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聖の青春 単行本 – 2000/2/18

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商品の説明

メディア掲載レビューほか

聖の青春
 難病と闘いながら,29年の短い生涯を生き抜いた天才棋士の伝記。その生涯は純粋で激しく,哀しいが温かい。水晶のように純粋で,温かい輝きを放つ人生の記録。


(日経NETWORK 2001/10/01 Copyright©2001 日経BP企画..All rights reserved.)
-- 日経BP企画

内容紹介

鬼才・村山聖、29年の魂の軌跡!
難病と闘い、死を見つめ、名人の夢ひとすじに生きぬいた。家族の絆、友情、そして心にしみる師弟愛──。

村山は幼くしてネフローゼを患いその宿命ともいえる疾患とともに成長し、熾烈で純粋な人生をまっとうした。彼の29年は病気との闘いの29年間でもあった。(中略)少年は限りない夢を思い描き、青空を自由にそして闊達に飛び回った。その空ははるかな名人につづいている空だった。その空を飛ぶために、少年はありとあらゆる努力をし全精力を傾け、類まれな集中力と強い意志ではばたきつづけた。夢がかなう、もう一歩のところに村山はいた。果てしない競争と淘汰を勝ち抜き、村山は名人への扉の前に立っていた。──プロローグより

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登録情報

  • 単行本: 336ページ
  • 出版社: 講談社 (2000/2/18)
  • 言語: 日本語
  • ISBN-10: 4062100088
  • ISBN-13: 978-4062100083
  • 発売日: 2000/2/18
  • 商品パッケージの寸法: 19 x 13.4 x 2.8 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.9 136件のカスタマーレビュー
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カスタマーレビュー

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形式: 文庫
恥ずかしながら、現代将棋界で、これだけすごい成績をあげている村山聖という人を僕は知りませんでした。以前「将棋の子」を読んで感動した事があったので、この本の存在は知っていました。それで、文庫本が出たのを機に何気なく海外旅行のお共として買ったのですが、それは失敗でした。
時差ぼけを解消すべく寝続けるべきの飛行機で一睡もできなくなったのと、公衆の面前(飛行機の席)で号泣してしまったからです。しかも何度も。最初に涙が出たのは「いかせてくれ」の一言で、その後は、ほぼページをめくるたびに涙が出続けます。
体調のせいで、何日もまんじりともせずに布団にくるまっている時に、水滴の音で自分の命の炎がまだ消えていないことを知る、対局に行くために階段を下りたところで力尽きながら、それでも這ってでも対局に向かう。
たった一つ、名人位を取るためだけに、彼は、なぜ絞り取るように自分の命を削ることができるのか。
こんなに激しい人生が、この現代で、ほとんどリアルタイムで進行していたなんて。なぜ、生前に彼の活躍を知ることができなかったのか、応援することができなかったのか、それが本当に悔しい。
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形式: 文庫 Amazonで購入
もし村山氏が生きていたら、今でも羽生善治氏との死闘は
相変わらず続けられているのではないかと思う。
本の後半部分で、羽生氏が村山氏の強さを認めている発言がある。
羽生氏曰く、村山将棋の最大の長所は感覚の鋭さに有る、
指されてみれば成る程なと思うが、指されなければ気付かずに
通過してしまっているようなセンスの良い手が多いと。
羽生氏を、このように思わせる村山氏の強さは尋常じゃない。

村山氏に感心したのは18歳の頃から、東南アジアやアフリカに住む孤児へ
対局料の寄付を開始した事。これは長年に渡って続けられた。
また阪神・淡路大震災の時にも多額の寄付をしている。
海外に将棋を普及させようという話が著者と先崎氏と村山氏の間で交わされた翌日、
著者に対して100万円の札束を差し出した事など、殆んどと言って良いほど
お金への執着心が無い。ここには村山氏が弱者を助けたいと言う強い気持ちや、
大人や社会に対して感じる矛盾等、様々な思いが込められている。

村山氏自身は四段昇段後も相変わらず、家賃13000円の4畳半、風呂なし、
トイレは共同という部屋に住み続けた。
誰しもプロになり対局料が増えていけば、良い住居に移り住
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形式: 文庫
何度読んでも泣ける本を誰でも一冊くらいは持っていると思うが、私にとってはこの『聖の青春』がそれです。

何度読んだか分かりませんが、泣かずに読みきれたことは一度もありません。

本書は29歳で夭折した棋士・村山聖の物語です。

幼くして病気に侵され、周りの患者が次々と死んでいく病院で将棋を覚えた少年時代。

若くして頭角を現すも、常に万全の体調では闘えない日々。

師匠・森との親子関係をも超えた結び付きに、

ただ「名人」を目指し駆け抜けた29年の生涯に、

思うに任せない状況の中でかくも純粋に生きた村山聖という人間に、

胸を締め付けられずにはいられない。

死を傍らにみるということは、本当の意味で「生きる」ということなのかもしれない。

純粋に生きるということは、こんなにも尊いものなのか。
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形式: 文庫
年をとると、嘘くさい「感動モノ」には泣けなくなりますが、こちらはどれだけ苦労を重ねてきた人でも、いや、重ねた方こそ感動できる深みがあります。 ちょうど「いい事」ばかりを書いてある育児書を読みもやもやとした後だったのですが、「人には優しく」「人に迷惑をかけずに」そんな世の中に幅を利かせる正論をぶっとばしてくれました。 表面的な優しさや世渡りのうまさが、限りある人生で、終わりの瞬間にどれだけの価値があるでしょうか。 挫折した友人を「負け犬」と呼ぶ。 面倒を見てくれる母親に辛く当たる。 身なりは汚く気遣いもない。 そんな村山の不器用な優しさに胸を打たれます。 ノンフィクションです。登場人物に主役を際立たせるための「わき役」は一人もいません。 みなそれぞれが自分の人生を持つ主役で、悩み、苦しみ、喜び生きています。 人は最後には一人、でも皆同じようにたった一人で歩いているのだと気付いた時にたったひとりの寂しさは消える、そんなことを考えました。 自分の領域を守り、他者の領域を侵さず、「上手に」他者と付き合う事ばかりを目標にする風潮がありますが、時には人と深く関わり、ぶつかり、喧嘩し、傷つき、立ち直り、そういう事も大事なのじゃないかと考えさせられました。 おいにもめいにも父にも母にも友達にもプレゼントしたいと思える一冊です。 ぜひ読んでみて下さい。
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