一読して思ったのは食材に本来備わっている効能の凄さである。要領よく食べる事ができれば本当に薬など必要無いと感じた。身近な食べ物に秘められた健康パワー、それを活字よりも写真や図解を用いて容易に理解させ抵抗無く読める。これ案外大事で視覚的に記憶として残り易く、小難しい専門書など読むより遙かに説得力がある。今後の食生活の指針と成り得るガイドブックであり是非とも手許に置いておきたい本である。
先ず気になったのがトランス脂肪酸。代表的な物はマーガリンやショートニングである。これは菓子パン・洋菓子・揚げ物などに多く含まれた人工的化合物であり、あの悪食のゴキブリさえ寄り付かないという代物。つまり食べ物ではないのだ。これが厄介なのはトランス脂肪酸という表示義務がない為、植物油脂とか加工油脂などと書かれており、その危険性に気が付かない。多くは嗜好品なので無理に食べないようにしている。
次に参考になったのは乳製品の弊害。最近は殆ど牛乳を飲まなくなった。これは牛の飲み物であり人間が飲むものではないと判断した。だからその成分も人間には合わない。更にガンとの関連性がある。男性の場合は前立腺ガンと結び付く。これは嫌だ。他にもリンが体内のカルシウムと合体してリン酸カルシウムとなって排出されてゆく。つまり牛乳を飲むほど骨粗しょう症になるというという不具合な飲み物なのだ。またアレルギー症状も牛乳などが絡んでいるようで、こうなると食パン(小麦グルテン)・マーガリン(トランス脂肪酸)・牛乳(発ガン性)は最悪な朝食の組み合わせという事になる。これ以外にも実に参考になる情報や注意点が指摘されており充実した内容である。
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