熊野には、歴史・自然の両面から心引かれるが、体力的な問題で今は行くことができないのが残念だ。しかし憧れは止みがたく、いろいろな本を読んでいる。この本もそんな中の1冊だ。実際に現地を歩きながら対談形式で進んでいくので読みやすい。スピリチュアルな方に寄りすぎる部分は感覚的について行けないが、それは人それぞれの考え方なので否定しない。
目を開かされたのは、「海の道」からの視点だ。日本は海に囲まれた国で、徒歩しか交通手段がなかった時代は海上交通が最も速かったということはなんとなくわかっていながらも、それが人・物の交流にどう結びつき、どう歴史が紡がれていったのかというところまでは考えが及んでいなかった。熊野詣などの宗教的な部分は、深い山々を越えて大変な思いをして徒歩で現地までたどり着いていたと思うが、交易などは海上交通で行われていただろうし、海外との結びつきもあったことと思う。
熊野の奥深さを、また一つ理解できたような気がする。
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聖地巡礼ライジング: 熊野紀行 単行本(ソフトカバー) – 2015/3/4
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日本の宗教性の古層を熊野で探る!
思想家であり武道家の内田樹と、比較宗教学者で僧侶でもある釈徹宗が、日本人が失っている霊性を再発見すべく日本各地の「聖地」を旅する新シリーズ。
第2回目は両著者とも初めてとなる紀伊半島・熊野をめぐります。
平安時代から鎌倉時代にかけて、「蟻の熊野詣」と呼ばれ、信仰を集める熊野。
いまなお日本の宗教性がむき出しとなっている聖地で内田樹・釈徹宗は何を思い、感じとったのか――。
よく知られた熊野那智大社や熊野本宮大社といった場所だけではなく、船玉神社や産田神社など、あまり知られていないスポットも紹介しています。
巻末にはこれまでの聖地巡礼を振り返って“復習”できるので、シリーズ1巻を読んでいなくても楽しめます。
思想家であり武道家の内田樹と、比較宗教学者で僧侶でもある釈徹宗が、日本人が失っている霊性を再発見すべく日本各地の「聖地」を旅する新シリーズ。
第2回目は両著者とも初めてとなる紀伊半島・熊野をめぐります。
平安時代から鎌倉時代にかけて、「蟻の熊野詣」と呼ばれ、信仰を集める熊野。
いまなお日本の宗教性がむき出しとなっている聖地で内田樹・釈徹宗は何を思い、感じとったのか――。
よく知られた熊野那智大社や熊野本宮大社といった場所だけではなく、船玉神社や産田神社など、あまり知られていないスポットも紹介しています。
巻末にはこれまでの聖地巡礼を振り返って“復習”できるので、シリーズ1巻を読んでいなくても楽しめます。
- 本の長さ291ページ
- 言語日本語
- 出版社東京書籍
- 発売日2015/3/4
- ISBN-104487806399
- ISBN-13978-4487806393
- UNSPSC-Code
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商品の説明
内容(「BOOK」データベースより)
熊野古道・熊野本宮大社・花の窟神社・那智の滝…熊野にむき出しの宗教性を見る。シリーズ未読者も安心の「これまでのおさらい」付。
著者について
内田樹(うちだ・たつる)1950年東京生まれ。思想家・武道家。神戸女学院大学名誉教授。専門はフランス現代思想、武道論、教育論など。現在、神戸市で武道と哲学のための学塾「凱風館」を主宰している。主な著書に『私家版・ユダヤ文化論』(文春新書・第6回小林秀雄賞受賞)『日本辺境論』(新潮新書・2010年新書大賞受賞)など。近著に『街場の文体論』(ミシマ社)『竹と樹のマンガ文化論』(竹宮惠子との共著、小学館新書)などがある。
釈徹宗(しゃく・てっしゅう)1961年大阪府生まれ。浄土真宗本願寺派・如来寺住職。相愛大学教授。専門は比較宗教思想。特定非営利法人リライフ代表。私塾「練心庵」も主宰している。論文「不干斎ハビアン論」で第5回涙骨賞受賞。主な著書に『いきなりはじめる仏教生活』(新潮文庫)『ゼロからの宗教の授業』(小社)など。近著に『宗教は人を救えるのか』(角川SSC新書)『日本霊性論』(内田樹との共著、NHK出版新書)などがある。
釈徹宗(しゃく・てっしゅう)1961年大阪府生まれ。浄土真宗本願寺派・如来寺住職。相愛大学教授。専門は比較宗教思想。特定非営利法人リライフ代表。私塾「練心庵」も主宰している。論文「不干斎ハビアン論」で第5回涙骨賞受賞。主な著書に『いきなりはじめる仏教生活』(新潮文庫)『ゼロからの宗教の授業』(小社)など。近著に『宗教は人を救えるのか』(角川SSC新書)『日本霊性論』(内田樹との共著、NHK出版新書)などがある。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
内田/樹
1950年東京生まれ。思想家・武道家。神戸女学院大学名誉教授。専門はフランス現代思想、武道論、教育論など。現在、神戸市で武道と哲学のための学塾「凱風館」を主宰している。主な著書に『私家版・ユダヤ文化論』(文春新書・第6回小林秀雄賞受賞)『日本辺境論』(新潮新書・2010年新書大賞受賞)などがある
釈/徹宗
1961年大阪府生まれ。浄土真宗本願寺派・如来寺住職。相愛大学教授。専門は比較宗教思想。特定非営利活動法人リライフ代表。私塾「練心庵」も主宰している。論文「不干斎ハビアン論」で第5回涙骨賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
1950年東京生まれ。思想家・武道家。神戸女学院大学名誉教授。専門はフランス現代思想、武道論、教育論など。現在、神戸市で武道と哲学のための学塾「凱風館」を主宰している。主な著書に『私家版・ユダヤ文化論』(文春新書・第6回小林秀雄賞受賞)『日本辺境論』(新潮新書・2010年新書大賞受賞)などがある
釈/徹宗
1961年大阪府生まれ。浄土真宗本願寺派・如来寺住職。相愛大学教授。専門は比較宗教思想。特定非営利活動法人リライフ代表。私塾「練心庵」も主宰している。論文「不干斎ハビアン論」で第5回涙骨賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
登録情報
- 出版社 : 東京書籍 (2015/3/4)
- 発売日 : 2015/3/4
- 言語 : 日本語
- 単行本(ソフトカバー) : 291ページ
- ISBN-10 : 4487806399
- ISBN-13 : 978-4487806393
- Amazon 売れ筋ランキング: - 200,276位本 (の売れ筋ランキングを見る本)
- - 710位紀行文・旅行記
- カスタマーレビュー:
著者について
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カスタマーレビュー
5つ星のうち4.0
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2015年4月16日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
内田先生とお寺の住職である釈さん、ナビゲーターの方の興味深く、神秘的なお話が満載です。
『補陀落渡海』の哀しくも、凄まじい伝説が、印象深くて、記憶に残っていましたが、
(西方浄土を目指して熊野から船で漕ぎ出し、二度と現世に戻れない修行の旅をしたという・・・。)
陰鬱な話なのに、熊野の風土は明るい。仏教で論理の言葉がぎっしりつまったロゴス的世界では無く、
どこまでも明るくパトスな世界なのだそうです。山深くありながら海の民の息づかいを同時に感じ、魅了されそうになります。
那智の滝を見つめていると、現実感を失いかけた先生のお話は危うさがありました。これは体感せねば?!の臨場感。
歴代の天皇や大衆まで幅広く参詣され、熊野になぜ人は惹かれるのか?の秘密がよくわかる本です。
『補陀落渡海』の哀しくも、凄まじい伝説が、印象深くて、記憶に残っていましたが、
(西方浄土を目指して熊野から船で漕ぎ出し、二度と現世に戻れない修行の旅をしたという・・・。)
陰鬱な話なのに、熊野の風土は明るい。仏教で論理の言葉がぎっしりつまったロゴス的世界では無く、
どこまでも明るくパトスな世界なのだそうです。山深くありながら海の民の息づかいを同時に感じ、魅了されそうになります。
那智の滝を見つめていると、現実感を失いかけた先生のお話は危うさがありました。これは体感せねば?!の臨場感。
歴代の天皇や大衆まで幅広く参詣され、熊野になぜ人は惹かれるのか?の秘密がよくわかる本です。
2015年5月17日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
期待外れでした。熊野礼賛が耳障りで切り込み不足が否めません。
ベスト1000レビュアー
これは熊野に行きたくなりますね。
特にもともと熊野本宮大社があった大斎原(おおゆのはら)。明治の洪水で流されてしまったそうですが、大斎原に本宮大社が建っている画を想像するとわくわくします。
世界遺産という熊野の表層だけを求めるのではなく、自然や超人間的なものを意識することの必要性やら、経済や効率のみを追い続ける現代人の在り方を見つめなおしたいですね。
かつての日本人と比べて、私たちの心は貧しくなってしまったのだなあ。
特にもともと熊野本宮大社があった大斎原(おおゆのはら)。明治の洪水で流されてしまったそうですが、大斎原に本宮大社が建っている画を想像するとわくわくします。
世界遺産という熊野の表層だけを求めるのではなく、自然や超人間的なものを意識することの必要性やら、経済や効率のみを追い続ける現代人の在り方を見つめなおしたいですね。
かつての日本人と比べて、私たちの心は貧しくなってしまったのだなあ。


