――― じゃあ 俺が 怒谷を買う! ―――
借金抱えた頑張り屋の笑が、ド天然で斜め上をゆく福富にペースを乱されてドタバタしながらも
ドキドキするのが可愛かったです。
借金返済までまだかかりそうだけれど、それまでふたりの恋はお預け?いやいや、小鉄子先生なら
そんな関係でもこの先も間違いなくきゅんきゅんさせてくれそうなふたりです。
あとがきで笑のことを「卑屈」とありましたが、それでもよくここまで曲がらずに生きてきたなと
感心してしまうほど純粋でした。
小学生の時に母親が蒸発、高校も中退して飲んだくれの父親と貧乏生活を送っていたけど、
その父親も他界してしまった怒谷笑(いかりや えむ)。
借金取りに貯金も取られてしまった彼は偶然再会した高校時代の同級生の福富稔侍の家に暫く
居候することに。
ことあるごとに笑に好きだと言い出してしまう福富に戸惑う笑。
しかし、そこに現れた福富の祖父・権造の提案というか命令で権造の家で寝泊まりして彼の斡旋
する仕事をやることになります。
何も分からないまま神社に行けと言われた笑の最初の仕事は、神社で稿人強を回収することで―――。
この先、ふたりの恋の進展も楽しみですが、権造がどんな仕事を斡旋するのかもとても楽しみです。
- コミック: 195ページ
- 出版社: 大洋図書 (2018/12/1)
- 言語: 日本語
- ISBN-10: 4813032079
- ISBN-13: 978-4813032076
- 発売日： 2018/12/1
- 梱包サイズ: 18 x 13 x 2.4 cm
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