銀河帝国の興亡三部作の第三部目、第二ファウンデーションです。
話としては、前半のミュール対第二ファウンデーションの部分と、第一ファウンデーションが第二ファウンデーションを探す後半部分に分かれます。どちらもSFというよりも推理ものに近い印象で、とても興奮して読めました。
この後の話も続きはありますが、日本語版としてはkindleで出ていません。
ここまできて読まない選択はないでしょう。★5つ。
第二ファウンデーション 銀河帝国興亡史 Kindle版
アイザック アシモフ
(著)
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言語日本語
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出版社早川書房
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発売日1984/12/20
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ファイルサイズ448 KB
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登録情報
- ASIN : B00N4FBCR8
- 出版社 : 早川書房 (1984/12/20)
- 発売日 : 1984/12/20
- 言語 : 日本語
- ファイルサイズ : 448 KB
- Text-to-Speech(テキスト読み上げ機能) : 有効
- X-Ray : 有効
- Word Wise : 有効にされていません
- 本の長さ : 323ページ
- Amazon 売れ筋ランキング: - 91,707位Kindleストア (の売れ筋ランキングを見るKindleストア)
- カスタマーレビュー:
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カスタマーレビュー
5つ星のうち4.6
星5つ中の4.6
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2018年10月11日に日本でレビュー済み
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2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
役に立った
2016年8月12日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
第2部に続きミュールが出てくる。ネタバレ、ミュールはデブ専の呪いがかけられた天才でぽっちゃり系の丸顔に弱かった。自称しているミュールもらばを意味するのでもミュータントを意味するのでもなく重さに耐えるのが好きなデブ専だからという大胆でシンプルな性嗜好についての告白でありミュールだけが裏切らないのであった。本当にミュールは重さに耐える運命、デブに嫉妬される運命を背負っていて、ミュールは必ず毎回丸顔ぽっちゃりデブにめろめろになり秒速で依存し行間で負けてしまう。エブリングミス、ベイタ、、、。宮崎アニメのように気色の悪い父性愛かロリコンか見分けのつかない卑怯な何もしない父親に動かされたお転婆な若い女の子とデブ専の呪いがかけられた唯一一人で平和を守るために戦っていた重さに耐えるガリガリの音楽的な天才とただひたすらはったりをかましつづける自信満々なズレた人達の話でした。ハリセルダンとドースとヒューミンとトランターの栄光時代がひたすら懐かしい。ミュールだけがまともだった。
2013年12月4日に日本でレビュー済み
ファウンデーションシリーズの第3作目。
当初はここまでで一区切りだったようだが、アシモフの壮大な構想に驚かされっぱなしの3部作だった。
解説によれば、時系列とはばらばらに発表された小説を単行本にしたもののようだが、全くそんなことを感じさせない。
ストーリーは心理描写や推理が多く、SFのガジェットの描写が少ない。
60年前のSFだから、計算尺やリレイといった道具を発展させたものは出てくる。だが、道具の古さが気にならないほどの興奮を味わえる。
張り巡らされた伏線が最終的に回収され、謎が解き明かされ、それでもどんでん返しが続くのが見事。
当初はここまでで一区切りだったようだが、アシモフの壮大な構想に驚かされっぱなしの3部作だった。
解説によれば、時系列とはばらばらに発表された小説を単行本にしたもののようだが、全くそんなことを感じさせない。
ストーリーは心理描写や推理が多く、SFのガジェットの描写が少ない。
60年前のSFだから、計算尺やリレイといった道具を発展させたものは出てくる。だが、道具の古さが気にならないほどの興奮を味わえる。
張り巡らされた伏線が最終的に回収され、謎が解き明かされ、それでもどんでん返しが続くのが見事。
ベスト500レビュアー
銀河帝国興亡史三部作の最後を飾る一冊である。内容は第二ファウンデーションの探索で、第一部はミュールによるもの、第二部はファウンデーションによる探索である。最後の正解までのどんでん返しは中学生だった自分を魅了させたが、今回あらためて読むと、ファウンデーションのダレル博士は見つけた第二ファウンデーションの人々を「追放してもいいなあ。・・・男女を分離する。いや、もっとずっと良いのは、断種すればいいんだ・・・それとも全員静かに死なせてやったほうが親切かな」と述べていたことに気づいた。
ちょっと待ってくれ、第二ファウンデーションって、ファウンデーションにとって抹殺しなければならないほどに恐ろしい存在だったのか? 何百年にわたって陰で支えていた存在だったんでは? これはこの小説が書かれた時代(第二次大戦中、戦後)を反映しているんだろう。読み終わってもいろいろなことを考えさせてくれる深い内容の小説です。
ちょっと待ってくれ、第二ファウンデーションって、ファウンデーションにとって抹殺しなければならないほどに恐ろしい存在だったのか? 何百年にわたって陰で支えていた存在だったんでは? これはこの小説が書かれた時代(第二次大戦中、戦後)を反映しているんだろう。読み終わってもいろいろなことを考えさせてくれる深い内容の小説です。
ベスト1000レビュアーVINEメンバー
古典的名作SFのファウンデーションシリーズ3部作の締めくくりだ。実際は、時をおいてこのシリーズは再開されるので、この後も物語りは続くわけだが、個人的には初めてこのシリーズを読んだ時にはこの3部作しかなかったので、本作をもって一旦締めくくりと考えているし、初めてこのシリーズを読む人もこの3部作を先に読むのがよいと思う。
本作品ではタイトル通り、謎に包まれていた第二ファウンデーションが前面に登場する。前半部分はミュータントのミュールによる第二ファウンデーションの捜索がテーマだ。罠を仕掛けたつもりのミュールが逆に第二ファウンデーションの周到な罠に嵌るところが面白い。
後半は何と第一ファウンデーションによる第二ファウンデーションの捜索の様子が描かれる。第二ファウンデーションの実際の所在をめぐって、どんでん返しの連続となるラストのシーンは圧巻だ。
10数年ぶりにこのシリーズを原書で読み返してみたが、ストーリーは概ね覚えていたものの細部は結構忘れており、新鮮な感覚で楽しむことができた。やはりこの3部作はアシモフの最高傑作だと改めて実感しました。
本作品ではタイトル通り、謎に包まれていた第二ファウンデーションが前面に登場する。前半部分はミュータントのミュールによる第二ファウンデーションの捜索がテーマだ。罠を仕掛けたつもりのミュールが逆に第二ファウンデーションの周到な罠に嵌るところが面白い。
後半は何と第一ファウンデーションによる第二ファウンデーションの捜索の様子が描かれる。第二ファウンデーションの実際の所在をめぐって、どんでん返しの連続となるラストのシーンは圧巻だ。
10数年ぶりにこのシリーズを原書で読み返してみたが、ストーリーは概ね覚えていたものの細部は結構忘れており、新鮮な感覚で楽しむことができた。やはりこの3部作はアシモフの最高傑作だと改めて実感しました。