アイディアや発想は広告代理店のクリエイターなどを生業にする人たちの専売特許ではないし、彼等に自動的に備わっているものではない。
彼等だって「発想」のトレーニングを日々積んでいるし、この「発想力」についてはじつは誰にでも身につけることができるスキルなのだ。
本書ではその具体的な方法が紹介されている。どれも簡単で1日10分程度の時間を割けばできることばかり。
アイディアや発想が必要なのは何もビジネスの現場やクリエイティビティなシーンだけではない、
マンション管理組合の月に一度の会合で、学校のPTAで、どうしたら部活動のメンバーがもっと一生懸命練習をするようになるか、
などなど、ちょっと思い起こしてみても日常のあらゆる場面で求められることが多いことに驚くだろう。
“一度、自転車に乗れるようになると、乗れなかったときのヘタクソなこぎ方はできなくなる。どうがんばっても、
きちんと自転車に乗れてしまう。乗れると、楽しくなる。どんどんこぐ。どんどん進む。そんなふうにしてアイデアは出続ける。…発想力が身に付いてしまうと、発想せずにはいられない体になってしまう。” (p.24)
欄外に紹介されるオススメ本も興味深い。カオス状態だった自分の頭のなかがきれいに整理される、
同じ事象でも異なる切り口を探ることができるようになる。それを手にするのは、この本に書かれていることを実行に移した者のみだ。
この商品をお持ちですか?
マーケットプレイスに出品する

無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません 。詳細はこちら
Kindle Cloud Readerを使い、ブラウザですぐに読むことができます。
携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。
自分だけにしか思いつかないアイデアを見つける方法―“企画の魔眼”を手に入れよう 単行本(ソフトカバー) – 2010/12/22
人気ゲームクリエイターとして活躍中の著者が、クリエイティブシンキングのノウハウを紹介する本。著者の表現力、発想力に関する講義をベースに、一般向けに具体例を交えてやさしく解説します。
- ISBN-104532491053
- ISBN-13978-4532491055
- 出版社日本経済新聞出版
- 発売日2010/12/22
- 言語日本語
- 本の長さ191ページ
この商品を見た後に買っているのは?
ページ: 1 / 1 最初に戻るページ: 1 / 1
商品の説明
内容(「BOOK」データベースより)
「ぷよぷよ」を作った人気ゲームクリエイターが、若手育成カリキュラムの中から生み出したトレーニング法を公開!真の発想力を身につけるための実践的方法をやさしく解説します。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
米光/一成
ゲームクリエイター、立命館大学映像学部教授。1964年広島県生まれ。『ぷよぷよ』『トレジャーハンターG』『バロック』などゲーム監督・脚本・企画を多数手がけ、独特の世界観作りに定評がある。ネットワークゲーム・携帯コンテンツ・WEB記事の制作など、幅広く活躍中。西武池袋コミュニティカレッジ「表現道場」講師、宣伝会議「編集ライター講座上級クラス」専任講師などを務め、表現力、発想力を鍛えるための教育活動に取り組んでいる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
ゲームクリエイター、立命館大学映像学部教授。1964年広島県生まれ。『ぷよぷよ』『トレジャーハンターG』『バロック』などゲーム監督・脚本・企画を多数手がけ、独特の世界観作りに定評がある。ネットワークゲーム・携帯コンテンツ・WEB記事の制作など、幅広く活躍中。西武池袋コミュニティカレッジ「表現道場」講師、宣伝会議「編集ライター講座上級クラス」専任講師などを務め、表現力、発想力を鍛えるための教育活動に取り組んでいる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
Kindle化リクエスト
このタイトルのKindle化をご希望の場合、こちらをクリックしてください。
Kindle をお持ちでない場合、こちらから購入いただけます。 Kindle 無料アプリのダウンロードはこちら。
このタイトルのKindle化をご希望の場合、こちらをクリックしてください。
Kindle をお持ちでない場合、こちらから購入いただけます。 Kindle 無料アプリのダウンロードはこちら。
登録情報
- 出版社 : 日本経済新聞出版 (2010/12/22)
- 発売日 : 2010/12/22
- 言語 : 日本語
- 単行本(ソフトカバー) : 191ページ
- ISBN-10 : 4532491053
- ISBN-13 : 978-4532491055
- Amazon 売れ筋ランキング: - 228,090位本 (の売れ筋ランキングを見る本)
- - 242位ビジネス企画
- カスタマーレビュー:
この商品を買った人はこんな商品も買っています
ページ: 1 / 1 最初に戻るページ: 1 / 1
著者について
著者をフォローして、新作のアップデートや改善されたおすすめを入手してください。

著者の本をもっと発見したり、よく似た著者を見つけたり、著者のブログを読んだりしましょう
カスタマーレビュー
5つ星のうち3.7
星5つ中の3.7
7 件のグローバル評価
評価はどのように計算されますか?
全体的な星の評価と星ごとの割合の内訳を計算するために、単純な平均は使用されません。その代わり、レビューの日時がどれだけ新しいかや、レビューアーがAmazonで商品を購入したかどうかなどが考慮されます。また、レビューを分析して信頼性が検証されます。
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2014年4月29日に日本でレビュー済み
違反を報告する
Amazonで購入
5人のお客様がこれが役に立ったと考えています
役に立った
2011年2月2日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
電球と緑色の背景イメージにインスピレーションを感じて購入しました。
◆分り易く実用性がある内容◆
こういったアイディアを生み出す方法論系の本は何冊か読んだ事がありますが、
この本は「自然とアイディアを生み出す体質になるための訓練本」といったところです。
その訓練の仕方も日ごとにわけ、順序立てて紹介しているため大変分り易いです。
自分も実際トライしてみましたが、読む前よりも考え方がスッキリしたように思います。
しかし、実際にその訓練をしなければ身につけられないということで、読者の努力を必要とするので星を4としています。
※努力が要らない方法論があれば苦労はしませんね。
◆理屈より感覚、直感を優先する訓練◆
どちらかと言うと感覚的、直感的な要素が強いので理論を優先する人向けではないかもしれません。
しかし普段理屈っぽい考え方や理系的な考え方に偏っていると思う人であれば、
感覚的、直感的なアプローチであることを理解した上で本書を読めば今までにない発見が得られる本になるのではないでしょうか。
個人的にはとても気に入った本です。
◆分り易く実用性がある内容◆
こういったアイディアを生み出す方法論系の本は何冊か読んだ事がありますが、
この本は「自然とアイディアを生み出す体質になるための訓練本」といったところです。
その訓練の仕方も日ごとにわけ、順序立てて紹介しているため大変分り易いです。
自分も実際トライしてみましたが、読む前よりも考え方がスッキリしたように思います。
しかし、実際にその訓練をしなければ身につけられないということで、読者の努力を必要とするので星を4としています。
※努力が要らない方法論があれば苦労はしませんね。
◆理屈より感覚、直感を優先する訓練◆
どちらかと言うと感覚的、直感的な要素が強いので理論を優先する人向けではないかもしれません。
しかし普段理屈っぽい考え方や理系的な考え方に偏っていると思う人であれば、
感覚的、直感的なアプローチであることを理解した上で本書を読めば今までにない発見が得られる本になるのではないでしょうか。
個人的にはとても気に入った本です。
2017年6月20日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
本話読んで、初めて前世療法を受けた時のことを思い出した。
そういった類の施術を受ける際はどういう状況であれ、少なからず緊張を伴う。目をつぶった状態で、セラピストの誘導によって頭に浮かんだイメージ(これがつまり前世の世界らしい)を言葉にしていくのだが、これがまた難しい。
ちゃんと見えるかな。何も見えなかったらどうしよう(中に見えない人もいる)。
やっぱり怪しい療法なのかも……と色々な想念が浮かぶが、やがて浮かんできたイメージに対して懐疑的になっていく自分に気づく。
これって無理やり自分が想像しただけのイメージで、前世なんかじゃないはず。
映画か何かで見たイメージを勝手に思い出してるだけじゃ?
そもそもこんなやり方であってる?
とにかくイメージに対する疑心が出てくる。正解を求めようとする焦る思考がイメージの誕生を否定し邪魔する。
日常生活の中でも同じようなことを体験する。何かのイメージや記憶がふと脳裏に浮かんでも、私たちはそれを安易に否定しようとする。取るにならないことだと蓋をしようとする。この本は、これと真逆の行為を行うことによって、自分の感覚を研ぎ澄まし、自然発生的に浮かんできたものに耳を傾ける方法を提示してくれている。企画というと、なんだかこうビジネス的で少々堅苦しい響きだけど、この本に書かれている訓練を行えば(正しく行えば、と限定しないところが大事)、あらゆる創作物やコミュニケーションに面白い変化がもたらされるかもしれない。(まだ全ての訓練を実践し終えてないので、ここでできるのは可能性を提示するまでだけど)実践的な(ある意味スピリチャル的なのかも)感覚養成のためのノウハウ本だと思った。ちなみに前世療法も、感覚の否定を止めてからはより鮮烈なイメージが見える(感じる?)ようになった。
そういった類の施術を受ける際はどういう状況であれ、少なからず緊張を伴う。目をつぶった状態で、セラピストの誘導によって頭に浮かんだイメージ(これがつまり前世の世界らしい)を言葉にしていくのだが、これがまた難しい。
ちゃんと見えるかな。何も見えなかったらどうしよう(中に見えない人もいる)。
やっぱり怪しい療法なのかも……と色々な想念が浮かぶが、やがて浮かんできたイメージに対して懐疑的になっていく自分に気づく。
これって無理やり自分が想像しただけのイメージで、前世なんかじゃないはず。
映画か何かで見たイメージを勝手に思い出してるだけじゃ?
そもそもこんなやり方であってる?
とにかくイメージに対する疑心が出てくる。正解を求めようとする焦る思考がイメージの誕生を否定し邪魔する。
日常生活の中でも同じようなことを体験する。何かのイメージや記憶がふと脳裏に浮かんでも、私たちはそれを安易に否定しようとする。取るにならないことだと蓋をしようとする。この本は、これと真逆の行為を行うことによって、自分の感覚を研ぎ澄まし、自然発生的に浮かんできたものに耳を傾ける方法を提示してくれている。企画というと、なんだかこうビジネス的で少々堅苦しい響きだけど、この本に書かれている訓練を行えば(正しく行えば、と限定しないところが大事)、あらゆる創作物やコミュニケーションに面白い変化がもたらされるかもしれない。(まだ全ての訓練を実践し終えてないので、ここでできるのは可能性を提示するまでだけど)実践的な(ある意味スピリチャル的なのかも)感覚養成のためのノウハウ本だと思った。ちなみに前世療法も、感覚の否定を止めてからはより鮮烈なイメージが見える(感じる?)ようになった。
2011年2月9日に日本でレビュー済み
アイデアは方法論だけ覚えても出てこない。
同書には、「アイデア体質」という事を書かれていましたが、
全く同感です。
アイデアを出すときは、ベースとなる考え方と、その後の
活かし方がポイントではないかと思いますが、
同書のような方法で企画を考えてみると、
アイデアが生まれる状態を作る事が出来て、気づきもあり面白いと思います。
発想力に乏しいと感じている方は一読してみると
いいと思います。
同書には、「アイデア体質」という事を書かれていましたが、
全く同感です。
アイデアを出すときは、ベースとなる考え方と、その後の
活かし方がポイントではないかと思いますが、
同書のような方法で企画を考えてみると、
アイデアが生まれる状態を作る事が出来て、気づきもあり面白いと思います。
発想力に乏しいと感じている方は一読してみると
いいと思います。