24巻は何故かなかったので、以前から購入しようと思っておりました。
他にも空いている巻があるので、少しずつ購入していこうとは
思っています。
美味しんぼ(24) (ビッグコミックス) Kindle版
花咲アキラ
(著),
雁屋哲
(著)
形式: Kindle版
雁屋哲
(著)
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言語日本語
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出版社小学館
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発売日1990/3/30
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ファイルサイズ49052 KB
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商品の説明
出版社からのコメント
「究極のメニユー」作りに挑む、東西新聞社文化部の、山岡士郎と栗田ゆう子。「食」ブームを巻き起こした大人気作!!
--このテキストは、絶版本またはこのタイトルには設定されていない版型に関連付けられています。
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カスタマーレビュー
5つ星のうち4.5
星5つ中の4.5
20 件のグローバル評価
評価はどのように計算されますか?
全体的な星の評価と星ごとの割合の内訳を計算するために、単純な平均は使用されません。その代わり、レビューの日時がどれだけ新しいかや、レビューアーがAmazonで商品を購入したかどうかなどが考慮されます。また、レビューを分析して信頼性が検証されます。
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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ベスト500レビュアー
海原雄山は聞く
『これは本物のカレーか』
マイダス王の店主は言う
『はい。混じりッけなしの本物のカレーです』
雄山はいう
『ほほう。では聞く。本物のカレーとはなんなのだ』
店主は言う
『え。うちのカレー粉は私が自分でスパイスを調合したものです』
雄山はいう
『ふうむ。カレー粉か。では、そもそもカレー粉とは何なのだ。
インドでもカレー粉はあるのか。
この店のカレーが本物と言ったからには答えて貰うぞ。
まず第一にカレーとは何か』
店主は言う
『えっ』
雄山はいう
『カレーの定義だ。
辛ければカレーなのか。
色が黄色であればカレーなのか。
スパイスを調合したと言ったが、
これを欠いたらカレーでなくなるというスパイスはなんだ』
店主は言う
『そんなこと言われても』
雄山はいう
『では、この店は何を根拠にスパイスを調合しているんだ』
店主は言う
『それは私の好みで』
雄山はいう
『カレーの定義も出来ない癖に
自分の好みとはおかしいではないか』
雄山は続けて聞く
『第二の質問だ。カレー粉とは何なのだ。
カレー粉はイギリス人の発明で、
インド人はカレー粉を使わないという説もあるぞ
・・・
第三の質問。
カレーはこうして米と食べるのが正しいのか。
インドではチャパティとかナンとかいった
パンの種類がいくつかある。
そんなものと一緒に食べるのが正しいのではないか』
といった具合に カレーについて 質問する。
切っ先は するどい・・・・
この 『カレーの定義』 なるものが 面白い。
カレーは 確かに インドで始まり・・・・
イギリスに渡り、
そして 日本では 日本的なカレーが 花開いた。
そういうなかで カレー を考えるのは 楽しい。
カレー屋の店主が たじたじなのは やむをえない。
そこまで、考えて カレーを作っていない。
おいしいカレーを お客さんに喜んでもらえばいいわけだ。
私にとっては 海原雄山の カレーとはなにか?
が とても気になる。
それが 私の『美味しんぼ現象』 である。
マイダス王の店主は 山岡に相談する。
日本のカレーの状況を さらりと 勉強して・・・
インド料理研究家のアロラさんに会う。
アロラさんは言う
『あら、インドにはカレー粉はありませんよ。
ガラン・マササというものはありますけど
唐辛子、ターメリック、ブラックペーパー、
ガルダモン、クミン、コリアンダー、ジンジャー、シナモン。
そんなスパイスを調合したものです。
ガラン・マラサはカレー粉と違います』
インドには ガランマサラはあっても カレー粉がない!!
そして アロラさんの ナスカレーをいただく
山岡は言う
『(日本のカレー屋でたべたカレー)さっき食べたものは
香りの一つ一つ存在が渾然として別れずに
全体として一つの色調に溶け込んでいた。
しかしこのカレーの風味は、香りの一つ一つが
その姿をクッキリと別々に現しながら調和している』
そして 山岡たちは インド史の 辛島教授をたずねる。
辛島教授は言う
『カレーというのは日本語で本当はカリだね。
昔から言われているのはタミル語でソースを意味する
カリが語源で、それをポルトガル人が使ったとされる。
ところが実際にタミル語の辞書を見るとそんな言葉はない。
そこで私は新説を立てることにした。
タミル語で野菜という意味をあらわすカリという言葉があった。
これを私は料理、特にスープの具と解釈することにした。
スープをかけたごはんのことをポルトガル人はなにか?と質問した。
インド人はスープの中身のことを聞かれたと思って。カリと答えたわけだ。
従って、スパイスを混ぜ合わせた粉を
カリと呼ぶのは本来インド語ではない。
スパイスを混ぜ合わせた物を総称する語はインドにない。
今ではインド人も英国から逆輸入した形で
スパイスを混ぜ合わせた粉をカリと呼ぶ。
あるいはマサラという語を使う。ガランは辛いという意味だよ』
カレーの 謎とき が実にうまいなぁ。
感心するよ。雁屋哲的ストーリー。
カレーを歴史的な視点で定義することは大切だが
日本の国民食となっているカレーは独自に発展した食になっている。
日本のカレーをインドの人に普及することがおもしろそうだ。
『これは本物のカレーか』
マイダス王の店主は言う
『はい。混じりッけなしの本物のカレーです』
雄山はいう
『ほほう。では聞く。本物のカレーとはなんなのだ』
店主は言う
『え。うちのカレー粉は私が自分でスパイスを調合したものです』
雄山はいう
『ふうむ。カレー粉か。では、そもそもカレー粉とは何なのだ。
インドでもカレー粉はあるのか。
この店のカレーが本物と言ったからには答えて貰うぞ。
まず第一にカレーとは何か』
店主は言う
『えっ』
雄山はいう
『カレーの定義だ。
辛ければカレーなのか。
色が黄色であればカレーなのか。
スパイスを調合したと言ったが、
これを欠いたらカレーでなくなるというスパイスはなんだ』
店主は言う
『そんなこと言われても』
雄山はいう
『では、この店は何を根拠にスパイスを調合しているんだ』
店主は言う
『それは私の好みで』
雄山はいう
『カレーの定義も出来ない癖に
自分の好みとはおかしいではないか』
雄山は続けて聞く
『第二の質問だ。カレー粉とは何なのだ。
カレー粉はイギリス人の発明で、
インド人はカレー粉を使わないという説もあるぞ
・・・
第三の質問。
カレーはこうして米と食べるのが正しいのか。
インドではチャパティとかナンとかいった
パンの種類がいくつかある。
そんなものと一緒に食べるのが正しいのではないか』
といった具合に カレーについて 質問する。
切っ先は するどい・・・・
この 『カレーの定義』 なるものが 面白い。
カレーは 確かに インドで始まり・・・・
イギリスに渡り、
そして 日本では 日本的なカレーが 花開いた。
そういうなかで カレー を考えるのは 楽しい。
カレー屋の店主が たじたじなのは やむをえない。
そこまで、考えて カレーを作っていない。
おいしいカレーを お客さんに喜んでもらえばいいわけだ。
私にとっては 海原雄山の カレーとはなにか?
が とても気になる。
それが 私の『美味しんぼ現象』 である。
マイダス王の店主は 山岡に相談する。
日本のカレーの状況を さらりと 勉強して・・・
インド料理研究家のアロラさんに会う。
アロラさんは言う
『あら、インドにはカレー粉はありませんよ。
ガラン・マササというものはありますけど
唐辛子、ターメリック、ブラックペーパー、
ガルダモン、クミン、コリアンダー、ジンジャー、シナモン。
そんなスパイスを調合したものです。
ガラン・マラサはカレー粉と違います』
インドには ガランマサラはあっても カレー粉がない!!
そして アロラさんの ナスカレーをいただく
山岡は言う
『(日本のカレー屋でたべたカレー)さっき食べたものは
香りの一つ一つ存在が渾然として別れずに
全体として一つの色調に溶け込んでいた。
しかしこのカレーの風味は、香りの一つ一つが
その姿をクッキリと別々に現しながら調和している』
そして 山岡たちは インド史の 辛島教授をたずねる。
辛島教授は言う
『カレーというのは日本語で本当はカリだね。
昔から言われているのはタミル語でソースを意味する
カリが語源で、それをポルトガル人が使ったとされる。
ところが実際にタミル語の辞書を見るとそんな言葉はない。
そこで私は新説を立てることにした。
タミル語で野菜という意味をあらわすカリという言葉があった。
これを私は料理、特にスープの具と解釈することにした。
スープをかけたごはんのことをポルトガル人はなにか?と質問した。
インド人はスープの中身のことを聞かれたと思って。カリと答えたわけだ。
従って、スパイスを混ぜ合わせた粉を
カリと呼ぶのは本来インド語ではない。
スパイスを混ぜ合わせた物を総称する語はインドにない。
今ではインド人も英国から逆輸入した形で
スパイスを混ぜ合わせた粉をカリと呼ぶ。
あるいはマサラという語を使う。ガランは辛いという意味だよ』
カレーの 謎とき が実にうまいなぁ。
感心するよ。雁屋哲的ストーリー。
カレーを歴史的な視点で定義することは大切だが
日本の国民食となっているカレーは独自に発展した食になっている。
日本のカレーをインドの人に普及することがおもしろそうだ。
ベスト1000レビュアーVINEメンバー
最近の美味しんぼでは特に顕著ですが、もともとこの作品は初期のころから長編の質が悪く、説明が冗長になったり話の割り振りが悪かったりで、とかく長編になると読みにくく作品の質が2ランクくらい下がる傾向があります。
このカレー勝負については初期の巻においていくつかある長編1本のみの巻のうち一つですが、やはりご多分にもれず読みにくいです。
話の内容はとても興味深いですし、勉強になります。カレーというものは本来どういうものなのか、またどうやって日本に来たのかなど、これを読めば一通りは理解できるとは思います。
ただ一方でストーリー性に著しく欠けており、また説明口調が多くて読みにくいです。料理もおいしそうですし、内容も読めば悪くないのですが、読ませ方が悪いと言えます。
このカレー勝負については初期の巻においていくつかある長編1本のみの巻のうち一つですが、やはりご多分にもれず読みにくいです。
話の内容はとても興味深いですし、勉強になります。カレーというものは本来どういうものなのか、またどうやって日本に来たのかなど、これを読めば一通りは理解できるとは思います。
ただ一方でストーリー性に著しく欠けており、また説明口調が多くて読みにくいです。料理もおいしそうですし、内容も読めば悪くないのですが、読ませ方が悪いと言えます。