編集の仕事というと、内容へのこだわりや記事の書き方・選び方が重視されがちです。
けれど、この本には装丁や紙質などハード面でのこだわりかたも詳しく書かれています。
特にデザインの知識がなくても、「本」を作ることをトータルで知ることができました。
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編集者の仕事―本の魂は細部に宿る (新潮新書) 新書 – 2010/6/1
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- 本の長さ206ページ
- 言語日本語
- 出版社新潮社
- 発売日2010/6/1
- ISBN-104106103710
- ISBN-13978-4106103711
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出版社より
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|---|---|---|
| ワインをめぐる小さな冒険 | 編集者の仕事―本の魂は細部に宿る― | |
| 【新潮新書】柴田光滋 作品 | トンカツとの相性を探求し、世界の廉価ピノ・ノワールを飲み比べ、イタリアの城に感嘆し、ボルドーの古酒に酔う……。進むほど、ワインの道は面白い。 | 昔ながらの「紙の本」には、電子書籍にない魅力がある!カバーから奥付まで、随所に配された工夫と職人技を、編集歴四十余年のベテランが語り尽くす。 |
商品の説明
内容(「BOOK」データベースより)
本の良し悪しは、読まなくても分かる。なぜなら「いい本」には、オビから奥付まで随所に工夫が凝らされているから―。「1頁が存在しないのはなぜか」「目次と索引こそ技量が問われる」「余白の意味」「明朝体の美しさ」「本文紙は白ではない」など、数々の名著を手がけた編集歴四十余年のベテランが、本づくりについて縦横に語る。“電子書籍元年”と言われる今こそ伝えたい、昔ながらの「紙の本」の知られざる魅力。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
柴田/光滋
1944(昭和19)年東京都生まれ。編集者。早稲田大学第一法学部卒業。1968年から四十年間にわたり新潮社に勤務。吉田健一、安部公房、丸谷才一、辻邦生など、多くの文学者を担当するかたわら、飲食関連の書籍も手掛けてきた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
1944(昭和19)年東京都生まれ。編集者。早稲田大学第一法学部卒業。1968年から四十年間にわたり新潮社に勤務。吉田健一、安部公房、丸谷才一、辻邦生など、多くの文学者を担当するかたわら、飲食関連の書籍も手掛けてきた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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カスタマーレビュー
5つ星のうち4.2
星5つ中の4.2
11 件のグローバル評価
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トップレビュー
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ベスト1000レビュアー
Amazonで購入
本の各部分の名称や、奥付が奇数ページにある理由、等々……
編集というより「制作」の本かもしれない。それも、当事者や読書家以外には「雑学」の部類だろう。
DTPの普及で、最近は、組版の基本を知らないオペレータが増えた。
そのため最終ページを奥付にしたり、
本扉裏から本文が始まる本も生まれるようになった。
またカギカッコと句読点が連続するところなどは、
ソフト任せだと強引に詰めたり、逆にあけたり……と言うことも起こる。
ここは組み版を知っている人が手作業で直さなければならない。
本書は、「愛書家」のための「トリビア」満載の本だとも言える。
私も出版に多少は関わっているので、うなずける点は多い。
しかし……
「編集の仕事」
は、そういう「細部」を美しく仕上げることだけだろうか。
私は細部は、もちろん大事だと思う。前述したように、本来の組版の基本からは
逸脱してしまっては「美しい本」はできない。
「ああ、この本、何とも言えず、いい本だなあ」
それは、著者のいう「細部」を緻密に仕上げることからも生まれる。
だが「編集の仕事」にあえて序列をつけるなら、
著者とのやりとり
企画力
わかりやすく感動する文章の書き方
……といったことが、まずあり、「細部」はその次か、あるいは、
「言わずもがな」であるべきだと思う。
電子書籍の時代にあえてこういう本を出したのは、著者の強い意思表示だろうが、
時代は変わる。
受け入れるべきものは受け入れ、あってはならないものは拒否する――
そういうふうに、柔軟に細部にこだわる編集者こそ、
優れた企画力を持ち、著者との交渉もうまい。
フォントや細部に「しか」目をやらない編集者は、
編集者が最も守るべき「企画力」「文章力」などに目が行かない。
私見だが、私は両方大事だと思うのだ。
したがって、良書ではあるがあえて★を1つ減らした。
本は、丸ごとアートではない。アートの部分と「商品」の部分がある。私はそう思う。
本書で書かれている主なことは、造本を含めたアートの部分が中心だ。
これを「編集者の仕事」と言い切ってしまうのは、さあどうだろう。
編集というより「制作」の本かもしれない。それも、当事者や読書家以外には「雑学」の部類だろう。
DTPの普及で、最近は、組版の基本を知らないオペレータが増えた。
そのため最終ページを奥付にしたり、
本扉裏から本文が始まる本も生まれるようになった。
またカギカッコと句読点が連続するところなどは、
ソフト任せだと強引に詰めたり、逆にあけたり……と言うことも起こる。
ここは組み版を知っている人が手作業で直さなければならない。
本書は、「愛書家」のための「トリビア」満載の本だとも言える。
私も出版に多少は関わっているので、うなずける点は多い。
しかし……
「編集の仕事」
は、そういう「細部」を美しく仕上げることだけだろうか。
私は細部は、もちろん大事だと思う。前述したように、本来の組版の基本からは
逸脱してしまっては「美しい本」はできない。
「ああ、この本、何とも言えず、いい本だなあ」
それは、著者のいう「細部」を緻密に仕上げることからも生まれる。
だが「編集の仕事」にあえて序列をつけるなら、
著者とのやりとり
企画力
わかりやすく感動する文章の書き方
……といったことが、まずあり、「細部」はその次か、あるいは、
「言わずもがな」であるべきだと思う。
電子書籍の時代にあえてこういう本を出したのは、著者の強い意思表示だろうが、
時代は変わる。
受け入れるべきものは受け入れ、あってはならないものは拒否する――
そういうふうに、柔軟に細部にこだわる編集者こそ、
優れた企画力を持ち、著者との交渉もうまい。
フォントや細部に「しか」目をやらない編集者は、
編集者が最も守るべき「企画力」「文章力」などに目が行かない。
私見だが、私は両方大事だと思うのだ。
したがって、良書ではあるがあえて★を1つ減らした。
本は、丸ごとアートではない。アートの部分と「商品」の部分がある。私はそう思う。
本書で書かれている主なことは、造本を含めたアートの部分が中心だ。
これを「編集者の仕事」と言い切ってしまうのは、さあどうだろう。
2011年1月15日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
本の判型から装丁,校正,活字とフォントなど,はばひろく,「なつかしい」 話題にふれている. だが,電子化されるであろう本の未来をかんがえればもちろん,現在をかんがえても,もう本づくりの中心からはずれてしまった話題がおおい. 編集者の仕事としては著者との共同作業など,もっと内容にかかわる部分がまずあたまにうかぶが,そういう部分についての記述はすくない. 本の物理的な部分にも興味はあるが,すこし期待はずれだった.
殿堂入りNo1レビュアーベスト500レビュアー
著者は40年に渡って新潮社で書籍の編集に携わった人物。自らの経験をもとに、一冊の本を作り上げるまでの、読者が気づかない細部に至る工夫について綴った新書です。
新潮文庫だけが他者の文庫と異なり天(上部)がきれいにカットされていないのはなぜかと子どもの頃から疑問に思っていました。本書によればそれは他社が短冊状の紙栞を本の間に差し挟んでいるのに対して新潮文庫はスピン(ひもの栞)をつけているためだとか。
天まで機械で裁断してしまうとこのスピンが切れてしまうからです。なるほど。
また新書は地(頁の下部)に親指がかかる余白を生むために、1行の文字数を少し減らす工夫を施しているのだそうです。これは通勤電車内で吊革につかまったサラリーマンが片手で持ちながら読書することを想定した心憎い配慮です。
文学全集を出すときに編集者は配本順に頭を悩ますという話も興味深く読みました。
配本順が後の巻ほど部数が減っていくので作家の印税収入を大きく左右します。作家によっては自作品が文学全集に納められる条件に早めの配本を指定してくるそうです。
こうした本の編集にまつわる雑学ネタが満載です。
ただし一般読者にはそこまで専門的な話をするならばもう少し分かりやすくする工夫がほしかったと思われる点もあります。
例えば、本のジャケットカバーの配色に触れた箇所などは、色見本などカラー写真が提示されるわけでもなくお話が進むので、理解が進みませんでした。
新潮文庫だけが他者の文庫と異なり天(上部)がきれいにカットされていないのはなぜかと子どもの頃から疑問に思っていました。本書によればそれは他社が短冊状の紙栞を本の間に差し挟んでいるのに対して新潮文庫はスピン(ひもの栞)をつけているためだとか。
天まで機械で裁断してしまうとこのスピンが切れてしまうからです。なるほど。
また新書は地(頁の下部)に親指がかかる余白を生むために、1行の文字数を少し減らす工夫を施しているのだそうです。これは通勤電車内で吊革につかまったサラリーマンが片手で持ちながら読書することを想定した心憎い配慮です。
文学全集を出すときに編集者は配本順に頭を悩ますという話も興味深く読みました。
配本順が後の巻ほど部数が減っていくので作家の印税収入を大きく左右します。作家によっては自作品が文学全集に納められる条件に早めの配本を指定してくるそうです。
こうした本の編集にまつわる雑学ネタが満載です。
ただし一般読者にはそこまで専門的な話をするならばもう少し分かりやすくする工夫がほしかったと思われる点もあります。
例えば、本のジャケットカバーの配色に触れた箇所などは、色見本などカラー写真が提示されるわけでもなくお話が進むので、理解が進みませんでした。
2010年10月28日に日本でレビュー済み
普段特に意識もせずに読んでいる、日本の書籍。
試行錯誤をなんども繰り返して、合理的に出来上がったという先人たちの努力に感動した。
ベトナムの本と比べると日本の書籍が持ちやすくて、読みやすくて、美しい。
本文紙、書体、印刷技術など差が歴然。
「これがジャパニーズクオリティだ。」って胸をはって言える。
本の構造と校正とは何か?
本の各部には全て名称があり、それらが図で示されており「ここはこんな名称があるのか?」と発見があって面白い。
新潮の文庫にはスピン(ひもの栞)があるのに、他社はなぜないのか?
なぜ文字の寸法は、級数ではなくポイントなのか?
とにかく本好きにとってはヘェーの連続である。
試行錯誤をなんども繰り返して、合理的に出来上がったという先人たちの努力に感動した。
ベトナムの本と比べると日本の書籍が持ちやすくて、読みやすくて、美しい。
本文紙、書体、印刷技術など差が歴然。
「これがジャパニーズクオリティだ。」って胸をはって言える。
本の構造と校正とは何か?
本の各部には全て名称があり、それらが図で示されており「ここはこんな名称があるのか?」と発見があって面白い。
新潮の文庫にはスピン(ひもの栞)があるのに、他社はなぜないのか?
なぜ文字の寸法は、級数ではなくポイントなのか?
とにかく本好きにとってはヘェーの連続である。
2011年12月6日に日本でレビュー済み
新潮社で40年にわたり、吉田健一、安部公房、丸谷才一各氏ら文学者たちの
書籍を手がけてきた超ベテラン編集者が「本とは何か」を外形的に事細かく説明し尽くした本です。
判型や文字組ひとつで本の印象は全く変わってしまうこと、
奥付が必ず左ページにあるのはそれが「出版社のページ」だからで、
それまでの「著者のページ」と区別するためだということ、
本文が載る紙は真っ白でなく、目に優しいように黄味がかっていることなど、
本に興味のある人であれば「へ〜」と感心する豆知識がたくさん。
でもちょっとマニアック過ぎて実務的過ぎて、途中で読み疲れてしまいました。
たとえば「表紙」についての項で「布表紙」や「革装」についての言及があります。
挿絵や写真がぜひ欲しいところなのに、文字の説明だけにとどまっています。
あと巻末に著者の作った「思い出の本」が数冊紹介されているのですが、
この数冊の書影すらないのはどうなんだろう?と思ってしまいました。
編集者の方が参考に読む卓上本としてであれば、重宝するのかなと思いました。
書籍を手がけてきた超ベテラン編集者が「本とは何か」を外形的に事細かく説明し尽くした本です。
判型や文字組ひとつで本の印象は全く変わってしまうこと、
奥付が必ず左ページにあるのはそれが「出版社のページ」だからで、
それまでの「著者のページ」と区別するためだということ、
本文が載る紙は真っ白でなく、目に優しいように黄味がかっていることなど、
本に興味のある人であれば「へ〜」と感心する豆知識がたくさん。
でもちょっとマニアック過ぎて実務的過ぎて、途中で読み疲れてしまいました。
たとえば「表紙」についての項で「布表紙」や「革装」についての言及があります。
挿絵や写真がぜひ欲しいところなのに、文字の説明だけにとどまっています。
あと巻末に著者の作った「思い出の本」が数冊紹介されているのですが、
この数冊の書影すらないのはどうなんだろう?と思ってしまいました。
編集者の方が参考に読む卓上本としてであれば、重宝するのかなと思いました。









