著者について
監修/高橋英機
国立研究開発法人理化学研究所脳神経科学研究センター研究基盤開発部門 副部門長,動物資源開発支援ユニット ユニットリーダー.1970年生まれ.'94年,北海道大学獣医学部を卒業後,エーザイ株式会社筑波研究所に入所.在籍中の2000年に筑波大学大学院医学研究科より博士号を取得,'01年よりUCLA(カリフォルニア大学ロスアンゼルス校)に博士研究員として留学.'06年に実験動物の管理や動物実験を支援する専門職研究員として理化学研究所脳科学総合研究センターに入所.'08年より動物実験支援ユニットユニットリーダーに就任し,'18年より現職.'06年に日本実験動物学会奨励賞とアジア実験動物学会連合若手研究者賞,'12年に日本獣医学会賞を受賞.
著/大久保和央
1973年生まれ.'96年,東京水産大学(現東京海洋大学)卒業.修士研究を水産庁養殖研究所にて行い,その後2002年,東京水産大学 水族病理学研究室にて博士号(水産学)を取得.'01年,ベンタナジャパン株式会社に入社,翌年退社し,'02年にジェノスタッフ株式会社を設立.以来,免疫染色・ISHを中心とした細胞・組織染色の受託サービスや,新製品の開発に携わる.その傍ら,大学・企業などで細胞・組織染色に関するセミナーを行い,正しい結果を得るためのノウハウの普及にも取り組んでいる.趣味はサーフィン,スキューバダイビング,釣り.
執筆協力/ジェノスタッフ株式会社
2002年設立.ISH(in situハイブリダイゼーション),免疫染色をはじめとした遺伝子機能解析に関する研究受託会社.4,000遺伝子以上のISHと1,000種類以上の免疫染色の解析実績があり,国内外の製薬企業,大学,研究機関から依頼を受けている.マウス・ラットはもちろん,魚,昆虫,植物など生物種を問わず,またプロトコールが確立されていない実験でも,サンプリングから染色まで,条件検討を含む実験の全工程を自社で行っている.