群盗荒野を裂く blu-ray
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フォーマット | 色, ドルビー |
コントリビュータ | ルー・カステル, ジャン・マリア・ヴォロンテ, クラウス・キンスキー, ルイス・エンリケス・バカロフ, マルティーヌ・ベズウィック, ダミアーノ・ダミアーニ, ハイメ・フェルナンデス, サルヴァトーレ・ラウリーニ, ビアンコ・マニーニ, トニ・セッチ 表示を増やす |
言語 | 日本語, 英語, イタリア語 |
稼働時間 | 2 時間 1 分 |
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登録情報
- 言語 : 日本語, 英語, イタリア語
- 梱包サイズ : 17 x 13.5 x 1.2 cm; 80 g
- EAN : 4589825447994
- 監督 : ダミアーノ・ダミアーニ
- メディア形式 : 色, ドルビー
- 時間 : 2 時間 1 分
- 発売日 : 2022/6/29
- 出演 : ジャン・マリア・ヴォロンテ, ルー・カステル, マルティーヌ・ベズウィック, クラウス・キンスキー, ハイメ・フェルナンデス
- 字幕: : 日本語
- 言語 : 日本語 (Dolby Digital 2.0 Stereo), イタリア語 (Dolby Digital 5.1), イタリア語 (Dolby Digital 2.0 Stereo), 英語 (Dolby Digital 2.0 Stereo)
- 販売元 : 映像文化社
- 生産者 : ビアンコ・マニーニ
- ASIN : B09XZMDM4S
- 原産国 : 日本
- ディスク枚数 : 1
- Amazon 売れ筋ランキング: - 13,742位DVD (の売れ筋ランキングを見るDVD)
- - 1,100位外国のアクション映画
- - 1,445位ブルーレイ 外国映画
- カスタマーレビュー:
カスタマーレビュー
5つ星のうち4.5
星5つ中の4.5
16 件のグローバル評価
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2020年8月10日に日本でレビュー済み
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ジャン・マリア・ボロンテ演じる極悪非道な野盗団の首魁チュンチョを主人公に据え、悪人にとっての行動規範たる倫理はなにかという問題を浮き掘りにしている。チュンチョの弟役のクラウス・キンスキーが、冷酷な悪党であり且つ敬虔なクリスチャンでもあるという屈折した人物を絶妙に演じている。
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「夕陽のガンマン」に出てウェスタンはつまらないと言ったジャン・マリア・ボロンテが「夕陽のガンマン」以降に出演したマカロニウェスタン。しかし、この映画はウェスタンではなくメキシコ革命の映画といった方がいいだろう。早撃ちのガンマンも出てこないし、決闘もない。復讐や賞金稼ぎがテーマでもなく、あくまで革命軍に味方する盗賊が主役だ。ジャン・マリア・ボロンテもこの映画のある意味政治的な面に惚れたのではないかと思われる。
ストーリーはジャン・マリア・ボロンテ(革命軍に武器を売る盗賊の首領)とルー・カステロ(盗賊に加わったアメリカ人の殺し屋)との友情をメキシコ革命の戦乱の中で描かれているが、並行して殺し屋ルー・カステロの本当の目的は何かといった謎が徐々に解けていきハードボイルド的な面白さも楽しめる。そして、本当のテーマは「本来の自分」、「本当の行き方」とは何かであり、主人公のそれに対する答えはラストの靴磨きの青年に吐く「パンを買うな。買うならダイナマイトを買え!」という強烈な言葉だ。
メキシコ革命を舞台にしたマカロニは「豹・ジャガー」等あるが、そこにはまだ決闘、賞金等のマカロニウェスタン特有の設定が散りばめられている。この映画はそのような設定を極力廃し、本能のままに生きた一人の男の生きざまを丁寧に描いている。これはもうマカロニウェスタンの範疇にはなく(マカロニウェスタンの枠を超えている)メキシコ革命映画と称しても良いように思う。
主人公ジャン・マリア・ボロンテの狂信的な弟を演じるクラウス・キンスキーがそれまでのマカロニウェスタン以上に印象的なのも観どころ。
ストーリーはジャン・マリア・ボロンテ(革命軍に武器を売る盗賊の首領)とルー・カステロ(盗賊に加わったアメリカ人の殺し屋)との友情をメキシコ革命の戦乱の中で描かれているが、並行して殺し屋ルー・カステロの本当の目的は何かといった謎が徐々に解けていきハードボイルド的な面白さも楽しめる。そして、本当のテーマは「本来の自分」、「本当の行き方」とは何かであり、主人公のそれに対する答えはラストの靴磨きの青年に吐く「パンを買うな。買うならダイナマイトを買え!」という強烈な言葉だ。
メキシコ革命を舞台にしたマカロニは「豹・ジャガー」等あるが、そこにはまだ決闘、賞金等のマカロニウェスタン特有の設定が散りばめられている。この映画はそのような設定を極力廃し、本能のままに生きた一人の男の生きざまを丁寧に描いている。これはもうマカロニウェスタンの範疇にはなく(マカロニウェスタンの枠を超えている)メキシコ革命映画と称しても良いように思う。
主人公ジャン・マリア・ボロンテの狂信的な弟を演じるクラウス・キンスキーがそれまでのマカロニウェスタン以上に印象的なのも観どころ。
2009年3月19日に日本でレビュー済み
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旧版が入手困難だったので今回のスペシャル化は大変嬉しいです。
この作品は数多いマカロニウエスタンの中でも特に自分が好きな異色作。
仁義に厚いアウトローと冷徹に仕事を行うプロの殺し屋の間に生まれた友情とその行く末を描く本作は、西部劇というよりもフランスの犯罪映画に近い脚本でつくられています。
一番の見せ場はなんといってもラスト。ふたりが汽車に乗り込む場面。彼らのやりとりには鳥肌が立つこと請け合いです。
ふたりの男が互いに義理と意地を果たした結末をぜひ堪能して下さい。
この作品は数多いマカロニウエスタンの中でも特に自分が好きな異色作。
仁義に厚いアウトローと冷徹に仕事を行うプロの殺し屋の間に生まれた友情とその行く末を描く本作は、西部劇というよりもフランスの犯罪映画に近い脚本でつくられています。
一番の見せ場はなんといってもラスト。ふたりが汽車に乗り込む場面。彼らのやりとりには鳥肌が立つこと請け合いです。
ふたりの男が互いに義理と意地を果たした結末をぜひ堪能して下さい。
2022年5月11日に日本でレビュー済み
カランサ政権下のメキシコ革命を舞台に、荒廃した日常を冒険的にイキイキと描いている。殺しや略奪、無教養、搾取、貧富の差などがあっけらかんと表現され、ストレスなく観る者の問題意識に問いかけてくる名作。ルイス・バカロフの曲も素晴らしい。
主人公である群盗の首領チュンチョは残忍さと、無邪気で面倒見がよい気のいい男という面を併せ持つ、アンバランスな魅力を持つ。彼のバディとなる謎のアメリカ人ビル・テイト(ニーニョ)は綺麗な童顔にスーツ姿という風貌で悪事に長け、チュンチョは出会うなりこの男を好きになってしまうのだ。
ふたりはともに行動するうちに、それぞれの好意と生き方ゆえに互いの人生を決定的に狂わせてゆく。
名優ジャン・マリア・ヴォロンテの演じた中でも、これほど奔放で下品で愛嬌のある役は他に知らない。マカロニウエスタンに絞っても、「夕陽のガンマン」の邪悪で爛れた色気を持つ狂人エル・インディオや、「血斗のジャンゴ」の柔和な知識人から悪人に闇落ちするフレッチャー教授など、かくも鮮やかに別人を演じられることに驚嘆してしまう。
群盗の一味であるアデリータという女性の描き方が、今時の感覚で観ても気持ちがいい。
ただ吹き替え版では古めの女性像に感じた。
吹き替えについては上記以外は違和感がないが、BGMを勝手に切り貼り編集しており、演出と異なるタイミングで曲を流したり、無理にループさせたりして作品の質が下がっているので注意。
主人公である群盗の首領チュンチョは残忍さと、無邪気で面倒見がよい気のいい男という面を併せ持つ、アンバランスな魅力を持つ。彼のバディとなる謎のアメリカ人ビル・テイト(ニーニョ)は綺麗な童顔にスーツ姿という風貌で悪事に長け、チュンチョは出会うなりこの男を好きになってしまうのだ。
ふたりはともに行動するうちに、それぞれの好意と生き方ゆえに互いの人生を決定的に狂わせてゆく。
名優ジャン・マリア・ヴォロンテの演じた中でも、これほど奔放で下品で愛嬌のある役は他に知らない。マカロニウエスタンに絞っても、「夕陽のガンマン」の邪悪で爛れた色気を持つ狂人エル・インディオや、「血斗のジャンゴ」の柔和な知識人から悪人に闇落ちするフレッチャー教授など、かくも鮮やかに別人を演じられることに驚嘆してしまう。
群盗の一味であるアデリータという女性の描き方が、今時の感覚で観ても気持ちがいい。
ただ吹き替え版では古めの女性像に感じた。
吹き替えについては上記以外は違和感がないが、BGMを勝手に切り貼り編集しており、演出と異なるタイミングで曲を流したり、無理にループさせたりして作品の質が下がっているので注意。
2012年10月7日に日本でレビュー済み
数あるレビューの中に、謎の男の正体をばらしているレヴューがあるようですが、本当はこの作品、そこの意外性も大切なので、あまりレビューを読まずに観た方が楽しめます。
結構ストーリーが凝っていて、どんでん返しも多いのです。
自分もレビューを書いているのに逆説的ですが、パッケージの解説やレビューはあまり読まずに、すぐにDVDをプレーヤーにかけて鑑賞することをオススメします。
すぐに映画に引き込まれることでしょう。
本当の傑作映画とはそういうものです。
メキシコの動乱期、荘園主が多数の農奴を使うという中世の伝統支配体制に対し、自由に目覚めた人々が反乱軍として戦いを挑む近代へ。
内乱のどろどろした残酷シーンが沢山ある映画にもかかわらず、陽気で明るいメキシカン・サウンドがとってもマッチしていて、素晴らしい疾走感で物語が進みます。
西部劇としてみても、史劇としてみても、あるいはアクション映画としてみてもいずれにもマッチした名作です。
アクションシーンも出色で、特にたった一人で当時の新兵器、マシンガンで軍団に挑む戦いは圧巻。
激動の時代を舞台にした、二人の男の友情と対立を描いた友情ドラマです。
農奴出身の小汚く粗野な乱暴もの、チョンチョ。
アメリカから来たスタイリッシュでクールな謎の男。
このまったく違うタイプ男たちが、激動の中、奇妙な友情を深めていきます。
チョンチョは殺しをなんとも思わない一方、自分の良心と怒りの心のままに生きる純粋な男です。
無抵抗の人間や神父でも笑いながら平気で撃ち殺すこともあるのに、一方で善人とわかってしまった荘園主を殺すことに良心の呵責を覚えたり、心を組織やルールに縛られない、生きたい様に生きる、真の自由人。
謎の男は冷徹、何を考えているのかわからない不気味さを持っていて、正にゴルゴ13みたいな心が殻に覆われたタイプ。
この二人、やっていることはとても残酷で非道なのですが、とても魅力的なんですよ。
チョンチョはこうやって生きるしかない時代の中で、精一杯自分の人生を生きているからでしょう。
謎の男の恐るべき正体と目的がわかる後半、そして彼の心境の思いもかけぬ変化には感動さえ憶えることでしょう。
そして、衝撃的なラスト。
これがこの映画を最高の傑作たらしめています。
善や悪を超越して生きた男の決断は、正しかったのかどうかはわかりませんが、清々しささえ憶えるほどです。
結構ストーリーが凝っていて、どんでん返しも多いのです。
自分もレビューを書いているのに逆説的ですが、パッケージの解説やレビューはあまり読まずに、すぐにDVDをプレーヤーにかけて鑑賞することをオススメします。
すぐに映画に引き込まれることでしょう。
本当の傑作映画とはそういうものです。
メキシコの動乱期、荘園主が多数の農奴を使うという中世の伝統支配体制に対し、自由に目覚めた人々が反乱軍として戦いを挑む近代へ。
内乱のどろどろした残酷シーンが沢山ある映画にもかかわらず、陽気で明るいメキシカン・サウンドがとってもマッチしていて、素晴らしい疾走感で物語が進みます。
西部劇としてみても、史劇としてみても、あるいはアクション映画としてみてもいずれにもマッチした名作です。
アクションシーンも出色で、特にたった一人で当時の新兵器、マシンガンで軍団に挑む戦いは圧巻。
激動の時代を舞台にした、二人の男の友情と対立を描いた友情ドラマです。
農奴出身の小汚く粗野な乱暴もの、チョンチョ。
アメリカから来たスタイリッシュでクールな謎の男。
このまったく違うタイプ男たちが、激動の中、奇妙な友情を深めていきます。
チョンチョは殺しをなんとも思わない一方、自分の良心と怒りの心のままに生きる純粋な男です。
無抵抗の人間や神父でも笑いながら平気で撃ち殺すこともあるのに、一方で善人とわかってしまった荘園主を殺すことに良心の呵責を覚えたり、心を組織やルールに縛られない、生きたい様に生きる、真の自由人。
謎の男は冷徹、何を考えているのかわからない不気味さを持っていて、正にゴルゴ13みたいな心が殻に覆われたタイプ。
この二人、やっていることはとても残酷で非道なのですが、とても魅力的なんですよ。
チョンチョはこうやって生きるしかない時代の中で、精一杯自分の人生を生きているからでしょう。
謎の男の恐るべき正体と目的がわかる後半、そして彼の心境の思いもかけぬ変化には感動さえ憶えることでしょう。
そして、衝撃的なラスト。
これがこの映画を最高の傑作たらしめています。
善や悪を超越して生きた男の決断は、正しかったのかどうかはわかりませんが、清々しささえ憶えるほどです。
2015年11月18日に日本でレビュー済み
保安官も早撃ちのガンマンも決闘も登場しないマカロニ・ウエスタン。というか、そもそも本作を西部劇と呼んで良いのか? メキシコ革命を題材とした作品である。イタリア自体複雑な歴史を持っている国だけあってか、メキシコ革命には興味があるようだ。
チュンチョとアメリカ人の友情と武器強奪に平行して、アメリカ人の真の目的が徐々に明らかになっていく。そこにはハードボイルドな雰囲気が感じられる。粗野で学が無く酒と女が好きなチュンチョと、いつも冷静で酒も煙草もやらなければ女にも興味を示さないアメリカ人は、まるで正反対なのだが何故か馬が合う。
邦題もイカしているのだが、原題の「QUIEN SABE?(何故殺すのか?」というタイトルが良い。
村人が反乱を起こして大地主から自らを解放した村にチュンチョたち。大地主を処刑し、飲めや歌えやのお祭り騒ぎになる。しかし、すぐに政府軍が駆けつけてくるのはわかりきっており、チュンチョと弟のサント以外はアメリカ人に唆されて武器を売るために村から出て行ってしまう。とっておきの機関銃まで持ち去られてしまった事を知ったチュンチョは取り返すために一行を追いかける。そして追いついた時に政府軍が現れ、たちまち始まる一大銃撃戦。機関銃が唸りを上げ火を噴く。メッセージ性の強い社会派作品だが、アクションも多数盛り込まれており、観客は飽きる暇が無い。
クラウス・キンスキーは珍しくまともな役かと思いきや、狂信的な部分を持っておりやはりいつものクラウス・キンスキーであった。しかしわかりやすい顔してるよな、キンスキー。チュンチョ役のジャン・マリア・ヴォロンテが非常に良い味を出している。チュンチョとアメリカ人の決着の付け方。彼が自分の持っていた金を拾った貧乏な靴磨きの青年に言う最後の台詞「その金でパンなんか買うなよ。ダイナマイトを買え!」がズシンと響く。
チュンチョとアメリカ人の友情と武器強奪に平行して、アメリカ人の真の目的が徐々に明らかになっていく。そこにはハードボイルドな雰囲気が感じられる。粗野で学が無く酒と女が好きなチュンチョと、いつも冷静で酒も煙草もやらなければ女にも興味を示さないアメリカ人は、まるで正反対なのだが何故か馬が合う。
邦題もイカしているのだが、原題の「QUIEN SABE?(何故殺すのか?」というタイトルが良い。
村人が反乱を起こして大地主から自らを解放した村にチュンチョたち。大地主を処刑し、飲めや歌えやのお祭り騒ぎになる。しかし、すぐに政府軍が駆けつけてくるのはわかりきっており、チュンチョと弟のサント以外はアメリカ人に唆されて武器を売るために村から出て行ってしまう。とっておきの機関銃まで持ち去られてしまった事を知ったチュンチョは取り返すために一行を追いかける。そして追いついた時に政府軍が現れ、たちまち始まる一大銃撃戦。機関銃が唸りを上げ火を噴く。メッセージ性の強い社会派作品だが、アクションも多数盛り込まれており、観客は飽きる暇が無い。
クラウス・キンスキーは珍しくまともな役かと思いきや、狂信的な部分を持っておりやはりいつものクラウス・キンスキーであった。しかしわかりやすい顔してるよな、キンスキー。チュンチョ役のジャン・マリア・ヴォロンテが非常に良い味を出している。チュンチョとアメリカ人の決着の付け方。彼が自分の持っていた金を拾った貧乏な靴磨きの青年に言う最後の台詞「その金でパンなんか買うなよ。ダイナマイトを買え!」がズシンと響く。