紫電改のタカ (1) (ちばてつや全集) (日本語) コミック – 1995/5/1
ちば てつや
(著)
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本の長さ309ページ
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言語日本語
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出版社ホーム社
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発売日1995/5/1
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ISBN-104834282260
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ISBN-13978-4834282269
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カスタマーレビュー
5つ星のうち4.7
星5つ中の4.7
20 件のグローバル評価
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2013年1月22日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
『あしたのジョー』で有名な、ちばてつや先生の『反戦漫画作品』の傑作です。私が、小6の時に、級友からコミック本を借りて、読みました。最後のクライマックス・シーンで、感動し、涙した、覚えがあります。
私の伯父が、偶然、大戦中に、旧日本海軍の局地戦闘機『紫電』の整備兵をやっていて、写真を見せてもらったり、戦闘機の整備の、苦労話を聞かされていましたので、子供の頃、数多く読んだ漫画作品の中でも、とくに、印象に残っている作品でも、あります。
それから、約、40年位、過ぎた今、改めて、読み返してみると、戦争を知らない世代の私でも、『やっぱり、戦争のない平和な日本が、一番良い!!』と、痛感させられます。(戦争体験のある世代の方々、生意気言って、すみません。)小学1年生の、私の、甥っ子が、ある程度、本が、読める様になったら、本書を、プレゼントしようと、思っています。
私の伯父が、偶然、大戦中に、旧日本海軍の局地戦闘機『紫電』の整備兵をやっていて、写真を見せてもらったり、戦闘機の整備の、苦労話を聞かされていましたので、子供の頃、数多く読んだ漫画作品の中でも、とくに、印象に残っている作品でも、あります。
それから、約、40年位、過ぎた今、改めて、読み返してみると、戦争を知らない世代の私でも、『やっぱり、戦争のない平和な日本が、一番良い!!』と、痛感させられます。(戦争体験のある世代の方々、生意気言って、すみません。)小学1年生の、私の、甥っ子が、ある程度、本が、読める様になったら、本書を、プレゼントしようと、思っています。
2017年1月17日に日本でレビュー済み
初めて手にしたのはまだ小学校入学前。6歳年上の兄が所有していた虫プロダクション発行のコミックでした。子供心にもラストの二コマの対比が印象的で、全5巻のコミックを擦りきれるまで何回も読み返したことを記憶しております。物語は中盤以降が今になって読み返しても重苦しく、救いの無い展開のままあのラストへと向かいますが、反戦のメッセージというのみならず、人間の行いの虚しさを描きあげた稀有な作品と感じます。あのラストの二コマの後に日本が昭和20年8月の悲劇と終幕を迎えることを考えますと、尚更に。今の時代の空気の中ではこのようなものを描くことに躊躇せざるを得ないでしょう。ですから、幾度となく再販を重ねてきた名作というだけでも、この漫画の持つ不朽性は明らかだと思うとともに、今後も版を重ねて欲しい、死ぬまで手元に置きたい作品です。
殿堂入りNo1レビュアーVINEメンバー
一昔前は良質な戦記モノの漫画がたくさんありました。
何れも、勇敢な日本兵士の姿と戦争を二度と起こしてはならないという教訓が込められていました。
非常に正しい認識ではなかったかと今更ながら思います。
『紫電改のタカ』は、そんな戦記モノの傑作です。
敗戦濃厚な戦争の中で、命の奪い合いをしながらも人としての道を守る滝の姿が何故か哀しみを誘います。
それは戦時下の兵士が必ず抱く哀しみなのではないでしょうか。
『永遠の0』も彷彿させる物語です。
何れも、勇敢な日本兵士の姿と戦争を二度と起こしてはならないという教訓が込められていました。
非常に正しい認識ではなかったかと今更ながら思います。
『紫電改のタカ』は、そんな戦記モノの傑作です。
敗戦濃厚な戦争の中で、命の奪い合いをしながらも人としての道を守る滝の姿が何故か哀しみを誘います。
それは戦時下の兵士が必ず抱く哀しみなのではないでしょうか。
『永遠の0』も彷彿させる物語です。
2004年1月7日に日本でレビュー済み
「紫電改のタカ」は昭和38年7月から同40年1月まで「週刊少年マガジン」に連載され、小生の同世代や、少し上の団塊の世代の少年たちに大きな感動を与えた作品である。
戦闘機といえば「ゼロ戦」や「隼」ぐらいしか知らなかった当時のわが国の少年たちに、「紫電改」とよばれる旧海軍の局地戦闘機の存在を知らしめたのがこの作品ではなかったかと思う。
この作品は、いわゆる「反戦」漫画のカテゴリーに入るようなものではないが、戦争という異常事態のなかで生き、苦悩し、死んでいった日米の若者たちへのレクイエム(鎮魂曲)的作品と呼べよう。
初出から40年近く過ぎた今日でも、主人公の滝城太郎や久保一飛曹、紺野一飛曹、花田上飛曹さらにはモスキトンらの顔がすぐに思い出せるほどに感動的な作品であった。
今や50歳の峠を越えた当時の少年たちには「懐かしさ」と共に是非再読していただきたい。また、現在の青少年たちにも「戦争」について考えるための一助として是非の一読を薦める。
なお、本作品につづいて世に出た「あしたのジョー」において、滝はジョーへ、花田は力石のキャラクターへと発展して行く。
戦闘機といえば「ゼロ戦」や「隼」ぐらいしか知らなかった当時のわが国の少年たちに、「紫電改」とよばれる旧海軍の局地戦闘機の存在を知らしめたのがこの作品ではなかったかと思う。
この作品は、いわゆる「反戦」漫画のカテゴリーに入るようなものではないが、戦争という異常事態のなかで生き、苦悩し、死んでいった日米の若者たちへのレクイエム(鎮魂曲)的作品と呼べよう。
初出から40年近く過ぎた今日でも、主人公の滝城太郎や久保一飛曹、紺野一飛曹、花田上飛曹さらにはモスキトンらの顔がすぐに思い出せるほどに感動的な作品であった。
今や50歳の峠を越えた当時の少年たちには「懐かしさ」と共に是非再読していただきたい。また、現在の青少年たちにも「戦争」について考えるための一助として是非の一読を薦める。
なお、本作品につづいて世に出た「あしたのジョー」において、滝はジョーへ、花田は力石のキャラクターへと発展して行く。