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肩をすくめるアトラス 第三部 (AはAである) 文庫 – 2015/3/16

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商品の説明

内容紹介

アイン・ランドのベストセラー小説、第三部。アメリカの「保守の女神」による資本主義の最後の弁明。

あらすじ:
謎の「破壊者」に連れ去られた研究者ダニエルズを追うダグニーの飛行機がロッキー山中で墜落した。峡谷で失踪者達に再会した彼女はついに奇跡のモーターの秘密を知る。鉄道統一計画によって物流が滞り、いよいよ混迷を極めるアメリカ。待ったなしの経済危機のさなかにラジオから流れてきたのは「破壊者」の声だった。三時間に及ぶ演説で語られた命の規範とは…。

著者について

アメリカの思想小説家。1905年サンクトペテルブルク生まれ。1926年に渡米。1936年『われら生きるもの』で小説家デビュー。1943年、『水源』がベストセラーになり注目をあびる。1982年没。


登録情報

  • 文庫: 768ページ
  • 出版社: アトランティス; 1版 (2015/3/16)
  • 言語: 日本語
  • ISBN-10: 4908222037
  • ISBN-13: 978-4908222030
  • 発売日: 2015/3/16
  • 商品パッケージの寸法: 14.8 x 10.5 x 2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 5.0 5件のカスタマーレビュー
  • Amazon 売れ筋ランキング: 本 - 113,747位 (本の売れ筋ランキングを見る)
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アメリカでは聖書の次に読まれているというアインランドですが、なぜか日本での知名度は今ひとつ。私もつい最近知りました。さっそく読んでみようと思い書店に行き、書棚に見つけた本のなんと分厚いこと!! 弁当箱のような大きさに引いてしまい、興味はありつつも読み出せずにいました。そんな折、文庫での再出版。電車の中でも読めるようになったのを機に読み始めました。

読みやすくなったとはいえ全三巻、それぞれ550ページ、594ページ、768ページという大著、文字のポイントも通常の文庫本より小さめで、読み切るには相当の時間が必要です。また、アインランドの哲学を主人公のセリフとして話させているため、文章も難解で理解するためには相当の集中力と忍耐力も必要です。特に、第三部の第七章は相当腰を据えて読む必要があります。私はすべて読み終わるのに三週間を要しました。

読み切った感想ですが・・・この本は必読の書であり、まさに今こそ読むべき本であると思います。

彼女の思想はいわゆるリバタリアンや新自由主義の精神的支柱になったと言われています。事実、そういう陣営の主要人物の多くが、アインランドからの影響を語っています。ただ、彼女は明確にリバタリアンを否定していますし、無政府主義も否定しています。彼女のメッセージはいわゆるレッセフェールではなく、『出る杭を打
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世紀の名著を日本語で、そしてようやく文庫本で読めるのを嬉しく思います。
本書ほど、お金と道徳の問題に正面から切り込んだ大作はめったにないでしょう。
ゆえに読者はきっと、その主旨に共感し厳粛に受け止めるか、嫌悪感を抱くか、そのどちらかに分かれると思われます。
そして、ピケティの経済論がベストセラーになる日本では、後者の方が多いかも知れないですね。

自由と平等の折り合いをどこでつけるか、その着地点を模索している現代だからこそ、金儲けについての基本的な「道徳的構え」を確認しておく必要があると思う。
その意味で本書は最高の素材です。
多分私たちの日本は、複雑で重層的な税制と補助金と規制を通じて、ますます管理された市場経済になっていくのでしょう。
もしその着地点が、自由よりも平等へシフトしていくにしても、(本書の登場人物である)ハンク・リアーデンやエリス・ワイアットの生き様をよーく胸に刻んだ上でそうしたいものです。

もう一つ別の観点から述べると、本書はアメリカという国を理解する上で非常に役に立つと思われます。
ハードカバー版の商品説明によると、本書は「聖書に次いでアメリカ人が最も影響を受けた本」であるらしいが、多年アメリカと関わっている自分の実感レベルとしても、これは誇大広告では
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 アイン・ランドの代表作。長いけれど、ミステリ小説としても非常におもしろく、よくできていると思う。精密機械のように的確かつ大胆な描写、立て板に水のごとく流暢に言葉を操りながら、ストレートに自らの信条を表明する登場人物。難解な小説のように思われがちだが、往年のハリウッド映画のスクリューボール・コメディを彷彿とさせる思わず吹き出しそうになるユーモラスなシーンも多々あり、その切れ味するどい笑いのセンスは抜群。サイレント映画の時代からハリウッドで脚本の修行をしていた人だけあって、笑いをとるときの絶妙な間合いを心得ているのだろう。根本的にユーモアのセンスが欠如している人は、「失笑」することしかできないらしいが。

 本書に人気があるのは、単に小説としての魅力だけではなく、その思想に共鳴した多くの人びと、とりわけスティーヴ・ジョブズやピーター・ティールのようなイノベーティブな人びとの原動力となったからだともいえるが、激動の共産主義革命のただなかに青春をすごし、その誤謬と限界をいち早く見抜いて、アメリカに亡命した彼女の思想(オブジェクティビズム)は、けっして机上の空論ではなく、生々しい体験から導き出されたリアルな思想であり、現実に即しているがゆえに実践的な思想でもあるからだ。
 彼女が産業資本家を擁護したのは、「人が生産に成功して報酬を得ること」に、この上もなく道徳
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充実した内容で、価格以上の価値があったと思う。テーマに沿っており、十分な説明がなされていた。
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