タイトルに、「結果を出す人の」メールの書き方とある。本当だろうか?確かに本書は、
中川氏に対しての好結果はもたらすであろう。何故ならば、中川氏という読み手の心
に刺さるビジネス短文を引用しているからだ。問題は、すべてのメールの読み手が、
中川氏ではないということ。ビジネス短文をメールに応用するのを快しとしない場合は
多々あるであろう。もちろん、最低限度の礼儀は弁えた方がよかろう。しかし、ビジネ
ス短文の、それも「極意」となると、いささか腰が引けて、どのように返信すれば良い
のか困る人は決して少なくはあるまい。
差出人と受取人の関係性を理解するや、メールが返信を要求しているように見える
ことへの注意など、同意できる点も多い。とはいえ、ビジネス短文の極意は、メールに
応用するのは、いささか大げさすぎるのはないか、という読後感を持った。
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