Kindle 端末は必要ありません。無料 Kindle アプリのいずれかをダウンロードすると、スマートフォン、タブレットPCで Kindle 本をお読みいただけます。

  • Apple
  • Android
  • Windows Phone
  • Android

無料アプリを入手するには、Eメールアドレスを入力してください。

Kindle 価格: ¥ 432

¥ 130の割引 (23%)

ポイント : 90pt (20%)

これらのプロモーションはこの商品に適用されます:

Kindle または他の端末に配信

Kindle または他の端末に配信

[吉村昭]の羆嵐(新潮文庫)
Kindle App Ad

羆嵐(新潮文庫) Kindle版

5つ星のうち 4.7 131件のカスタマーレビュー

その他(3)の形式およびエディションを表示する 他のフォーマットおよびエディションを非表示にする
Amazon 価格
新品 中古品
Kindle版
"もう一度試してください。"
¥ 432
単行本
"もう一度試してください。"
¥ 1,130
文庫
"もう一度試してください。"
¥ 529 ¥ 114

Kindle雑誌セール 99円~
Kindle雑誌が99円~とお買い得!ビジネス、ファッション、趣味・実用雑誌ほか多数。 今すぐチェック
【クーポンプレゼント】: コカ・コーラ対象商品購入でデジタル商品に使える200円クーポンプレゼント!おひとり様何回でも可能。 今すぐチェック


商品の説明

内容紹介

北海道天塩山麓の開拓村を突然恐怖の渦に巻込んだ一頭の羆の出現! 日本獣害史上最大の惨事は大正4年12月に起った。冬眠の時期を逸した羆が、わずか2日間に6人の男女を殺害したのである。鮮血に染まる雪、羆を潜める闇、人骨を齧る不気味な音……。自然の猛威の前で、なす術のない人間たちと、ただ一人沈着に羆と対決する老練な猟師の姿を浮彫りにする、ドキュメンタリー長編。

内容(「BOOK」データベースより)

北海道天塩山麓の開拓村を突然恐怖の渦に巻込んだ一頭の羆の出現!日本獣害史上最大の惨事は大正4年12月に起った。冬眠の時期を逸した羆が、わずか2日間に6人の男女を殺害したのである。鮮血に染まる雪、羆を潜める闇、人骨を齧る不気味な音…。自然の猛威の前で、なす術のない人間たちと、ただ一人沈着に羆と対決する老練な猟師の姿を浮彫りにする、ドキュメンタリー長編。

登録情報

  • フォーマット: Kindle版
  • ファイルサイズ: 396 KB
  • 紙の本の長さ: 139 ページ
  • 出版社: 新潮社 (1982/11/25)
  • 販売: Amazon Services International, Inc.
  • 言語: 日本語
  • ASIN: B00BIXNK4Q
  • X-Ray:
  • Word Wise: 有効にされていません
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.7 131件のカスタマーレビュー
  • Amazon 売れ筋ランキング: Kindleストア 有料タイトル - 6,150位 (Kindleストア 有料タイトルの売れ筋ランキングを見る)
  •  画像に対するフィードバックを提供する、またはさらに安い価格について知らせる


カスタマーレビュー

トップカスタマーレビュー

投稿者 青頭倶楽部 殿堂入りレビュアートップ100レビュアー 投稿日 2010/8/30
形式: 文庫
北海道の山間部は人が踏み入れない地も多く、ありのままの自然を渓流釣りや
登山で楽しむ者も多い。しかし不幸にも羆と一度でも遭遇してしまうと、とたんに山に
入るのをやめてしまうという。それくらい羆と出会う衝撃は大きい。その迫力や威圧感は、
経験した者以外には到底推し量ることはできない。現代人が滅多に感じることのない
現実的な"死の恐怖"を味わった者は、人生観すら変わってしまうと聞く。

大正四年(1915年)、その惨劇は現苫前町で起きた。死者六名、重傷者三名。日本
最悪の獣害事件である。被害のあった六線沢を地図で確認してみると、驚くほどの
山奥である。百年前はこのようなところにも人の生活があったのだと感慨深いものが
ある。実に恐い小説であるが、筆致は淡々としており、それが却って恐怖を高める
効果を生んでいる。この事件の事前知識はなかったため、読み進めながら、いつ羆が
出てくるかと気が気でなく、映画「ジョーズ」のような恐怖感を味わうことになった。

北海道の開拓史は生きることの厳しさをいつも我々に教えてくれる。そこには必死に
生きる我々の先祖たちがいる。北海道に生まれ育った者として、私は学校で学ぶ
歴史よりも生きた"歴史"を感じるのだ。現代
...続きを読む ›
コメント 167人のお客様がこれが役に立ったと考えています. このレビューは参考になりましたか? はい いいえ 評価を送る...
フィードバックありがとうございました。
申し訳ありませんが、お客様の投票の記録に失敗しました。もう一度試してください。
違反を報告
形式: Kindle版 Amazonで購入
人の基本的な営みは自然の循環の中から得られる恵みで支えられている。本来、人もその循環要素の一つである。

厳しい自然の中にあって、人はその弱い肉体を守るために人間社会という城壁を築いてゆく。
この物語で語られている移住者の多くは内地から来た農民である。彼らは北の大地で豊かな生活という城壁を徐々に積み上げていった。その土地から与えられる恵みで育まれ、死んだ者を葬り、また新たな命を生み出す。その循環を繰り返すことにより彼らは徐々に土地に馴染んでいく。いかにも農民的な循環である。

しかし北の大地には凶暴な別の循環要素があった。この循環要素を受け入れることがこの土地に生きるということだ。

ここで生きるとはここの循環を受け入れ、自分たちがその要素であることを忘れないことである。

羆の害から救われた貧しい入植農民が、羆を仕留めた猟師からあり金すべてを要求されるシーンがある。
猟師は家族を惨殺された村人たちにもともと見返りを求めるつもりはなかったが、酷い経験を経ても、その土地の循環を理解しようとしない農民への怒りと諦めが「有り金を巻き上げる」という形で現れたのだろう。

現代では城壁に守られていると人間だけで生きているような錯覚を持ってしまいがちだが、災害や事故があれば突
...続きを読む ›
コメント 12人のお客様がこれが役に立ったと考えています. このレビューは参考になりましたか? はい いいえ 評価を送る...
フィードバックありがとうございました。
申し訳ありませんが、お客様の投票の記録に失敗しました。もう一度試してください。
違反を報告
形式: 文庫 Amazonで購入
わたしは、この作者の作品の多くはハードボイルド小説と考えている。素材をできる限り活かし、主人公の心理描写を極力抑えた乾いた文体で読者に訴える。またルポルタージュ的な面も強く克明にデータが書き込まれている。そのため一般的な小説としては抑揚がなく、読みづらいと思う作品も少なくはない(例えば『桜田門外の変』)。ただしこの作品はそのような作者の特色が極めて成功した代表作の一つであることは間違いない。なにせ素材自体が下手な小説を超えてしまっている。しかしその素材はあまりにも重く、扱い方が難しい。

ストーリー全体を貫くなんとも言えない恐怖感も魅力の一つであるが、読みどころはやはり中半以降、熊撃ちのプロフェッショナルでありながら、村人に忌み嫌われている絶対的アウトロー、銀四朗が登場してからのストーリー展開である。その登場シーンはまるで映画を見ているように情景が浮かぶ。正直、このあまりに魅力的な主人公の一人に思いっきり感情移入してしまった。銀四朗はこう言う。「おれはクマを追うときは夜明けから日没まで山の中を歩き続ける。クマの足は早いが、それに追いつくためにはクマより早く歩かねばならぬ。」まさしく銀四朗は大正時代のゴルゴ13である。

またタイトルついても著者は相当考えた節がうかがえる。読了前にタイトルに感じたその荒々しいイメージが、読了後はなんとも寂しく、一種の悲しさを誘う仕掛けがしてあるところも作者の技量を感じさせ、本好きをうならせる。
コメント 134人のお客様がこれが役に立ったと考えています. このレビューは参考になりましたか? はい いいえ 評価を送る...
フィードバックありがとうございました。
申し訳ありませんが、お客様の投票の記録に失敗しました。もう一度試してください。
違反を報告
形式: 文庫
大正4年12月、冬眠の時期を逸した一頭の羆(ヒグマ)が僅か2日の間に6人の男女を殺害した。この北海道の開拓村で起こった日本獣害史上最大の惨劇を描いたドキュメンタリー作品である。(羆は日本最大の肉食類であり最大500キロにもなる日本では北海道にしか生息しないクマである)。

当然、凄惨なシーンも描かれているのだが、そこは著者の作品である。抑えた筆致で書かれている。しかし、その淡々とした文章がより一層この事件の恐ろしさを際立たせている。

初めてこの作品を読んだときには、その恐ろしさだけが先にたったのだが、何回も読むうちに、この作品が「羆」という自分達の力ではどうにもならない脅威に遭遇したときの村人達の心の動きと行動、圧倒的な力を前にした「集団」の無力な姿が見事に描かれた「集団劇」ではないかという気がしてならなくなった。そして、この「集団」の無力さは、羆を最後に射殺したのが一人の猟師であることで一層強調されている。

凄惨さだけでなく、こういったことが丁寧に描かれている点が、この作品が単なるドキュメンタリーの範疇を超え、優れた「小説」となっている理由なのであろう。と偉そうなことを言っても、自分が同じ立場になったら村人達の同じなんだろうなぁとは思うのだが…。

私は生まれも育ちも北海道である。祖父母が暮らして
...続きを読む ›
コメント 147人のお客様がこれが役に立ったと考えています. このレビューは参考になりましたか? はい いいえ 評価を送る...
フィードバックありがとうございました。
申し訳ありませんが、お客様の投票の記録に失敗しました。もう一度試してください。
違反を報告

最近のカスタマーレビュー

click to open popover