいなのを担当していました。読者からの投書と岡本さんの返事みたいなものです。この本は、にらめっこ問答ではありませんが、それと似ていて、迷ったときに危険な方へという、本当に大丈夫かと思う内容ですが、岡本さんの子供時代やパリ時代や戦争や恋愛や仕事などの経験とともに、本当に分かりやすく、お辞儀の仕方、人間関係、男女関係、上下関係、就職、結婚、自信がないとき、など具体的に書かれています。表題の通り、一般常識とは違いますが、本当に、自分でもできそうな気がしてきますし、自分なりに できてしまいます。自分の中からエネルギーが湧き上がってくる感じです。大人になっても無条件な子供の心を呼び覚ましてくれます。文章の合間にある墨の挿絵(さしえ)と短い言葉も印象的です。岡本太郎さんは大阪万博の太陽の塔が有名ですが、テレビの対談やバラエティーや仮装大賞やCMなどにも出て、身近で、しかも「何だこれは!?」で、本当に人間そのものでした。北杜夫さんと中村メイコさんとの対談では、生まれ変わったら人間じゃなく、カラスだったか? なにか鳥になりたいと言ってました。絵や彫刻や縄文の再発見などと共に、「座ることを拒否する椅子」など自分が使う物や、子供の絵や路上などのイタズラみたいなものや、通販生活という雑誌の商品のコメントなど、面白いことを色々やってました。この本が出た当時、ポピュラー音楽でも、パンクロック・レゲエ・ニューウェーブ・ラップ・ヒップホップなど今に通じる現場からの音楽が路上から広がっていました。安部公房などとともに、国などにとらわれない、難しそうだけど、惹きつけられる、そして自分の中から湧き出てくる、石川淳いうところの言葉を超えた「精神の運動」「感覚の努力の持続」安部公房いうところの「虐げられたものの魂の方向づけ」人間そのものとしして、いつの時代にも通ずると思います。また、UNIX、インターネット、アップル、マイクロソフト、GNU、Linuxなどが育っていった時期とも 重なっているように思います。
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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ベスト500レビュアー
Amazonで購入
250人のお客様がこれが役に立ったと考えています
役に立った
2020年1月5日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
まこなり社長の動画でこの本に興味が湧いて読みました。
衝撃でした。この本の内容にほぼ共感できました。岡本太郎さんほど熱く人生を生き、人間らしくあった人を知りません。
彼のような考え方を持った人が増えれば、どれだけ世の中がいきいきしているか。それは革命なんかでは言い表せなく、新しい人種が生まれた。新しい時代の到来とまで言えてしまうくらい強烈なものです。
しかし、ほとんどの人は彼の考えを理解できたとしても、行動には移せません。彼の考えは真実なのですが、現実としては、理想論で終わってしまいます。とても残酷な願いです。
少しネタバレをしましょう。
彼は最後に人類滅亡の話をします。あなたは、人類が滅亡してしまうことを不安に思う人ですか?
それとも絶対に、滅亡しないと安心している人ですか ?
考えてみてください。
彼の答えは、「人類が滅亡することは光栄である」です。
彼は、人間は無目的に、無条件で命を燃やし、爆発するべきと言っています。つまり、他の動物たちと同じように命をかけて生きる。爆発する。そうしてたどり着いた結果が滅亡だとしても光栄だということです。命の重みはどの植物も動物も同じで、人間以外はみな爆発していると感じたのでしょうね。
とても凡人には理解されない彼の生き方。それによって出る杭は打たれ続け、それでも己と闘い続けた彼の爆発の姿。
己と闘う人や起業家にオススメの本です。
衝撃でした。この本の内容にほぼ共感できました。岡本太郎さんほど熱く人生を生き、人間らしくあった人を知りません。
彼のような考え方を持った人が増えれば、どれだけ世の中がいきいきしているか。それは革命なんかでは言い表せなく、新しい人種が生まれた。新しい時代の到来とまで言えてしまうくらい強烈なものです。
しかし、ほとんどの人は彼の考えを理解できたとしても、行動には移せません。彼の考えは真実なのですが、現実としては、理想論で終わってしまいます。とても残酷な願いです。
少しネタバレをしましょう。
彼は最後に人類滅亡の話をします。あなたは、人類が滅亡してしまうことを不安に思う人ですか?
それとも絶対に、滅亡しないと安心している人ですか ?
考えてみてください。
彼の答えは、「人類が滅亡することは光栄である」です。
彼は、人間は無目的に、無条件で命を燃やし、爆発するべきと言っています。つまり、他の動物たちと同じように命をかけて生きる。爆発する。そうしてたどり着いた結果が滅亡だとしても光栄だということです。命の重みはどの植物も動物も同じで、人間以外はみな爆発していると感じたのでしょうね。
とても凡人には理解されない彼の生き方。それによって出る杭は打たれ続け、それでも己と闘い続けた彼の爆発の姿。
己と闘う人や起業家にオススメの本です。
2018年10月11日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
書評を頻繁にかかれている著名な方のセミナーの中で、本書のことが触れられていましたので、興味を持ち購入しました。
失礼ながら、岡本太郎先生のことをほとんど知らず(TVに一時期出られていたころの印象しかなく)に本書を読ませてもらったのですが、冒頭からすごく惹きつけられる文章で、幼少のころから激烈な人生をおくられているエピソードが出てまいりました。
全体的に、こうあるべきだ、こうであってはいけないはずだ、、とのメッセージ性の強い内容ですが、苛烈な人生をおくられてきた方が語っているだけに、とても納得感が強く、その根拠とされているところもうなづかされる内容が多く、惹きつけられると同時に唸らされます。
特に私的には、【人は幸福を求めるべきではない、じゃあ何を求めるべきか、それは歓喜だ!!】(私の方でものすごく簡略化してしまっています)、、という箇所は、とても心に響くものがありました。
岡本太郎先生が、もの凄い方だということが少しでも分かっただけでも、この本を読んだ価値がありました。
感性があうあわないがあるかもしれませんが、心に響く本を求めている方にはお薦めいたします。
失礼ながら、岡本太郎先生のことをほとんど知らず(TVに一時期出られていたころの印象しかなく)に本書を読ませてもらったのですが、冒頭からすごく惹きつけられる文章で、幼少のころから激烈な人生をおくられているエピソードが出てまいりました。
全体的に、こうあるべきだ、こうであってはいけないはずだ、、とのメッセージ性の強い内容ですが、苛烈な人生をおくられてきた方が語っているだけに、とても納得感が強く、その根拠とされているところもうなづかされる内容が多く、惹きつけられると同時に唸らされます。
特に私的には、【人は幸福を求めるべきではない、じゃあ何を求めるべきか、それは歓喜だ!!】(私の方でものすごく簡略化してしまっています)、、という箇所は、とても心に響くものがありました。
岡本太郎先生が、もの凄い方だということが少しでも分かっただけでも、この本を読んだ価値がありました。
感性があうあわないがあるかもしれませんが、心に響く本を求めている方にはお薦めいたします。
2019年5月22日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
自己啓発系の方のオススメと言うことで、初めて岡本太郎さんの本を手に取ってみました。
タイトルからも期待して読んでみましたが、私がいつも自己啓発でよく聞くのは自分を大事にする事が大切というだったのですが
この本は逆に自分を蹴飛ばしてやるくらいで良いと書かれています。
それも一つの考え方だろうなと思って続きを読んでいましたが
この本は岡本太郎さんが自分の体験した事について書かれており
私が求めていた自分は今後どう思考していけば良いのかについては、私には書いてることが難しくてよくわかりませんでした。
まだ読むには早かった本かもしれません。
タイトルからも期待して読んでみましたが、私がいつも自己啓発でよく聞くのは自分を大事にする事が大切というだったのですが
この本は逆に自分を蹴飛ばしてやるくらいで良いと書かれています。
それも一つの考え方だろうなと思って続きを読んでいましたが
この本は岡本太郎さんが自分の体験した事について書かれており
私が求めていた自分は今後どう思考していけば良いのかについては、私には書いてることが難しくてよくわかりませんでした。
まだ読むには早かった本かもしれません。
2018年7月1日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
「今日の小市民生活は物質的には恵まれている。暮しは昔に比べてはるかに楽になってはいるが、そのために生命の緊張感を失い、逆に空しくなっている。進歩だとか福祉だとかいって、誰もがその状況に甘えてしまっている。システムの中で、安全に生活することばかり考え、危険に体当たりして生きがいを貫こうとすることは稀である」
と現代を憂う岡本氏は、
「社会的状況や世間体とも闘う。アンチである、と同時に自分に対しても闘わなければならない。これはむずかしい。きつい。社会では否定されるだろう。だが、そういうほんとうの生き方を生きることが人生の筋だ」
と説く。
すると日々、我々は様々な岐路に立っていることになる
「何でもない一日のうちに、あれかこれかの決定的瞬間は絶え間なく待ちかまえている。朝、目をさましてから、夜寝るまで。瞬間瞬間に」
そして皆、安全な、間違いない道を選んでしまう。そうではなく危険な道を運命として選ぶのだ、という。
そんな氏は、食えなくても、「好かれる必要はない。売らないという前提で絵を描き、あらゆる面で権威主義にたてつき、いわば常識を超えて、人の言わないことをあえて言い、挑んだ」
「自分自身の生きるスジはだれにも渡してはならないんだ。この気持ちを貫くべきだと思う」
猛毒がぎっしり詰まったまさに爆発しそうな熱量を帯びた岡本太郎のメッセージに読み手もこころの思いがたぎる。
と現代を憂う岡本氏は、
「社会的状況や世間体とも闘う。アンチである、と同時に自分に対しても闘わなければならない。これはむずかしい。きつい。社会では否定されるだろう。だが、そういうほんとうの生き方を生きることが人生の筋だ」
と説く。
すると日々、我々は様々な岐路に立っていることになる
「何でもない一日のうちに、あれかこれかの決定的瞬間は絶え間なく待ちかまえている。朝、目をさましてから、夜寝るまで。瞬間瞬間に」
そして皆、安全な、間違いない道を選んでしまう。そうではなく危険な道を運命として選ぶのだ、という。
そんな氏は、食えなくても、「好かれる必要はない。売らないという前提で絵を描き、あらゆる面で権威主義にたてつき、いわば常識を超えて、人の言わないことをあえて言い、挑んだ」
「自分自身の生きるスジはだれにも渡してはならないんだ。この気持ちを貫くべきだと思う」
猛毒がぎっしり詰まったまさに爆発しそうな熱量を帯びた岡本太郎のメッセージに読み手もこころの思いがたぎる。
2019年5月14日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
すごく良いことも書いてありますが、自分をとても追い込む内容が多くて、現在試練に直面していたら大いに助けになると思う。
ですが私はここまでの精神状態に追い込まれて私は読んでて逆に辛くなりました。
ですが私はここまでの精神状態に追い込まれて私は読んでて逆に辛くなりました。
2021年4月17日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
現在、メンタル不調による心身症と診断されている中で岡本太郎先生から何か得られるモノがあるかと思い手に取りました。
結論。今では無い思いました。
瞬間瞬間を生きろ!
迷ったら厳しい道に進め!
常識人間になるな!
その通りです。
社会に出てから岡本太郎先生程ではないが、そのように私も自分なりに常に必死で終わらないゴールを目指し何十年と生きてきました。
しかし限界点でポキっと折れて今は病院通いです。
他人からあれこれ言われないでも高い目標を持ち常に頑張ってる人。
頑張る事が当たり前だと思ってる人。
頑張る事に疲れて一呼吸置きたい人。
これらの人に、この本の内容は本当の「毒」になります。
この手の人間は休む事が出来ないので、このような自己啓発本を読むとまだまだ、努力が足りない。甘えているとなり負のスパイラルにハマります。
この本を読むべき人は
特に目標も無く惰性で生きている人。
何だか頑張れない人。
なにかを頑張ろうと思って生きた事がない人。
には、よい「毒」になると思います。
私は、走り続けた自分を労りたいので、今では無いと思いました。
結論。今では無い思いました。
瞬間瞬間を生きろ!
迷ったら厳しい道に進め!
常識人間になるな!
その通りです。
社会に出てから岡本太郎先生程ではないが、そのように私も自分なりに常に必死で終わらないゴールを目指し何十年と生きてきました。
しかし限界点でポキっと折れて今は病院通いです。
他人からあれこれ言われないでも高い目標を持ち常に頑張ってる人。
頑張る事が当たり前だと思ってる人。
頑張る事に疲れて一呼吸置きたい人。
これらの人に、この本の内容は本当の「毒」になります。
この手の人間は休む事が出来ないので、このような自己啓発本を読むとまだまだ、努力が足りない。甘えているとなり負のスパイラルにハマります。
この本を読むべき人は
特に目標も無く惰性で生きている人。
何だか頑張れない人。
なにかを頑張ろうと思って生きた事がない人。
には、よい「毒」になると思います。
私は、走り続けた自分を労りたいので、今では無いと思いました。