この商品をお持ちですか? マーケットプレイスに出品する
裏表紙を表示 表紙を表示
サンプルを聴く 再生中... 一時停止   Audible オーディオエディションのサンプルをお聴きいただいています。
3点すべてのイメージを見る

美しい夏 (岩波文庫) 文庫 – 2006/10/17

5つ星のうち 3.9 7件のカスタマーレビュー

その他()の形式およびエディションを表示する 他のフォーマットおよびエディションを非表示にする
Amazon 価格
新品 中古品
文庫
"もう一度試してください。"
¥ 511
click to open popover

この商品を見た後に買っているのは?

Kindle 端末は必要ありません。無料 Kindle アプリのいずれかをダウンロードすると、スマートフォン、タブレットPCで Kindle 本をお読みいただけます。

  • Apple
  • Android
  • Android

無料アプリを入手するには、Eメールアドレスを入力してください。



【Amazon Global】OTAKU Store
Figures, Video Games, Blu-ray, DVD and Music of Japanese Anime, Games and Pop Culture Shop now

商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

都会で働く一六歳のジーニアと一九歳のアメーリア。二人の女の孤独な青春を描いた本書は、ファシズム体制下の一九四〇年、著者三一歳の作品。四九年にようやく刊行され、翌年イタリア最高の文学賞ストレーガ賞を受賞。


登録情報

  • 文庫: 206ページ
  • 出版社: 岩波書店 (2006/10/17)
  • 言語: 日本語
  • ISBN-10: 4003271424
  • ISBN-13: 978-4003271421
  • 発売日: 2006/10/17
  • 商品パッケージの寸法: 14.6 x 10.6 x 0.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.9 7件のカスタマーレビュー
  • Amazon 売れ筋ランキング: 本 - 46,080位 (本の売れ筋ランキングを見る)
  • さらに安い価格について知らせる
    この商品を出品する場合、出品者サポートを通じて更新を提案したいですか?

カスタマーレビュー

5つ星のうち 3.9
あなたのご意見やご感想を教えてください

トップカスタマーレビュー

形式: 文庫
「あのころはいつもお祭りだった。家を出て通りを横切れば、もう夢中になれたし、何もかも美しくて、とくに夜はそうだったから、死ぬほど疲れて帰ってきてもまだ何か起こらないかしら、火事にでもならないかしら、家に赤ん坊でも生まれないかと願っていた。」

本書の冒頭部分だが名文だと思う。少女の成長物語などはとくに書き出しが大切である。同じく名作とされる二作品と比べてみよう。

「ものうさと甘さとがつきまとって離れないこの見知らぬ感情に、悲しみという重々しい、りっぱな名前をつけようか、私は迷う。」(フランソワーズ・サガン『悲しみよこんにちは』)
「十八歳でわたしは年老いた。だれでもそんなふうなのだろうか、尋ねてみたことは一度もない。・・・」(マルグリット・デュラス『愛人/ラマン』-冒頭ではないが印象的な書き出し部分)

しかし、この小説の主人公ジーニアには『悲しみよ』のセシルや、『愛人』のヒロインとは違って青春を失ってはいない。初体験を済ませ「大人」になったが、未来はまだ彼女の中にあるところが違う。

それはともかく小説の中身は難解である。多くの感想が小説の情感を讃えても内容に触れないでいるのは理解が難しいからであろう。本稿ではあえて解釈を試みる。

物語はジーニアの16歳の夏から翌年の
...続きを読む ›
コメント 1人のお客様がこれが役に立ったと考えています. このレビューは参考になりましたか? はい いいえ 評価を送る...
フィードバックありがとうございました。
申し訳ありませんが、お客様の投票の記録に失敗しました。もう一度試してください。
違反を報告
形式: 文庫
昨年読みましたが、今でも印象に残っています。

イタリアの作家はあまり読まない…というか、
売っている本が少ない。
なので、とても新鮮でした。

ヴィットリーニ、カルヴィーノ、パヴェーゼは
イタリア20世紀文学における《ネオレアリズム》の代表者です。
パヴェーゼは反ファシズムと疑われ、1年間抑留。
この「美しい夏(La bella estate)」を執筆した2ヵ月後の1950年に自殺してしまいました。
この本は3部作の最後。

内容は意外。
読み始め、のどかな雰囲気の姉妹の話かと思ったら、全然違う。
そこは読む人の意見が分かれる所で、
ファシズム時代の作家、パヴェーゼらしさというか、
彼がリアリズムを打ち立てようとしていた作家だからだと思います。
でも、一人の少女が大人へと変わる"瞬間"を上手に描いているなと思ったし、
変わるというのもこういう事なんだろうと思う。
新鮮さを求めてる方には、是非とも読んで欲しいです。
コメント 18人のお客様がこれが役に立ったと考えています. このレビューは参考になりましたか? はい いいえ 評価を送る...
フィードバックありがとうございました。
申し訳ありませんが、お客様の投票の記録に失敗しました。もう一度試してください。
違反を報告
形式: 文庫 Amazonで購入
パヴェーゼ31歳の時の作品
執筆されたのは1940年頃
出版されたのは1949年で1950年6月にはイタリア最高の文学賞であるストレーガ賞を受けます
が、そのわずか2か月後、彼は自殺してしまいました
1935年には反ファシズムの理由で逮捕され、36年までイタリア半島南端の寒村に流刑されていたとか
パヴェーゼ自身の人生こそが物語になりそうです

都会に働く二人の女性、ジーニアとアメーリアの青春物語
兄と二人暮らし、洋装店で働くもうすぐ17歳になるジーニアが慕うのは20歳のアメーリア
アメーリアの職業は絵画のモデルだと本人は言いますが、実は娼婦のようなこともしているのではないかと思われます
昼間は働き、夜はカフェやダンスホールで遊び、日曜は散歩に出かけたり湖でボートに乗ったり、映画を観たり、全く疲れを知らない若者たち
アメーリアの後を追うように、美しい夏を夢みる少女・ジーニアは恋を知り美しい夏を生きてしまった女へ変貌していきます
夏は再び巡ってきます
けれどあの美しい夏は二度とやってこないのです

軽く読もうと思えば読めてしまう青春物語です
しかし、その奥に秘められた『真の物語』を読み取ってこそ
ジーニアとアメーリア、そして私たちを含め誰もが通過したあの季節への思いが甦ることでしょう
コメント 2人のお客様がこれが役に立ったと考えています. このレビューは参考になりましたか? はい いいえ 評価を送る...
フィードバックありがとうございました。
申し訳ありませんが、お客様の投票の記録に失敗しました。もう一度試してください。
違反を報告
形式: 文庫 Amazonで購入
こちらのおすすめリストに上がっていて、読んでみたくなりました。
海外作品は英米ばかりでしたので、とても興味がありました。

読んでいると、青春時代の独特な感じが蘇ってきました。
恋愛に関する考え、大人への憧れのようなものが読んでいて
「そうそう、そういうのあったあった」と共感を持ちながら読みました。

十分大人(笑)なのであのラストを受け入れられますが、できたら学生
時代に読んで、読後感を比べてみたかったです。
(読んでたらあのラストは釈然としなかったかも)

他の作品も面白そうですね。
コメント 4人のお客様がこれが役に立ったと考えています. このレビューは参考になりましたか? はい いいえ 評価を送る...
フィードバックありがとうございました。
申し訳ありませんが、お客様の投票の記録に失敗しました。もう一度試してください。
違反を報告