絶望の国の幸福な若者たち (講談社+α文庫) (日本語) 文庫 – 2015/10/21
古市 憲寿
(著)
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本の長さ432ページ
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言語日本語
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出版社講談社
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発売日2015/10/21
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寸法10.8 x 1.7 x 14.8 cm
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ISBN-104062816121
-
ISBN-13978-4062816120
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商品の説明
内容(「BOOK」データベースより)
格差社会のもと、その「不幸」が報じられる若者たち。しかし、統計によれば8割の若者が現在の生活に「満足」している!その指摘で若者論を一新した古市憲寿の代表作に、新たに約200の脚注を追加。26歳の古市憲寿が描いた「若者」像を、30歳になった著者自身が「答え合わせ」。さらに未来のために各章に追記を加えた、この国と「若者」のすべてがわかる決定版!
著者について
古市 憲寿
1985年東京都生まれ。
東京大学大学院博士課程在籍。慶應義塾大学SFC研究所訪問研究員(上席)。株式会社ぽえち代表取締役。専攻は社会学。
若者の生態を的確に描出し、クールに擁護した著書『絶望の国の幸福な若者たち』(講談社)で注目される。大学院で若年起業家についての研究を進めるかたわら、マーケティングやIT戦略立案、執筆活動、メディア出演など、精力的に活動する。
著書に、『誰も戦争を教えられない』(講談社+α文庫)、『保育園義務教育化』(小学館)、『だから日本はズレている』(新潮新書)、『希望難民ご一行様』(光文社新書などがある。
1985年東京都生まれ。
東京大学大学院博士課程在籍。慶應義塾大学SFC研究所訪問研究員(上席)。株式会社ぽえち代表取締役。専攻は社会学。
若者の生態を的確に描出し、クールに擁護した著書『絶望の国の幸福な若者たち』(講談社)で注目される。大学院で若年起業家についての研究を進めるかたわら、マーケティングやIT戦略立案、執筆活動、メディア出演など、精力的に活動する。
著書に、『誰も戦争を教えられない』(講談社+α文庫)、『保育園義務教育化』(小学館)、『だから日本はズレている』(新潮新書)、『希望難民ご一行様』(光文社新書などがある。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
古市/憲寿
1985年東京都生まれ。東京大学大学院博士後期課程在籍。慶應義塾大学SFC研究所訪問研究員(上席)。株式会社ぽえち代表取締役。専攻は社会学。若者の生態を的確に描出した『絶望の国の幸福な若者たち』(講談社)で注目される。大学院で若年起業家についての研究を進めるかたわら、マーケティングやIT戦略立案、執筆活動、メディア出演など、精力的に活動する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
1985年東京都生まれ。東京大学大学院博士後期課程在籍。慶應義塾大学SFC研究所訪問研究員(上席)。株式会社ぽえち代表取締役。専攻は社会学。若者の生態を的確に描出した『絶望の国の幸福な若者たち』(講談社)で注目される。大学院で若年起業家についての研究を進めるかたわら、マーケティングやIT戦略立案、執筆活動、メディア出演など、精力的に活動する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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カスタマーレビュー
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2019年2月10日に日本でレビュー済み
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当方,理系なので,社会学をかじった程度なのですが,参考文献に関して言えば,ベネディクトアンダーソンや,ロバートギネンズなど,有名な社会学者を参照しており,そこは評価できます.しかし,大筋においてうなずける一方でオリジナリティがあるかといわれれば,見慣れた議論が多く,目新しさはありませんでした.本書は冷笑主義な感はありますし,本書を読んだからといって社会学的問題への問題解決が導けるものではないですが,社会学の出発点としてはわかりやすいため,大衆向けの導入書としておすすめします
16人のお客様がこれが役に立ったと考えています
役に立った
ベスト500レビュアー
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若者論を戦前から現在まで一通り総括していて様々な若者の社会現象(特に最近)や社会運動を取り扱っていて私見を述べています。全体的に俯瞰的な視野で中立を心掛けていますが、厭世感を帯びていて現代の方丈記とも言えなくない感じです。また膨大な注と参考文献の嵐で400ページ弱を愉しく読ませていただきました。現在の若者が置かれている立ち位置、周辺状況を構造的に説明しており、そこからの論理展開が特に斬新でした。
2020年1月6日に日本でレビュー済み
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・一億総中流の時代が終わった今、「世代」内部における個人的・階層的多様性を見落としがちな世代論はリアリティを失いつつあり、階級論の方が有用性を増している。
・若者論とは中高年による自己肯定・自分探しである。そのやり方は大きく分けて2通りあり、若者を「都合のいい協力者」と見なすことで、自分と社会の結びつきを確認したり、若者を「異質な他者」と見なすことで、自分は社会にとって「異質」な存在ではないとする。
・現状に対するあきらめや適応を特徴とする貧困文化が若者のあいだに蔓延している。そして、将来への希望を持てないまま、現状を否定することは、自分を全否定することになる。だから、現状に満足していると答えるしかないのが、「幸せ」な若者の正体である。
・国家によるナショナリズムという魔法の下、銃後の東北では、自発的で自動的な服従のメカニズムが作動している。
・「近代化」とは、人々の個人化を目指すプロジェクトであり、神様や伝統に支配されずに、自分の人生を自分の決断によって決めていく近代人を目指すものである。その結果、「無縁社会」(血縁・地縁・社縁)が生まれてしまった。しかし、これは「選択縁社会」として肯定的にとらえ直すこともできる。
・産業革命の輸入に専心した日本と、市民革命の輸入に専心した南米の間で分かれた明暗。日本は民主主義をおざなりにし、産業革命のパクリに専心したおかげで、経済的成功を成し遂げたが、いまだに民主主義は根付いていないのかもしれない。
・若者論とは中高年による自己肯定・自分探しである。そのやり方は大きく分けて2通りあり、若者を「都合のいい協力者」と見なすことで、自分と社会の結びつきを確認したり、若者を「異質な他者」と見なすことで、自分は社会にとって「異質」な存在ではないとする。
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・産業革命の輸入に専心した日本と、市民革命の輸入に専心した南米の間で分かれた明暗。日本は民主主義をおざなりにし、産業革命のパクリに専心したおかげで、経済的成功を成し遂げたが、いまだに民主主義は根付いていないのかもしれない。
ベスト1000レビュアーVINEメンバー
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マスコミ・メディア特有の「最近の若者云々」(その他もろもろ、新人類、○○世代・・)のキャッチフレーズが、意外と現実と一致していないという事実を信頼のおけるデータを駆使して戦後から論証しています。個人的にこういうマスコミ・メディアの売らんがためのキャッチフレーズに疑問を感じていた僕にとっては実にまともなアプローチで実に好感が持てました。冷静に判断すれば、別にその時代(世代)が特有ののものでなく、その時代のインフラに適合した行動だということが分かってくる。そう今の若者がおかしいものでもない。
ただ、この本を読んで、作者が直接言及してませんが、個人的にこの本の本質だと感じたことは、今の日本は選挙のシステムによって、年寄りの意見が反映されて、政策も年寄り目線をアピールしないと選挙で当選しない。これが一番のネックですね。これが絶望の国の本質だと思う。年寄りが長生きすればするほど絶望の国は持続する。それでも若者の幸福感は持続するのか?団塊の世代がこの世から消えるまで今の日本(人種が日本人ばかりの日本)は存続できるか?
ただ、この本を読んで、作者が直接言及してませんが、個人的にこの本の本質だと感じたことは、今の日本は選挙のシステムによって、年寄りの意見が反映されて、政策も年寄り目線をアピールしないと選挙で当選しない。これが一番のネックですね。これが絶望の国の本質だと思う。年寄りが長生きすればするほど絶望の国は持続する。それでも若者の幸福感は持続するのか?団塊の世代がこの世から消えるまで今の日本(人種が日本人ばかりの日本)は存続できるか?