唯一の国立大学附属の肢体不自由児特別支援学校の筑波大学附属桐が丘特別支援学校の教員たちが日々の実践の中から、特に教科指導に焦点を絞って選んだ実践の数々を紹介したのが本書である。
脳性麻痺児には視知覚に問題がある場合が多い。
昔はよく言われたそうだが、最近はあまり注目されることが少ない(発達障害児と視知覚に関する取り組みは数多くあるが)。本書でも冒頭に紹介されていた書物は60年代のものである。古典なのかもしれないが、それに継ぐものが出てきていないということを暗示させる。
だが、言われなくなっただけで実態が変わったわけではない。依然として脳性麻痺児には視知覚に問題がある事例が多い。
本書では脳性麻痺児の見えにくさを主題にし、どのように見えにくさをカバーするために環境を整えるかという視点での実践を多く集めている。
見えにくさというのは他人にはわからないので気づかれずに放置されてしまいがちである。本人たちも気づいていないことも多い。
生徒の見えにくさに気づいたら本書で取り上げられている実践を参考に、学習環境の整備に取り組んでいってもらいたい。
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