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編集者という病い (集英社文庫) 文庫 – 2009/3/19

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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

「顰蹙は金を出してでも買え」「新しく出ていく者が無謀をやらなくて一体何が変わるだろうか」。百人中百人が失敗を予見する中、幻冬舎を創立し、常識破りの戦術で上場企業に押し上げた著者。その根底には文学に対する熱い想いがある。作家、ミュージシャン、演劇家などさまざまなジャンルの表現者との濃密な交流は、まさに終わりなきデスマッチ。痛みのないところに前進はない。精神の格闘家、激闘の記録。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

見城/徹
1950年静岡県生まれ。慶應義塾大学法学部卒。75年角川書店に入社。93年角川書店を退社し、幻冬舎を設立。2003年ジャスダック上場(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)


登録情報

  • 文庫: 347ページ
  • 出版社: 集英社 (2009/3/19)
  • 言語: 日本語
  • ISBN-10: 4087464180
  • ISBN-13: 978-4087464184
  • 発売日: 2009/3/19
  • 商品パッケージの寸法: 15.2 x 10.6 x 1.8 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.6 14件のカスタマーレビュー
  • Amazon 売れ筋ランキング: 本 - 50,328位 (本の売れ筋ランキングを見る)
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カスタマーレビュー

トップカスタマーレビュー

形式: 文庫
 数々の芸能人の書籍をヒットさせた後に独立し、周囲から絶対に失敗すると言われた幻冬舎を軌道に乗せ現在に至る名物編集者、見城徹のエッセイ集。

 のっけから仰々しい。序章「悲惨の港を目指して」にて長々と自分の生い立ちを語ったあと、さらに現役であるうちは自分名義の本を出さないというポリシーを破って今回出版に至った経緯をこれまた長々と情感たっぷりに綴る。しかし本編に入ってみればなんのことはない。今まで各媒体に寄稿してきた文章や受けたインタビューをまとめたアンソロジーに過ぎないのだ。それをそこまで大げさに書くことか。だが今思うとここだけじゃない。この本は徹頭徹尾大げさなのだ。

 350ページあるが、実は第三章の最後にくる「見城徹の編集作法」が全体のまとめのようになっていて、おっさんの暑苦しい懐古は正直あんまり読みたくねーという読者は、この小節だけ読めば大筋は理解できてしまう。

 過去に別々の媒体に書き連ねたものであるためか、重複する内容が多い。それだけに興味深いことに気付く。実は同じエピソードを書いているのに、その都度ディティールが異なっている箇所があるのだ。特に文芸畑へ行くきっかけになった高橋三千綱との出会いはヒドい。三パターンくらいある。これは現実が一つではないというポストモダンを体現していると弁護したいところだが、おそら
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投稿者 一市民 トップ500レビュアーVINE メンバー 投稿日 2010/6/9
形式: 文庫
幻冬舎社長、見城徹氏の自伝。

”病い”とはよくつけたタイトルだと思う。
病的なまでに強い仕事への執念、そしてその裏にある自己顕示欲が、読む人をたじろがせるほどだからだ。

この人の編集者としての、作家との関わりは異常なほどである。作家と公私混同で距離を縮め
内面にまで踏み込み、ベストセラーを書かせる。特に尾崎豊との、共依存そのものの
病んだ共同生活の描写はすさまじい。ここまでして書籍を出版したいものなのか。

自分には真似のできないエネルギッシュな姿勢には羨ましさを感じつつも、こんな人が
身近にいたら耐えがたいだろうな、と思ったのも確か。違う世界の人間でよかった。

あまりのアクの強さに、面白いとは思いながらも、最後まで読めなかった本
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投稿者 arohanana 投稿日 2016/11/24
形式: 文庫 Amazonで購入
見城社長。出版界のレジェンドと称すべき男であるが彼をそこまで熱く仕事をさせるものは何かと考えたところ・・・一言。「狂気」。
「この男の本を出したい」「この女と一緒に仕事をしたい」 という思いを狂気の域まで昇華させ行動の源としているのだと思う。たとえばこの男が尾崎豊であり、この女がユーミンだとしたら誰しも機会があれば時間を共有したいと思うのだが、彼は思いにとどまらせず、その一念から全身全霊をかけて相対し、身を削る努力をもって実現させてしまう・・・それを実現継続させられる拠り所とは彼が持つ「偏執狂的な狂気」だと思う。
ちなみに彼が若い頃住んでいた町に今私が住み、今は亡き彼の顧客の奥様が構えていた店に今私が事務所を構えて生計をたてている・・・ほんのわずかだが見城社長に親近感を抱く私であった。それを知ったのはこの本を読んだおかげである。知れたことに感謝。自信をもってお薦めします。
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形式: 文庫
いろいろなところに 書き散らかしたものを
一カ所に集めると 見城徹が でき上がる。

編集者とは そうやって 作者を見ているのかと
その視点の 柔らかさと何が中心点なのかをつまみ上げる能力に 驚く。
でも、もちネタが 同じで、言葉も つかいまわされる
感じがあって、年寄りの話を聞いているような気にもなる。
つまり ネタより先に いいたいことがあるのだね。

尾崎豊の 小鳥のように震える鼓動、と暴虐さをむき出す。
愛してほしいと言う願いが 深すぎる。
坂本龍一と 朝まで飲んだくれて 生活をする。
芸術家なりの 不安な心に苛まされる。
村上龍と テニス三昧をする。
官能の赴くままに 生活する。理論的ではなく 本能的把握力。
中上健次と 文学的な つきあいをする。
石原慎太郎の 共同体に歯向かう姿勢を高く評価する。
ふーむ。
それが、うまい具合にリサイクルされ 再生される。
言葉の切れ味が いいのだが、くり返されると
ありがたみがなくなるのですね。

それにしても 見城徹。
そのでき方が なんとなく がむしゃらで 無茶で
いいなぁ。そんな風にいきながら 時代を変化させる。
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