表題作「結晶星団」は紛れもない傑作。
あたかも水晶の様に配置された14個の恒星から成る星団の謎が解き明かされた時、
小松左京が追い求めた”宇宙における実存”のテーマが胸を強く打つ。
結晶星団を冠した小松左京の短編集は複数あるが、本作に収録されている作品は以下の4つ。
・HAPPY BIRTHDAY TO・・・
・失われた結末
・タイム・ジャック
・結晶星団
ハルキ文庫の同名短編集とは収録作が大きく異なるので要注意。
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