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羅生門 デジタル完全版

 (598)
8.21時間28分1950G
平安時代。土砂降りの雨に煙る羅生門の廃墟で旅法師と杣売りが首を傾げていた。走り込んで来た下人の問いに答えて2人は不思議な話を語り始める。都で名高い盗賊・多襄丸が森の中で武士の夫婦を襲い、夫を殺した。だが検非違使庁での3人の証言は全く言っていいほど異なっていた…。[俳優・監督セレクション]
監督
黒澤明
出演
三船敏郎森雅之京マチ子
ジャンル
ドラマ歴史
オーディオ言語
日本語
レンタル期間は30日間で、一度視聴を開始すると48時間でレンタルが終了します。

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出演
志村喬千秋実上田吉二郎加東大介本間文子
提供
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レビュー

5つ星のうち4.2

598件のグローバルレーティング

  1. 56%のレビュー結果:星5つ
  2. 26%のレビュー結果:星4つ
  3. 8%のレビュー結果:星3つ
  4. 5%のレビュー結果:星2つ
  5. 5%のレビュー結果:星1つ
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トップレビュー日本から

ゆうくん2019/02/12に日本でレビュー済み
5.0/星5つ中
人間も歴史も真実は藪の中、客観的立場だけが信憑性を補完する
確認済みの購入
本作の面白さは既に伝説級で、何度観ても画面にかぶり付いてしまう日本映画の傑作。

黒澤作品の中でも異色中の異色作だが、世界的にも驚愕の映画だったらしく、ベネツィア国際映画祭で初めて日本作品が金獅子賞を受賞した。翌年アカデミー賞名誉賞も獲得し、11作目にして初めて黒澤明の名が世界に轟いた瞬間だ。

全ての人類史に喧嘩を売るが如き野心的なテーマ、モノクロながら自然光を活かした鮮烈な画面と躍動的かつ溜めもあるカメラワーク、同じ役柄を全く異なる性格で4回演じる達者な役者達、映画用の格好良い殺陣ではなく素人同士の敢えてみっともない決闘を撮るセンス、そして主役は事件当事者達ではなく陪審員的な傍観者、何れもが当時の映画のセオリーを無視していたのだろう。

特に四者四様の自画自賛ストーリーこそ鍵だ。大映と黒澤の制作意図は人間のエゴイズムを嘲笑的に暴くだけだったかも知れないが、欧米映画関係者が日本作品として観た視点は全く違った筈だ。
それは「歴史は勝者によって記される」の太古からの欺瞞に挑戦する、敗者日本の未曾有の大胆な試みに映ったからだ。

原作通り「歴史の真実は常に藪の中」を、日本が撮ったのだから同じ敗者のイタリアのベネツィアで化学反応を起こした事はある意味で必然だったと言える。
それが偶然の産物だったのは大映は映画祭への出品を辞退したのに、イタリア映画制作会社の社長が惚れ込んで無理矢理出品したからだ。だからグランプリ授賞式に日本人が誰も出席しない珍事が起きたし、黒澤も授賞を知らなかった。
つまり大映も黒澤も、日本ですらヒットしなかった作品で世界に勝負する気はさらさら無く、ましてや世界的には黒澤は未だ無名なのに世界に訴える大それた作品とは思っていなかった。
が、人間と歴史への高尚なアンチテーゼに世界が勝手に盛り上がったのだ。
黒澤の類い稀な映像表現が有ってこその話だが、現実とは何と面白いのだろうと一人合点している。

また、芥川龍之介等の日本文壇が世界に対しても普遍的に通用するメッセージを書き遺してくれた偉業にも感謝したくなる。邦画を世界に知らしめた歴史的作品を丁寧にリマスターしてくれた角川映画、他二団体の英断にも感謝したい。
観る人の立場や主観でこれほど印象の違う作品は恐らく他に類をみない。無理矢理、観客も陪審員に引きずり込むとは何とも罪深い異色の傑作だ。
140人のお客様がこれが役に立ったと考えています
とりとり2018/12/03に日本でレビュー済み
5.0/星5つ中
極上の娯楽映画
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登場人物の考察をするもよし、俳優の演技を観るもよし、カメラワーク等の黒澤技術を観るもよしという、まさに映画の魅力が集約したエンターテイメントに溢れた作品だなと感じました。

”嘘”というテーマを突き付けることによって、観ている側も最終的には疑心暗鬼に陥ってしまうという点がとても面白いです。私は赤子を譲り受けた杣売りが最終的に赤子を売ってしまうのではないかと考えてしまいました。
結局、一番自分に正直なのは道徳心の欠片もない男ということでしたが、これは逆をいえば倫理や道徳を守るには自分に嘘をつく必要があるということなのかなと。

そもそも、映画というもの自体虚構の世界でありますから、いくら考察したところで答えは出ません。しかし、そのおかげで無限に想像することが可能で飽きることがない。この作品はそんな映画が持つ楽しみ方を存分に味わわせてくれました。
37人のお客様がこれが役に立ったと考えています
ヒー2019/08/08に日本でレビュー済み
5.0/星5つ中
日本国内盤と輸入盤の比較。
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このレビューは、「羅生門 デジタル完全版[Blu-ray]と「羅生門 Blu-ray(北米版)[Import]のレビューです。

この映画「羅生門」に関して、多くを語ることは必要ありませんね。
日本映画界が世界に誇れる映画の一本と言って過言ではない作品です。
インターネットでも簡単に検索し、情報を集められるので苦労しません。
多くのレビュアーさんが詳しいレビューをされているので誰もが安心して購入できるレビューばかりです。

そこで自分は、日本国内盤と輸入盤を比較してみました。
比較対象品は、日本盤がもちろん角川書店さんが発売している正規品のブルーレイ。
輸入盤は、賛否両論!ただし綺麗だという評価が多いクライテリオン社盤です。
黒澤 明 監督作品や初代「ゴジラ」などのレビューでは、圧倒的に日本盤よりキレイ!見易い!と評価の高いクライテリオン社製のブルーレイですが、この「羅生門」に関してはちょっと事情が違うようです。
両者を見比べると殆ど大差はない様子。
ただし若干ですが、レストアして修復したフィルム傷が、多少消し切れていないかな?と思われるシーンが多く見受けられた(そのように見えた)のがクライテリオン社製の方。
同じシーンでも日本版の方は、あまり目立たなかったというのが自分の感想です。
しかし素人ながら感じたのは、同じマスターではないのかな?ということ。
フィルム傷の見え方には、多少違うコントラストの関係が影響しているのかな?という感じです。
画質の見比べは、案外簡単そうで難しく、2台のモニターで同時再生しても、モニターの設定や生産時期による違いで、電気店で同じ映像を流していても、どのモニターも画質が随分違って見えるように若干の違いが出てしまいます。
自分は、1台のモニターしかないので本当に感じでしかわかりませんが、確認のため同じ条件でパソコンを使い画面キャプチャーして比較しています。
黒澤 明 監督作品や初代「ゴジラ」などのブルーレイ・ソフトは、明らかにコントラストの違いやシャープネスの違いがハッキリわかりますが、この「羅生門」に関しては、甲乙つけがたいというのが率直な意見です。
「羅生門」のブルーレイは、日本盤も輸入盤も殆ど変化はないというのが結論ですが、若干のコントラスト違いは見受けられます。
ただし特典映像は、比べ物にならないほど輸入盤の方が上です。
当時の撮影秘話や苦労などがわかるインタビューが盛りだくさん。英語字幕を消せば日本のテレビ番組を見ている感覚で全て見ることができます。
この特典映像だけでも輸入盤を買う価値があるという感じです。
自分は、両方買って大満足しております。

と言うことで、星5つとさせて頂きました。
29人のお客様がこれが役に立ったと考えています
ウツウツ2018/12/23に日本でレビュー済み
2.0/星5つ中
黒澤作品としては、退屈だ
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海外で受賞した作品だから、
芥川や今昔物語がベースだから、、、
それでも退屈な作品は、退屈です。

間延びしすぎているんですね。
検非違使の前で証言するシーンと
回想シーン、羅生門の雨の中のシーンと
3つ巴で話しが展開するものの、
回想シーンがね、酷い。
あれだけ、三船と森雅之と京マチコの
山の中の追いかけっこを誰がみたい?
もっと編集で切るべき。
音楽も単調で、うるさいだけ。

ただ、他のレビューでもあるように
カメラワークだけは、最高でしたね。
かろうじて見れました。

悲しいかな、
志村喬も三船も
演じるのが難しそうで
もう一つ役柄を把握できてない感じがしました。
30分くらいならば、
あるいは、舞台ならば、
この作品もいきるでしょうが。
1時間30分の映画なら、
退屈としかいえない。
32人のお客様がこれが役に立ったと考えています
Amazon カスタマー2018/11/09に日本でレビュー済み
5.0/星5つ中
人間そのものを描いた鋭い作品
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今からすでに68年も前の映画とはいささか驚き。十代の頃に一度観て、退屈な映画という印象を受けたが、その時分はあまりに教養がなかった。今あらためて今作を観て、極端な新鮮さに驚いている。
検非違使庁での三人の証言は、それぞれ自分の都合のいいように、またその他の二人をけなしたり貶めることで相対的に自分を良く見せようとしていた。しかし最後の浪人の証言では、三人がそれぞれグログロとした実に人間臭い立ち回りをしている。この演じ分けは実に面白かった。
そしてカメラワーク。私は映画通でも何でもないので詳しいことはわからないが、カメラが動きながら俳優をしっかりと捉え、動き→静止→動きがメリハリがついていた。そして新鮮味があったのは、殺陣。
時代劇のようなムダを省いた美しいタチではく、本当に殺す殺されるという現実に直面したときの人間の動き、無駄がありありで隙きだらけな、しかし美しいあの動きこそ黒沢が描きたかったものだろう。
30人のお客様がこれが役に立ったと考えています
るか32018/11/17に日本でレビュー済み
4.0/星5つ中
いや、人間ってもっと卑怯で、本来は性悪説だと思うけど?
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「証言が食い違う」という、大まかなあらすじは知っていました。
てっきり殺人事件の罪をお互いになすりつけ合い、おのれの無実を訴えるものかと想像してたんですが、実際は違いました。
いや、別にこれなら人間不信になるほどのことじゃないじゃん…と感じた私は、現代の情報化社会(特にネット)に毒されてるんでしょうかね。

大河ドラマをたまに見ますが、衣装は「乱れない・汚れない・破れない・脱がない」の、形ばかりのものとなり、野外ロケもほとんどないし、壮大なセットも見ないなあ…と、この映画のようなリアルな芝居をやってほしいと思いました。
が、その前に、今の役者さん(一部のベテランを除く)って、本作のような何通りもの演じ分けってできるんでしょうか?
ワイルドな三船敏郎と、幼女と妖女のどちらにもなる京マチ子に惹かれました。

古典的名作として一度見ておいて損はないでしょう。
16人のお客様がこれが役に立ったと考えています
Mechtatel2018/09/16に日本でレビュー済み
5.0/星5つ中
KUROSAWA
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古い映画を見ると(普段はあまり見ないからか)
カメラワークやカット割りの違いで違和感を覚えることがままあるが、
本作は全然そのように感じなかった。
これは黒澤明監督の技法が現代映画に受け継がれているからかと想像する。

ラストシーンの美しさ。
羅生門をバックに赤子を抱く浪人の姿が人間の髄を映し出していると感じた。
旅法師が世は地獄か、信じられる人間は存在しないのかと絶望したそのすぐ後だが、
浪人は自分が自分のことをよくわからないと嘆きながらも、自分が自分を信じずして誰が信じると
思ったのか、赤子を預かり守ることを心に決めた、その姿を見て、旅法師は少しばかりか世に光を見たのではと思う。
ラストシーンの羅生門はそんな浪人の裏鏡になっているのではと推察する。人の心の美しさが見えた。
18人のお客様がこれが役に立ったと考えています
鳴城2020/08/02に日本でレビュー済み
1.0/星5つ中
お子様はこれを芥川だと思わないこと!
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冒頭、1分あれば足りる前置きを7分かけてやります。本題に入ったかと思うと、樵が山の奥へ踏み入ってゆく、ただそれだけの描写にまるっと2分費やします。
物凄くイラつく導入部です。

内容は芥川の『薮の中』が約1時間、そこからオリジナルの「目撃者の話」を加え、『羅生門』の一部改変エピを足して、ラスト無理矢理「いい話」にして終わります。
このラストの急転直下っぷり、凄いです。
それまでの話を道徳の教科書方向へ強引にねじ曲げる力ワザを、エンディングのわずか2分でチャチャッとやってのけちゃいます。冒頭の時間こっちによこせ。

構成的には大変わかり易くなっています。何せ道徳の教科書なので、子供にも伝わるように全部セリフでの解説つき。
勿論、原作の『薮の中』の、文庫でたった15頁(新潮 昭和56年版)の簡潔な文章の底からぞわぞわ湧き上がるような恐怖感は皆無です。ホントに皆無。
その代わりお子様の好きなチャンバラ場面に力を注いでいます。

映画としては大変優れた代物なのかも知れませんが、そこいらはこの映画を高く評価なさっていらっしゃる方々にお任せします。
個人的にはぼそぼそした台詞に音楽が覆い被さってるあたりやら、滑舌ワルい役者やらには戸惑いました。

原作さえ知らなければ良い映画と思えたのかも、原作に囚われ過ぎて映画としての正当な評価ができなくなってるだけかも、と思う映画は多々ありましたが、これは原作を読んでなくても絶対面白いとは思えなかったと断言します。
肚の底からガッカリ。
5人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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