内容紹介
大事なのは理想の絵に近づくこと――信長の世から秀吉の世へ。
絵師の勢力も権力とともにうつろう。狩野永徳との対決、
そして永徳の死を経て長谷川派は隆盛を迎える。そこに突然の悲劇が。
「松林図屏風」誕生の真相。
絵師の勢力も権力とともにうつろう。狩野永徳との対決、
そして永徳の死を経て長谷川派は隆盛を迎える。そこに突然の悲劇が。
「松林図屏風」誕生の真相。
内容(「BOOK」データベースより)
敵対していた信長が没して不安から解放された等伯だが、その後も永徳を頭とする狩野派との対立、心の師・千利休の自刃、息子の死など、たび重なる悲劇に見舞われる。窮地に立たされながら、それでも己の道を信じた彼が、最後にたどりついた境地とは―。直木賞受賞、長谷川等伯の生涯を骨太に描いた傑作長編。