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綺譚集 単行本 – 2004/8

5つ星のうち 4.1 11件のカスタマーレビュー

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商品の説明

内容紹介

孤高の異才が奏でる幻視文学の究竟!『ペニス』他の長篇で、幻想の新境地を拓き続けてきた異才の、もう一つのマスターピース。甘美で凶暴な幻想に満ちた、驚嘆すべき十五の綺譚。収録作「約束」他は伊・国際アンソロジーにも収録!

内容(「BOOK」データベースより)

天使へと解体される少女に、独白する書家の屍に、絵画を写す園に溺れゆく男たちに垣間見える風景への畏怖、至上の美。生者と死者、残酷と無垢、喪失と郷愁、日常と異界が瞬時に入れ替わる。―綺の字は優美なさま、巧みな言葉を指し、譚の字は語られし物を意味する。本書収録の十五篇は、小説技巧を極限まで磨き上げた孤高の職人による、まさに綺譚であり、小説の精髄である。 --このテキストは、絶版本またはこのタイトルには設定されていない版型に関連付けられています。

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登録情報

  • 単行本: 253ページ
  • 出版社: 集英社 (2004/08)
  • 言語: 日本語
  • ISBN-10: 4087747034
  • ISBN-13: 978-4087747034
  • 発売日: 2004/08
  • 商品パッケージの寸法: 19 x 13.4 x 2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.1 11件のカスタマーレビュー
  • Amazon 売れ筋ランキング: 本 - 547,624位 (本の売れ筋ランキングを見る)
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カスタマーレビュー

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トップカスタマーレビュー

形式: 文庫
 彼岸と此岸のあわいを文章で描こうとした短編集。15の小品がちりばめられている。多くの作品に、解説で「パリノウド」と説明される「はぐらかし」(韜晦)技法によって、奥行きのある作品に仕上げている。
 たとえば冒頭の「天使解体」では、ただ交通事故で即死した少女を少々損壊するだけの話である。他にも死体愛好癖や性倒錯、近親相姦や心霊現象が素材になっている。ただ作者が作品に自己陶酔してしまわずに、作品として客観化しようとする姿勢が、結末近くの「はぐらかし」技法を採用しているように感じられる。
 読者を怖がらせたり驚かせたりしようというのではなく、むしろ自分の書きたかった異形の世界を、少しでも受け手の口に合うように仕上げたシェフの工夫である。
 少し興ざめなのは、裏面の紹介文や解説が本作品集を大仰に大傑作扱いしすぎていて、そう思えない者は間違っているとでもいわんばかりなことだ。
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形式: 単行本
 エロスとタナトス、愛と死。そうしたモチーフが、ゆらゆらと立ち上ってくるかの如き幻想綺譚集。「異形コレクション」といったホラー・アンソロジーや、「小説新潮」「小説すばる」等の文芸誌に収められた著者の作品が15編、収められている。
 正直、私には理解不能な短編もあったけれど、作者が紡ぎ出す美の世界にいつしか絡め取られてしまっているような、独特の吸引力を感じた。
 なかでも、「ドービニィの庭で」が私の一押し。ゴッホ最晩年の作品「ドービニィの庭」の絵に魅せられ、その風景を再現しようとする人たちの話。ゴッホの絵の色彩に浸食されていくような、眼前に絵がぐんぐん大きくなって迫ってくるような感覚に囚われた。
 ゴッホの絵をモチーフにした作品では、デイヴィッド・マレルの「オレンジは苦悩、ブルーは狂気」(宮部みゆき編『贈る物語 Terror』光文社所収)が忘れがたいが、国内にもこんな逸品があったんとは。ネットで検索したゴッホのその絵をスクリーン上で眺めながら読み耽った時間は、至福のひとときだった。
 初版限定ということで、著者検印が本の奥付に入っているのも嬉しい。
 Laurel as Ophelia by Kim Stringfellow, 1989 とある装丁写真も、とても魅力的。
 本書にこめた作者の思いが伝わってくる。
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形式: 単行本 Amazonで購入
最近の作家の中では、「文を書く」ということにきちんととりくんで

いる稀有な書き手の一人。

収録された作品の中には当たり外れもありますが、この作者を知るに

は他の本よりもお薦めの一冊。

「玄い森の底から」の一節に、「いい目をしてらっしゃる。ただ、

手がそれについていってませんな」という、書家の言葉がありますが、

作者自身にとっての自戒の言葉のような気がします。

「この程度の作品では、自分が今まで圧倒された偉大な作品に全く

太刀打ちできない」という思いを抱きつつ、作品を書いている作家

ではないでしょうか。もっと化けてほしい、という期待をこめて

☆4つ。
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形式: 単行本
 というものをきちんと押さえていて、レベルとしても高いものが揃っている。ホラーと一概に分類することができない、幻想的な文学感が読者の思考をぐらぐらと揺さぶる。

 最後の隣のマキノさんはいわゆる企画ものをの短編だが、それは気にしなくていい。よくわからない人は、とりあえずあれはギャグだと思っていただいてけっこう。

 とりあえず、稀有な筆致で、わざと崩しているだろう現実的解釈が難しい文もなかなかに素敵。おすすめ。
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形式: 文庫
◆「赤假面傳」

  村山槐多の評伝小説「音の連続と無窮変奏(槐多カブリチオ)」
  に含まれていた作中作。

  戦前の探偵小説を模したかのような旧仮名遣いの文体により、
  美しい者の精気を吸い取り、画に定着させる異能を持つ、醜い
  画家のたどる末路が、妖しく描かれます。

◆「黄昏抜歯」

  原因不明の歯痛に苦しむ陶子は、学生時代から、
  交際している婚約者との関係もうまくいっていない。

  痛みに耐え切れず、出先で歯科医院に入っ
...続きを読む ›
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