原題「合理的な楽観主義者」の通り、本書の主旨は、
人類10万年の歴史を振り返ると、交換と専門化により、
人間の知性が集団的になったこと。
また、社会がネットワーク化された現在、
アイデアの交配は過去に例が無いほど盛んであり、
イノベーションの発生も加速化しており、
今世紀の経済発展は想像を超える水準に高まると予測する。
根拠として本文から要旨を抜粋すると、
・人間は分業を発見し、努力と才能を専門化させた。
・専門化は道具製作用のための道具作りの時間を投資させ、
結果としてイノベーションを促した。
・繁栄とは時間の節約であり、節約される時間は分業に比例して増える。
・人間が消費者として多様化し、生産者として専門化し、
その結果多くを交換するほど、暮らしは良くなる。
・交換の普及と専門化、そしてこれらが引き出した時間が歴史の最大のテーマ。
・ほとんどのテクノロジーはハイブリッド(雑種)である。
・アイデアや発見、知識は物質と異なり無尽蔵であるため、
イノベーションに終わりは無い。
・多くの悲観主義は根拠が希薄である(核戦争、人口爆発と食糧難、地球温暖化等)
参考までに日経新聞での書評を抜粋すると
「巧みな例証の組み合わせと味のいい構成力に引きづられ、
結構愉快な読書をさせてもらった。」
とある。
同感である。
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繁栄――明日を切り拓くための人類10万年史(上) 単行本 – 2010/10/22
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フィナンシャル・タイムズ&ゴールドマン・サックスが選ぶ
ビジネスブック・オブ・ザ・イヤー2010候補作
文明を駆動するものは何か?
それは「アイデアのセックス」だ――。
膨大なデータで人類史の謎を解き明かす、知的興奮の書。
経済崩壊、貧困拡大、環境汚染、人口爆発……。メディアを席捲する知識人は、われわれ人類は今にも破滅に向かうと日々嘆く。 だが実のところ、こうした悲観的未来予測は200年前から常にあったのだ――ほとんど外れてきたにもかかわらず。
各種データを見れば、事実はまったく逆だ。「今」ほど最高の時代はない。そして人類の生活レベルは地球規模でなお加速度的に向上している。なぜか? 有史のある時点で、交換と分業が生まれ、それによって個々の知識が「累積」を始めたからだ。
石器時代からグーグル時代にいたるまでを、ローマ帝国、イタリア商人都市、江戸期日本、産業革命期英国、そして高度情報技術社会などを例に、経済、産業、進化、生物学など広範な視点で縦横無尽に駆けめぐる。東西10万年をつうじて人類史最大の謎「文明を駆動するものは何か?」を解き明かす英米ベストセラー、待望の日本語版。
ビジネスブック・オブ・ザ・イヤー2010候補作
文明を駆動するものは何か?
それは「アイデアのセックス」だ――。
膨大なデータで人類史の謎を解き明かす、知的興奮の書。
経済崩壊、貧困拡大、環境汚染、人口爆発……。メディアを席捲する知識人は、われわれ人類は今にも破滅に向かうと日々嘆く。 だが実のところ、こうした悲観的未来予測は200年前から常にあったのだ――ほとんど外れてきたにもかかわらず。
各種データを見れば、事実はまったく逆だ。「今」ほど最高の時代はない。そして人類の生活レベルは地球規模でなお加速度的に向上している。なぜか? 有史のある時点で、交換と分業が生まれ、それによって個々の知識が「累積」を始めたからだ。
石器時代からグーグル時代にいたるまでを、ローマ帝国、イタリア商人都市、江戸期日本、産業革命期英国、そして高度情報技術社会などを例に、経済、産業、進化、生物学など広範な視点で縦横無尽に駆けめぐる。東西10万年をつうじて人類史最大の謎「文明を駆動するものは何か?」を解き明かす英米ベストセラー、待望の日本語版。
- 本の長さ296ページ
- 言語日本語
- 出版社早川書房
- 発売日2010/10/22
- ISBN-104152091649
- ISBN-13978-4152091642
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商品の説明
内容(「BOOK」データベースより)
歴史を駆動するものは何か?それは「アイデアの交配」だ。膨大なデータで人類史の謎を解き明かす、知的興奮の書。石器時代からグーグル時代にいたるまでを、ローマ帝国、イタリア商人都市、江戸期日本、産業革命期英国、そして高度情報技術社会などを例に、経済、産業、進化、生物学など広範な視点で縦横無尽に駆けめぐる。東西10万年をつうじて人類史最大の謎「文明を駆動するものは何か?」を解き明かす英米ベストセラー、待望の日本語版。フィナンシャル・タイムズ&ゴールドマン・サックス選ビジネスブック・オブ・ザ・イヤー2010候補作。
著者について
マット・リドレー Matt Ridley
1958年、英国ノーサンバーランド生まれ。
オックスフォード大学モードリン・カレッジを首席で卒業後、同大で博士号(動物学)を取得。その後「エコノミスト」紙の科学記者を経て、英国国際生命センター所長、コールドスプリングハーバー研究所客員教授を歴任。英国王立文芸協会フェロー、オックスフォード大学モードリン・カレッジ名誉フェロー。
リチャード・ドーキンスらと並ぶ科学啓蒙家として世界的に著名で、その執筆活動により全米科学アカデミー図書賞、デイヴィス賞を受賞。著作は27カ国語に翻訳されており、『ゲノムが語る23の物語』『やわらかな遺伝子』は各国でベストセラーになった。他の著作に『赤の女王』『徳の起源』など。2010年7月にはオックスフォードで開かれたTEDグローバルに登壇し、喝采を浴びた。
1958年、英国ノーサンバーランド生まれ。
オックスフォード大学モードリン・カレッジを首席で卒業後、同大で博士号(動物学)を取得。その後「エコノミスト」紙の科学記者を経て、英国国際生命センター所長、コールドスプリングハーバー研究所客員教授を歴任。英国王立文芸協会フェロー、オックスフォード大学モードリン・カレッジ名誉フェロー。
リチャード・ドーキンスらと並ぶ科学啓蒙家として世界的に著名で、その執筆活動により全米科学アカデミー図書賞、デイヴィス賞を受賞。著作は27カ国語に翻訳されており、『ゲノムが語る23の物語』『やわらかな遺伝子』は各国でベストセラーになった。他の著作に『赤の女王』『徳の起源』など。2010年7月にはオックスフォードで開かれたTEDグローバルに登壇し、喝采を浴びた。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
リドレー,マット
1958年、英国ノーサンバーランド生まれ。オックスフォード大学モードリン・カレッジを首席で卒業後、同大で博士号(動物学)を取得。その後「エコノミスト」紙の科学記者を経て、英国国際生命センター所長、コールドスプリングハーバー研究所客員教授を歴任。英国王立文芸協会フェロー、オックスフォード大学モードリン・カレッジ名誉フェロー。リチャード・ドーキンスらと並ぶ科学啓蒙家として世界的に著名で、その執筆活動により全米科学アカデミ図書賞、デイヴィス賞を受賞
大田/直子
翻訳家。東京大学文学部社会心理学科卒
鍛原/多惠子
翻訳家。米国フロリダ州ニューカレッジ卒(哲学・人類学専攻)
柴田/裕之
翻訳家。早稲田大学・Earlham College卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
1958年、英国ノーサンバーランド生まれ。オックスフォード大学モードリン・カレッジを首席で卒業後、同大で博士号(動物学)を取得。その後「エコノミスト」紙の科学記者を経て、英国国際生命センター所長、コールドスプリングハーバー研究所客員教授を歴任。英国王立文芸協会フェロー、オックスフォード大学モードリン・カレッジ名誉フェロー。リチャード・ドーキンスらと並ぶ科学啓蒙家として世界的に著名で、その執筆活動により全米科学アカデミ図書賞、デイヴィス賞を受賞
大田/直子
翻訳家。東京大学文学部社会心理学科卒
鍛原/多惠子
翻訳家。米国フロリダ州ニューカレッジ卒(哲学・人類学専攻)
柴田/裕之
翻訳家。早稲田大学・Earlham College卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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登録情報
- 出版社 : 早川書房 (2010/10/22)
- 発売日 : 2010/10/22
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 296ページ
- ISBN-10 : 4152091649
- ISBN-13 : 978-4152091642
- Amazon 売れ筋ランキング: - 218,873位本 (の売れ筋ランキングを見る本)
- カスタマーレビュー:
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カスタマーレビュー
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2010年12月30日に日本でレビュー済み
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11人のお客様がこれが役に立ったと考えています
役に立った
2010年11月4日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
リドレーの本のすばらしさはなんだろうか。
それは、彼の中立的な視点と、真実への愛であると僕は思う。
彼が経済を語ろうとしてたのは必然的なものがあるのだと思う。
私たち人間の祖先が競争優位に立てたのは、経済の根本部分意ある”交換”という性質を
持っていたからだという彼の確信にが彼にこれを書かせたのだと思う。
彼が経済学を語るとき、考えにヒントを得たのは、ハイエク、スペンサー、ヴェブレン、アダムスミス
等々である。これらの名前を挙げて、ある共通したイメージがあがる人にとっては刺激的な本ではないのかもしれない。
市場原理主義に近づく私たちの社会。
そこに脅威を見るのか、あるいは大きな希望と可能性を見るのか。
私たちの祖先はかつて何千キロという距離を海を旅してきたという。
私たちの遺伝子には未知なる物への恐怖に打ち勝てるようにプログラムされている。
市場はやけに恐ろしく見える。貧困を拡大しているように見える。環境を破壊している?
本当に克服しなければいけないのは、市場原理主義ではなく、それに対する恐怖心なのかもしれない。
それは、彼の中立的な視点と、真実への愛であると僕は思う。
彼が経済を語ろうとしてたのは必然的なものがあるのだと思う。
私たち人間の祖先が競争優位に立てたのは、経済の根本部分意ある”交換”という性質を
持っていたからだという彼の確信にが彼にこれを書かせたのだと思う。
彼が経済学を語るとき、考えにヒントを得たのは、ハイエク、スペンサー、ヴェブレン、アダムスミス
等々である。これらの名前を挙げて、ある共通したイメージがあがる人にとっては刺激的な本ではないのかもしれない。
市場原理主義に近づく私たちの社会。
そこに脅威を見るのか、あるいは大きな希望と可能性を見るのか。
私たちの祖先はかつて何千キロという距離を海を旅してきたという。
私たちの遺伝子には未知なる物への恐怖に打ち勝てるようにプログラムされている。
市場はやけに恐ろしく見える。貧困を拡大しているように見える。環境を破壊している?
本当に克服しなければいけないのは、市場原理主義ではなく、それに対する恐怖心なのかもしれない。
2018年9月13日に日本でレビュー済み
78点
255ページ 45文字 17行
45文字×17行×255ページ=195,075文字
図表や改行分を計算に入れて3/4を掛けると=195,075文字
日本人の平均的読書スピードを毎分600文字として325分
平均的な読者で
読了まで5時間25分程度
著者はどうやらリバタリアンらしい。
歴史上、競争が行われていれば問題なかったのに政府の介入があった為に繁栄は阻害され、時に繁栄は失われたというのが著者の意見。
さらに環境保護団体が、アフリカを飢えに陥れ、自然環境保護を阻害しているというのも、著者の見解。
確かに刺激的な内容ではあるし、今までの常識がひっくり返るような内容もあるので、面白く読める部分もあるが、随所に強引な論理展開や一方的な事例の列挙があり、鵜呑みにしてはいけないと頭の中で警報が鳴る。
グリーンピースなど環境保護団体のあり方もいかがなものかと思うことも多いが、かといって手放しでバイオ企業のやる事を賞賛していいことにはならない。
企業が実際、公害を出したことは日本においても事例があるし、問題が生じた時に企業では責任が取りきれないのは原発事故を見ても明らかだ。
責任が取れない奴らに自由にやらしていいわけがない。
何しろ株式会社は有限責任なのだから。企業が環境や国民全体をリスクに晒すことで自己の利益を得ようとするのを許してはならないだろう。
また、消費者が自分と接点が大きい政府より、関わるかどうかを選択できる企業に文句をいうのはおかしいというが、こんなのは完全に論点ずらしだ。
消費者は行政にも文句をいうし、企業にも文句をいう。どちらかを選ぶ必要など微塵もない。
著者のなんでみんながわからないのかまったくわかんないんだけどという不遜な態度が見え隠れ。
リバタリアンはなんだかみんな不遜なのだろうか?自分の理論がわからないやつはみんな馬鹿みたいな……。
(下)を読むかどうかちょっと悩む。
255ページ 45文字 17行
45文字×17行×255ページ=195,075文字
図表や改行分を計算に入れて3/4を掛けると=195,075文字
日本人の平均的読書スピードを毎分600文字として325分
平均的な読者で
読了まで5時間25分程度
著者はどうやらリバタリアンらしい。
歴史上、競争が行われていれば問題なかったのに政府の介入があった為に繁栄は阻害され、時に繁栄は失われたというのが著者の意見。
さらに環境保護団体が、アフリカを飢えに陥れ、自然環境保護を阻害しているというのも、著者の見解。
確かに刺激的な内容ではあるし、今までの常識がひっくり返るような内容もあるので、面白く読める部分もあるが、随所に強引な論理展開や一方的な事例の列挙があり、鵜呑みにしてはいけないと頭の中で警報が鳴る。
グリーンピースなど環境保護団体のあり方もいかがなものかと思うことも多いが、かといって手放しでバイオ企業のやる事を賞賛していいことにはならない。
企業が実際、公害を出したことは日本においても事例があるし、問題が生じた時に企業では責任が取りきれないのは原発事故を見ても明らかだ。
責任が取れない奴らに自由にやらしていいわけがない。
何しろ株式会社は有限責任なのだから。企業が環境や国民全体をリスクに晒すことで自己の利益を得ようとするのを許してはならないだろう。
また、消費者が自分と接点が大きい政府より、関わるかどうかを選択できる企業に文句をいうのはおかしいというが、こんなのは完全に論点ずらしだ。
消費者は行政にも文句をいうし、企業にも文句をいう。どちらかを選ぶ必要など微塵もない。
著者のなんでみんながわからないのかまったくわかんないんだけどという不遜な態度が見え隠れ。
リバタリアンはなんだかみんな不遜なのだろうか?自分の理論がわからないやつはみんな馬鹿みたいな……。
(下)を読むかどうかちょっと悩む。
2019年12月5日に日本でレビュー済み
ビジネスに携わった経験があり、経済学の知識もある著者が歴史を検証したことで「交換」がどう繁栄に繋がっていったのかがうまく説明されていたように思いました。
これまで環境や格差について悲観的な本を何冊も読んできましたが、それらの本を読んで感じた違和感がこの本の事実に基づいた楽観的な視点で少し理解できたような気がしました。視点次第でこれだけ考え方や行動指針が変わるということが自分でも驚きで、多面的に見ることの重要性をまた思い知らされたように思いました。
※上下巻通してのレビューです。
これまで環境や格差について悲観的な本を何冊も読んできましたが、それらの本を読んで感じた違和感がこの本の事実に基づいた楽観的な視点で少し理解できたような気がしました。視点次第でこれだけ考え方や行動指針が変わるということが自分でも驚きで、多面的に見ることの重要性をまた思い知らされたように思いました。
※上下巻通してのレビューです。






