この本は何十年も前に一度読み、料理の楽しさを感じさせていただきました。料理以外のさまざまなエピソードがあり、本としては良い構成になっていました。
最近、この本を再び手にとる機会がありました。評者も今や中年女性になったこともあり、ちょっとイチャモンつけたくなりました(笑)。内容はまぁいいとして、タイトルが気になってしかたがない。「聡明な女」って、著者は自分をそう思ってた・思ってるのかしら。
当時の著者は、自分は高校時代?から東大にもぐりこんで講義を聴いていた、バイトとして東大生のレポートを代筆していた、というエピソードを複数の著書にしつこく書いています。実は高卒なことがコンプレックスで、学歴は高卒ですが、学力・知力は東大生と同等でした、って必死で主張しているみたいで、著者を「聡明」とは思えなかったです。そんなエピソード紹介するかわりに、書いたもので勝負すればいいものを。また、インターナショナルスクールに行った二人の娘に「あなたたちは”アイ・キャント・スピーク・イングリッシュちゃん”じゃないから」なんて言ってる映像がテレビで流れたこともあって、ヘンなこと言う人、文才はあっても、「聡明」かしら?とぼんやり思ってました(娘さんはどちらも大学卒業しませんでしたね、ちなみに)。
私はかねてから女が自分に対して行ないうる最も愚かな行為は、既婚男性との不倫だと思っていますが、この著者は不倫だけでは足らずに、三人の子までもうけ、その私生活を切り売りして生計を立てるという浅ましさ。やはり「聡明」とは・・・。「小賢しい女は料理がうまい」というタイトルだったら、「はい、よくできました」で、星五個さしあげてもよかったのですが。
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聡明な女は料理がうまい 単行本 – 2012/9/1
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- 本の長さ309ページ
- 言語日本語
- 出版社アノニマ・スタジオ
- 発売日2012/9/1
- ISBN-104877587128
- ISBN-13978-4877587123
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出版社より
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聡明な女は料理がうまい | 主夫と生活 My Life as a Househusband | 世のなか 食のなか | パテ屋の店先から―かつおは皮がおいしい | 旅する八百屋 | |
アノニマ・スタジオのエッセイ、ドキュメンタリー | 痛快な語り口で料理への意欲が奮い立つ、70年代に料理ブームの先駆けとなった名作エッセイの復刊。台所づくりのポイントやレシピも多数収録。 | 時は70年代のアメリカ。時代に先駆けて「主夫」になった男の実録。家事や育児に奮闘する姿を、伊丹十三氏のユーモラスな翻訳で。新たに内田樹氏の解説を収録。 | “からだの芯をつくるのは、これといってかわりばえしないふだんの食事なのだ。”——日本各地で食文化を守り続けている職人を訪ね歩いた17篇のドキュメンタリー。 | 好奇心の赴くままに日本中、世界中あちこちの料理を食べ、その源を考察し、自ら作り、また食べる。田園調布で40年以上続く洋風総菜店「パテ屋」店主による食エッセイ。 | 自然栽培の生産現場で修業を積み、「流通」を担うことを選んだ、店舗を持たない八百屋「青果ミコト屋」。ふたりが旅を続けながら考えた、野菜のこと、食のこと。 |
定価 本体1600円 | 定価 本体1600円 | 定価 本体1700円 | 定価 本体1700円 | 定価 本体1600円 |
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登録情報
- 出版社 : アノニマ・スタジオ (2012/9/1)
- 発売日 : 2012/9/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 309ページ
- ISBN-10 : 4877587128
- ISBN-13 : 978-4877587123
- Amazon 売れ筋ランキング: - 114,097位本 (の売れ筋ランキングを見る本)
- カスタマーレビュー:
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カスタマーレビュー
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上位レビュー、対象国: 日本
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2017年2月20日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
評価が高かかったので安心して購入出来ました。本もキレイで、丁寧な対応に感激いたしました!
2017年7月13日に日本でレビュー済み
このタイトル、当時の私(多分20代前半)には相当なインパクトがあった。大学の英文科に在籍しながら夜はセツモードセミナーに通っていた頃だと思う。「料理が得意」なんて女に絶対なるもんか!という意識・価値観で生きていた。「男は胃袋から掴め」なんて言説に大きな反発を感じていたし、どんな女性が好きですか?という問いに「料理が上手い女性」なんてこと言う奴はもう白眼視してた。料理上手がウリの女なんて情けない。つまり性差による役割分担の一つとしての”料理”と言うものなんかに自分が囚われたくなんかないって、薄っぺらなウーマンリブ?的な考えでいた。その実、母の作るもの中々に細やかな料理を食べて生きていたわけで、自分で作らなくちゃならない時は冷凍食品やレトルトを多用していた。それに加えて「食べる」=「太る」って言う意識が食事すること、料理を楽しむなんてこととは相反するから、料理に時間やお金をかけるって言うことはマイナスにしか思えなかった。で、聡明な女なんて言葉が料理が上手いに繋がるってことが、まあちょっと驚きだった。
自分で料理して食べることの楽しさへの扉を開いてくれた本なのかもしれない。
40年近くがたち、、私は美味しいものが大好きで、自分であれこれフュージョンなものを作ってみたりレシピ本をあれこれ買っては新しい一皿にチャレンジしたりして、料理することの大切さ、意味を知っている。そして世の中は変わったと思う。今時、当時の私のような考えに囚われている女子大生はあまりいないのではないか? 料理好きの男子の話もよく聞くし、みんなそれなりに料理を楽しんでいるように感じる。クックパッドや個人のブログにはそれぞれの状況で毎日の食事を工夫して楽しんで、ある人は玄人はだしで、ある人は徹底した手抜きで作って食べているようだ。共働きの場合の女性の負担の大きさなど色々な問題はあるが、世の中のベースがだいぶ変わってきていると思う。
だからこの本のタイトルも「聡明な人は料理がうまい」にしたらいい!
自分で料理して食べることの楽しさへの扉を開いてくれた本なのかもしれない。
40年近くがたち、、私は美味しいものが大好きで、自分であれこれフュージョンなものを作ってみたりレシピ本をあれこれ買っては新しい一皿にチャレンジしたりして、料理することの大切さ、意味を知っている。そして世の中は変わったと思う。今時、当時の私のような考えに囚われている女子大生はあまりいないのではないか? 料理好きの男子の話もよく聞くし、みんなそれなりに料理を楽しんでいるように感じる。クックパッドや個人のブログにはそれぞれの状況で毎日の食事を工夫して楽しんで、ある人は玄人はだしで、ある人は徹底した手抜きで作って食べているようだ。共働きの場合の女性の負担の大きさなど色々な問題はあるが、世の中のベースがだいぶ変わってきていると思う。
だからこの本のタイトルも「聡明な人は料理がうまい」にしたらいい!