まず大前提として「紋切型=恥ずかしいこと」という認識がないと、この本は読めない。
紋切型とは「きまりきった型。かたどおりで新味のないこと」であり
この本は気の利いた事を言ってるつもりで、その実、どこかで聞いたことのある定型文しか喋れないパリジャンを皮肉っている本なのだ。
「そんなもん言葉なんてみんな誰かが言ってることの変形=ブリコラージュ(寄木細工)じゃん」という意見もあるだろうが
誰かが言った、その時は面白かった言葉を
頭の中で咀嚼も消化もせずに
そのまんまタレ流してるのは、やっぱり恥ずかしい行為だと思わないといけない。
「紋切型でもって紋切型を殺す」というのがこの本の戦略なのだ。
っていうか岩波文庫の解説ぐらい読もうよ。
「だれでも一度これを読んだなら、そこに書いてある通りをうっかり口にするのではないかと心配で、一言もしゃべれなくなる」(フローベール書簡)
ってちゃんと書いてあるじゃん。
そりゃ書いてある内容はつまんないよ。紋切型だもん。
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