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胞子文学名作選 単行本 – 2013/9/20
田中 美穂
(著, 編集)
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大好評『きのこ文学名作選』につづく待望の姉妹編!
苔、羊歯、茸、黴、麹、海藻……。本書は、胞子によって生殖活動を行うさまざまな生物が登場する小説や詩を集めた傑作アンソロジー。ふだん見落とされがちな、自然界の密やかな存在に目を向けた諸作品を「胞子文学」と名づけ、文学の新しい楽しみ方を発見します。斬新な装幀やさまざまな胞子的見せ場・からくりが随所にあり、見て楽しい、読んで面白い本になっています。ブックデザイン:吉岡秀典(セプテンバーカウボーイ)- 本の長さ364ページ
- 出版社港の人
- 発売日2013/9/20
- ISBN-104896292669
- ISBN-13978-4896292664
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商品の説明
内容(「BOOK」データベースより)
大好評『きのこ文学作選』の姉妹編。苔、羊歯、きのこ、カビ、麹、海藻…「胞子」をテーマにした小説や詩を収録。
著者について
田中美穂◎たなかみほ
1972 年、岡山県倉敷市生まれ。古本屋「蟲文庫」店主。岡山コケの会会員、日本蘚苔類学会会員。著書に『苔とあるく』『亀のひみつ』(WAVE出版)、『わたしの小さな古本屋』(洋泉社)
1972 年、岡山県倉敷市生まれ。古本屋「蟲文庫」店主。岡山コケの会会員、日本蘚苔類学会会員。著書に『苔とあるく』『亀のひみつ』(WAVE出版)、『わたしの小さな古本屋』(洋泉社)
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
田中/美穂
1972年、岡山県生まれ。倉敷市の古本屋「蟲文庫」店主。「岡山コケの会」事務局、日本蘇苔類学会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
1972年、岡山県生まれ。倉敷市の古本屋「蟲文庫」店主。「岡山コケの会」事務局、日本蘇苔類学会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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登録情報
- 出版社 : 港の人 (2013/9/20)
- 発売日 : 2013/9/20
- 単行本 : 364ページ
- ISBN-10 : 4896292669
- ISBN-13 : 978-4896292664
- Amazon 売れ筋ランキング: - 238,079位本 (の売れ筋ランキングを見る本)
- - 44,604位文学・評論 (本)
- カスタマーレビュー:
カスタマーレビュー
5つ星のうち4.1
星5つ中の4.1
10 件のグローバル評価
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大変、面白い装丁です。「カバーを外した背表紙が光の当て具合で、見える絵がある」と店員さんに聞いて、「胞子」にも「文学」にも興味がない私がつい手にとってしまいました。中身も色や材質の違う紙が使われている。文字配列や文字の印字も多種多様な表現をされています。今までの「上質な白い紙・黒いインクで印刷」に慣れている生粋の読書家の方には読みずらいって意見があるのもわかりました。私も正直、「文学を読む」を考えたら読みずらそうだな~って思って、買いませんでした。ただ、私は普段は文学ではなくて、漫画や雑誌も読むこともあるのでカラフルな紙への印字や、文字配列は特に気にせずに「面白ければ」と思い手に取りました。無知を承知で正直に申し上げれば、私は文学に造詣が深いわけではないので、文学としては未だに読みこめてません。「この作者は何言ってるの?」って失礼ながら思ってしまうこともありました。そんな時、読むのを止めずにいられたのは、この本の造りに助けられました。あえて多様な材質の紙を使われている、文字配列を変化させているのを紙の本として触って、見ていると「どうして、この作品には、この紙を使い、この文字配列にしたんだろう?」とか違うことを考えながら、飽きずに読んでいます。文学という、未知の世界を教えてくれました。文学がお好きな方はもちろん。私のように文学に触れたことのなかった方にもおススメしたいです。無理に読もうとせずに、触ったり、ペラペラとページをめくって、一小節づつ読んだりしています。一読では私には読みきれませんでしたので、ゆっくり時間をかけて、何度も読み返したい本に出会えたんだなと思いました。
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2016年10月10日に日本でレビュー済み
大変、面白い装丁です。「カバーを外した背表紙が光の当て具合で、見える絵がある」と店員さんに聞いて、「胞子」にも「文学」にも興味がない私がつい手にとってしまいました。
中身も色や材質の違う紙が使われている。文字配列や文字の印字も多種多様な表現をされています。
今までの「上質な白い紙・黒いインクで印刷」に慣れている生粋の読書家の方には読みずらいって意見があるのもわかりました。
私も正直、「文学を読む」を考えたら読みずらそうだな~って思って、買いませんでした。
ただ、私は普段は文学ではなくて、漫画や雑誌も読むこともあるのでカラフルな紙への印字や、文字配列は特に気にせずに「面白ければ」と思い手に取りました。
無知を承知で正直に申し上げれば、私は文学に造詣が深いわけではないので、文学としては未だに読みこめてません。
「この作者は何言ってるの?」って失礼ながら思ってしまうこともありました。
そんな時、読むのを止めずにいられたのは、この本の造りに助けられました。
あえて多様な材質の紙を使われている、文字配列を変化させているのを紙の本として触って、見ていると「どうして、この作品には、この紙を使い、この文字配列にしたんだろう?」とか違うことを考えながら、飽きずに読んでいます。
文学という、未知の世界を教えてくれました。
文学がお好きな方はもちろん。私のように文学に触れたことのなかった方にもおススメしたいです。
無理に読もうとせずに、触ったり、ペラペラとページをめくって、一小節づつ読んだりしています。
一読では私には読みきれませんでしたので、ゆっくり時間をかけて、何度も読み返したい本に出会えたんだなと思いました。
中身も色や材質の違う紙が使われている。文字配列や文字の印字も多種多様な表現をされています。
今までの「上質な白い紙・黒いインクで印刷」に慣れている生粋の読書家の方には読みずらいって意見があるのもわかりました。
私も正直、「文学を読む」を考えたら読みずらそうだな~って思って、買いませんでした。
ただ、私は普段は文学ではなくて、漫画や雑誌も読むこともあるのでカラフルな紙への印字や、文字配列は特に気にせずに「面白ければ」と思い手に取りました。
無知を承知で正直に申し上げれば、私は文学に造詣が深いわけではないので、文学としては未だに読みこめてません。
「この作者は何言ってるの?」って失礼ながら思ってしまうこともありました。
そんな時、読むのを止めずにいられたのは、この本の造りに助けられました。
あえて多様な材質の紙を使われている、文字配列を変化させているのを紙の本として触って、見ていると「どうして、この作品には、この紙を使い、この文字配列にしたんだろう?」とか違うことを考えながら、飽きずに読んでいます。
文学という、未知の世界を教えてくれました。
文学がお好きな方はもちろん。私のように文学に触れたことのなかった方にもおススメしたいです。
無理に読もうとせずに、触ったり、ペラペラとページをめくって、一小節づつ読んだりしています。
一読では私には読みきれませんでしたので、ゆっくり時間をかけて、何度も読み返したい本に出会えたんだなと思いました。

大変、面白い装丁です。「カバーを外した背表紙が光の当て具合で、見える絵がある」と店員さんに聞いて、「胞子」にも「文学」にも興味がない私がつい手にとってしまいました。
中身も色や材質の違う紙が使われている。文字配列や文字の印字も多種多様な表現をされています。
今までの「上質な白い紙・黒いインクで印刷」に慣れている生粋の読書家の方には読みずらいって意見があるのもわかりました。
私も正直、「文学を読む」を考えたら読みずらそうだな~って思って、買いませんでした。
ただ、私は普段は文学ではなくて、漫画や雑誌も読むこともあるのでカラフルな紙への印字や、文字配列は特に気にせずに「面白ければ」と思い手に取りました。
無知を承知で正直に申し上げれば、私は文学に造詣が深いわけではないので、文学としては未だに読みこめてません。
「この作者は何言ってるの?」って失礼ながら思ってしまうこともありました。
そんな時、読むのを止めずにいられたのは、この本の造りに助けられました。
あえて多様な材質の紙を使われている、文字配列を変化させているのを紙の本として触って、見ていると「どうして、この作品には、この紙を使い、この文字配列にしたんだろう?」とか違うことを考えながら、飽きずに読んでいます。
文学という、未知の世界を教えてくれました。
文学がお好きな方はもちろん。私のように文学に触れたことのなかった方にもおススメしたいです。
無理に読もうとせずに、触ったり、ペラペラとページをめくって、一小節づつ読んだりしています。
一読では私には読みきれませんでしたので、ゆっくり時間をかけて、何度も読み返したい本に出会えたんだなと思いました。
中身も色や材質の違う紙が使われている。文字配列や文字の印字も多種多様な表現をされています。
今までの「上質な白い紙・黒いインクで印刷」に慣れている生粋の読書家の方には読みずらいって意見があるのもわかりました。
私も正直、「文学を読む」を考えたら読みずらそうだな~って思って、買いませんでした。
ただ、私は普段は文学ではなくて、漫画や雑誌も読むこともあるのでカラフルな紙への印字や、文字配列は特に気にせずに「面白ければ」と思い手に取りました。
無知を承知で正直に申し上げれば、私は文学に造詣が深いわけではないので、文学としては未だに読みこめてません。
「この作者は何言ってるの?」って失礼ながら思ってしまうこともありました。
そんな時、読むのを止めずにいられたのは、この本の造りに助けられました。
あえて多様な材質の紙を使われている、文字配列を変化させているのを紙の本として触って、見ていると「どうして、この作品には、この紙を使い、この文字配列にしたんだろう?」とか違うことを考えながら、飽きずに読んでいます。
文学という、未知の世界を教えてくれました。
文学がお好きな方はもちろん。私のように文学に触れたことのなかった方にもおススメしたいです。
無理に読もうとせずに、触ったり、ペラペラとページをめくって、一小節づつ読んだりしています。
一読では私には読みきれませんでしたので、ゆっくり時間をかけて、何度も読み返したい本に出会えたんだなと思いました。
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2014年7月9日に日本でレビュー済み
開いてみると、細かなデザイン処理がぎっしりつまっています。
目次ページの処理の仕方は斬新で、面白い。
素材加工の見本としても、持っていて損はないかなと思いました。
所収の作品ごとに、あるいは作品の場面転換にあわせて、紙質(色と質感)やフォントを変えています。
トレペをつかって風景を想起させるなど、デザイナーのこだわりが伝わってきます。
個人的に大好きな、金子光晴氏の詩も掲載されていたのですが、
その、フォントがあまりに美しく、感嘆しました。
一文字一文字、丁寧丁寧に、フォントを作り上げた様子が伝わってきます。サイズの調整も見事でした。
自分ならこうする(個人的には、「苔むす」「苔むす」のあいだに1ページつかいたい、とか)
という感覚が湧き起り、文学の楽しみ方が拡がった気もします。
ただ、ひとつ難点をあげると、
視認性や機能面でひっかかる部分があり、中途半端な感じはします。
もし、機能面を犠牲にする覚悟なら、もっとアーティステックにやりたいことを
やりつくしたほうが、潔かったかもしれません。
と、賞賛しつつも苦言を呈させて頂き、
素晴らしいチャレンジに出会えたことに感謝します。
目次ページの処理の仕方は斬新で、面白い。
素材加工の見本としても、持っていて損はないかなと思いました。
所収の作品ごとに、あるいは作品の場面転換にあわせて、紙質(色と質感)やフォントを変えています。
トレペをつかって風景を想起させるなど、デザイナーのこだわりが伝わってきます。
個人的に大好きな、金子光晴氏の詩も掲載されていたのですが、
その、フォントがあまりに美しく、感嘆しました。
一文字一文字、丁寧丁寧に、フォントを作り上げた様子が伝わってきます。サイズの調整も見事でした。
自分ならこうする(個人的には、「苔むす」「苔むす」のあいだに1ページつかいたい、とか)
という感覚が湧き起り、文学の楽しみ方が拡がった気もします。
ただ、ひとつ難点をあげると、
視認性や機能面でひっかかる部分があり、中途半端な感じはします。
もし、機能面を犠牲にする覚悟なら、もっとアーティステックにやりたいことを
やりつくしたほうが、潔かったかもしれません。
と、賞賛しつつも苦言を呈させて頂き、
素晴らしいチャレンジに出会えたことに感謝します。
2014年9月16日に日本でレビュー済み
こればかりは凝りすぎ&行き過ぎた感が否めない1冊でした。
目を凝らさないとまともに読めないようなページも多数あり(そんなところまでも「胞子」らしい、と言ってしまえばおしまいなのですが)、雑貨ならともかく読み物としては少々苦しい作りです。
胞子にかける作り手の情熱はビンビンに伝わるのですが、それ以前にこれは「文学名作選」という本なのだから、もっと視認性・可読性を重視してほしかった。
よい作品が多いだけに尚のこと残念。
せめて本文だけでも、もう少し普通に作っていただけたらとは思うのですが……。
いっそ装丁&加工マニア向きのコレクター本と割り切ってしまうのが一番なような気はします。
目を凝らさないとまともに読めないようなページも多数あり(そんなところまでも「胞子」らしい、と言ってしまえばおしまいなのですが)、雑貨ならともかく読み物としては少々苦しい作りです。
胞子にかける作り手の情熱はビンビンに伝わるのですが、それ以前にこれは「文学名作選」という本なのだから、もっと視認性・可読性を重視してほしかった。
よい作品が多いだけに尚のこと残念。
せめて本文だけでも、もう少し普通に作っていただけたらとは思うのですが……。
いっそ装丁&加工マニア向きのコレクター本と割り切ってしまうのが一番なような気はします。