氏特有の独特の軽快なテンポが、当たり前なら重くなりがちなストーリーを読み易く整えてくれているように感じます。過去の本で、殺人などの人の死をあまり書かなくなってきた。と書いてあったのを覚えていますが、この本を見る限り偶発的なものも含めて、終盤の展開で結構死亡する展開が多い事に驚かされました。所々に、ドロドロとした展開を匂わせる箇所が幾度か見え隠れしましたが、そこはストーリーの流れを優先しているのか、あまり深入りはしなかった所にとても好感が持てました。
ただ、氏の作品によく有りがちなのですが、変なところでの誤字が目立ちます。「危ない」とする様な所を「危い」としてみたり、「上がる・上がって」とする所に「上る・上って」としてみたり…。前者の「あぶない」は、正確には「危ない」と表記しますが「危い」という表記は日本語として存在しませんし、後者のものに至っては送り仮名が違うだけで読み方が変わります。「上がる・上がって(あがる・あがって)」「上る・上って(のぼる・のぼって)」。64ページのアパートの部屋に入るシーンで、「上るぞ」とセリフがありますが、部屋に入る時に「のぼる」とは言わないですよね。この場合は「上がる(あがる)」だと思います。誤字が多いという事で、少しマイナス評価です。
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終電へ三〇歩 単行本 – 2011/3/1
- 本の長さ349ページ
- 出版社中央公論新社
- 発売日2011/3/1
- ISBN-104120042154
- ISBN-13978-4120042157
商品の説明
内容(「BOOK」データベースより)
リストラされた係長、夫の暴力に悩む主婦、駆け落ちした高校生カップル、心中の相手を探す女優、愛人を殺して逃走中の男…。すれ違う他人同士の思惑がもつれて絡んで、転がってまた、事件が起きる。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
赤川/次郎
1948年、福岡県生まれ。76「幽霊列車」でオール讀物推理小説新人賞を受賞し、サラリーマンから作家業に専念する。80年には『悪妻に捧げるレクイエム』で角川小説賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
1948年、福岡県生まれ。76「幽霊列車」でオール讀物推理小説新人賞を受賞し、サラリーマンから作家業に専念する。80年には『悪妻に捧げるレクイエム』で角川小説賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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著者について
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1948年、福岡県生まれ。’76年、「幽霊列車」でオール讀物推理小説新人賞を受賞。「三毛猫ホームズ」「夫は泥棒、妻は刑事」シリーズなどミステリーの他、サスペンス、ホラー、恋愛小説まで幅広く活躍(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『 幽霊物語 下 (ISBN-13: 978-4198931827 )』が刊行された当時に掲載されていたものです)
カスタマーレビュー
5つ星のうち3.7
星5つ中の3.7
6 件のグローバル評価
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2011年11月13日に日本でレビュー済み
終電を待つ人々が、ひょんなことで終電に乗り遅れることで、
予想もしない、まったく異なった人生となることが共通の
モチーフとなっている。
係長とまりの中年サラリーマン「柴田秀直」。主婦で家庭内
暴力を受ける「安田圭子」。
不倫相手に裏切られた女優「織原しのぶ」。アルコール依存症
に陥る「常田広吉」と妻「常田加世子」。過去と現在が交錯し
ながら、ストーリーは目まぐるしく展開する。
赤川次郎氏らしいライトサスペンスであり、「終電」に乗り遅
れたという場面から、想像もつかない殺人事件に発展する
「意外性」を楽しむことができる、一冊である。
予想もしない、まったく異なった人生となることが共通の
モチーフとなっている。
係長とまりの中年サラリーマン「柴田秀直」。主婦で家庭内
暴力を受ける「安田圭子」。
不倫相手に裏切られた女優「織原しのぶ」。アルコール依存症
に陥る「常田広吉」と妻「常田加世子」。過去と現在が交錯し
ながら、ストーリーは目まぐるしく展開する。
赤川次郎氏らしいライトサスペンスであり、「終電」に乗り遅
れたという場面から、想像もつかない殺人事件に発展する
「意外性」を楽しむことができる、一冊である。
殿堂入りNo1レビュアー
合計20人くらいの人の関係が出て来る。
と思って読み終わったら、目次の次に登場人物紹介があった。
20人くらいと思ったら、32人の紹介があった。
一人っ子の家族が6組。3*6で18なので,
20という数字はそれほど外れていない。
主な登場人物が20人くらいということだと理解できる。
実は、ここに登場人物紹介を書こうかと思って書き出したのだが,本にあるのなら書く必要はない。
何人か死亡するので,その人数と誰かを予想してから読むとよいだろう。人数と誰がが全部あたったら,きっと赤川次郎から赤川次郎翔がもらえるに違いない。
ただしファンクラブに,なぜそう思ったかを投稿したらの話だが。
読む前に登場人物一覧を見て、予想しよう。
読み終えたが、正確に死んだ人の数と誰かを当てられないかもしれない。
家族関係が込み入っている。
物語としては,リストラあり,女優あり,飲み屋ありの,赤川次郎の世界の折り重なる空間の1つの描写だと言える。
三姉妹、兄妹はいない。
と思って読み終わったら、目次の次に登場人物紹介があった。
20人くらいと思ったら、32人の紹介があった。
一人っ子の家族が6組。3*6で18なので,
20という数字はそれほど外れていない。
主な登場人物が20人くらいということだと理解できる。
実は、ここに登場人物紹介を書こうかと思って書き出したのだが,本にあるのなら書く必要はない。
何人か死亡するので,その人数と誰かを予想してから読むとよいだろう。人数と誰がが全部あたったら,きっと赤川次郎から赤川次郎翔がもらえるに違いない。
ただしファンクラブに,なぜそう思ったかを投稿したらの話だが。
読む前に登場人物一覧を見て、予想しよう。
読み終えたが、正確に死んだ人の数と誰かを当てられないかもしれない。
家族関係が込み入っている。
物語としては,リストラあり,女優あり,飲み屋ありの,赤川次郎の世界の折り重なる空間の1つの描写だと言える。
三姉妹、兄妹はいない。