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組織の不条理 - 日本軍の失敗に学ぶ (中公文庫) 文庫 – 2017/3/22

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商品の説明

内容紹介

個々の人材は優秀なのに、組織となると不条理な方向に突き進んでしまう。現在日本においても、あらゆる組織に見られるこの病理の根源は何か。旧日本軍の「失敗」を「取引コスト理論」「エージェンシー理論」「所有権理論」など最新経学理論での分析を通して追究。『組織は合理的に失敗する』を改題。

内容(「BOOK」データベースより)

個々の人材は優秀なのに、組織となると不条理な方向に突き進んでしまう。現代日本においても、あらゆる組織に見られるこの病理の根源は何か。旧日本軍の「失敗」を「取引コスト理論」「エージェンシー理論」「所有権理論」など最新経済学理論での分析を通して追究。

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登録情報

  • 文庫: 386ページ
  • 出版社: 中央公論新社 (2017/3/22)
  • 言語: 日本語
  • ISBN-10: 4122063914
  • ISBN-13: 978-4122063914
  • 発売日: 2017/3/22
  • 梱包サイズ: 15 x 10.6 x 2 cm
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中小企業の経営者として大変ためになりました❗ジャワ軍政が特に印象に残りました
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投稿者 john_keats VINE メンバー 投稿日 2017/5/29
形式: 文庫 Amazonで購入
「失敗の本質」を読み,山本七平の著作を何冊か読み,そしてこの本にたどり着きました。
「組織は合理的に失敗する」を改題したものですが,あとがきを始め加筆されている部分があり,全体を読んで理解すると,その部分の内容の素晴らしさがわかります。新制度派経済学における3つの理論をフレームワークとして旧日本軍の失敗,逆に評価される作戦,そして日本企業の失敗が限定合理的な行動の結果であることがよくわかります。そしてその合理的な行動の結果としての失敗,不条理を解決する光をあとがきに読むことができます。新制度派経済学の素人にもよくわかるように書かれています。名著だと思います。
「組織の経済学入門」(有斐閣)もさらに購入してしまいました。こちらは数学モデルも記述されているので敷居が高いのですが,なんとか読みこなそうと思っています。
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形式: 単行本 Amazonで購入
 読みやすい本で一気に読了できる。経済学に縁がなかった読者でも問題なく読めるだろう。
 内容はあの話題になった「失敗の本質」に続くものである。「失敗の本質」ではその分析は多角的になされているという点が売りであったが、残念ながら当時の学問の水準では経済学・経営学の観点からの分析には問題があり、詳しく取り上げられてはいなかった。本書はこの点に絞ったもので、しかも同一の著者によるものであるために分析にもばらつきがなく、そこは評価できる。
 問題なのは、このような分析が現代の組織を見る上で応用できるのか、実際の組織改革に役に立つのか、ということだが、この点に関してはいかがなものか。私見ではいまひとつという印象を受ける。というのは、組織改革に必要なコストを考えれば、たいていの組織は現状維持という、まさに当時の日本軍と同じような「無難」な選択を取ってしまう危険がないだろうか。
 日本軍の中に、そのがんじがらめになった「組織」を改革することでうまくいった事例があったのだろうか。本書で取り上げられている今村大将、硫黄島、沖縄の例は、組織改革の例として適当とは思えない。
 面白く読めることと、現実の組織にその分析を応用して改革に役に立てる、ということとは両立しないのではないか。
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形式: 単行本 Amazonで購入
日本軍はなぜ、ガダルカナルにおいて無謀ともいえる百兵突撃を繰り返したのか、203高地の
失敗から何も学ばなかったのか?この疑問に対して本書では新制度派経済学のアプローチより、
解明を試みる。失敗の原因を人間の非合理性にみるのでなく、限定合理的な人間の特質にある
とするのは従来にない面白い解釈であると思う。

人間は常に誤りを犯すものであり、組織内部に絶えず非効率と不正が発生する可能性を認め、
それを防ぐためには絶えず批判的な態度を持つべきであり、誤りから学ぶことが大切。

日本人は仕事上において、他の国の人々より、より上司の言うことを鵜呑みにしやすい体質を
持ち、また、場の空気を感じすぎて云いたい事を遠慮しがちな国民性があると言えるのではな
いでしょうか? 
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形式: 単行本 Amazonで購入
 本書は、インパール作戦・ガダルカナル戦など従来「不可解・不条理・反倫理」とされてきた旧日本軍の行動を、新制度派経済学に基づく組織論で読み解くことにより、これらが人間の合理的な意思決定の上で生じた「誤謬」であり、同様の事例は現在の日本企業でも十分に生じうる(事実生じている事例も多数紹介)危険性を孕んでいると示唆する。
 旧日本軍、ソニー、トヨタ、拓銀等々といった非常にポピュラーな組織に焦点を当てたことにより、現代の組織論・経営論的思考を広く社会に浸透させ得る点で、本書の価値は大いに認められる。
 しかしながら、本書の大部分が旧日本軍の行動を綴った事実紹介に割かれ、コスト理論・エージェント理論・囚人のジレンマ等といった制度分析ツールの掘り下げたapplicationが十分になされておらず、結果として旧日本軍の行動が「新制度派経済理論の上では」合理的であったと確信させるところには至らなかった。
 また、最終章ではこうした「合理性に基づく非条理」を回避するための処方箋として、「批判的精神の涵養・実践」「漸次変革の実施」を提言する。事実、社内批判を取り入れることで成功した企業も多いし、何より現代サラリーマンの耳に非常に心地よい提言だろう。しかしながらこの結論には折角の前半での分析が全く生かされていない。今村中将は将校・下士官の批判を聞いたから成功したのか?牟田
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