角居調教師というと、やはりなんと言ってもあのウオッカを育てた調教師。
そして、常にリーディング争いをしていて、ウオッカ以外にもG1活躍馬がたくさん。
18年1月に発表された早期引退や、同じ年7月の酒気帯び運転による逮捕にもびっくりさせられた。
(この本はこれらのニュースの前に出版)。
この本を読むと、調教師が何を考えているか、というか角居調教師が何を考えているか、がわかる。
おそらくここまで視野が広く、また何を考えているかを明晰に言語化できる調教師はそういないと思うので、
一般的に調教師が何を考えているか、というよりは角居師が何を考えているか、がわかる本になっている。
面白い構成で、第1章では時系列というか、中央競馬のG1を春から順に列挙し、
角居厩舎ではどんな馬で臨んできたか、結果とともに解説している。
第2章は1月から幾つかの重賞を紹介しながら、やはり角居厩舎としての実績を交えて紹介。
ルーラーシップやポップロック、ブルーイレブンなど競馬ファンにとっては懐かしく、楽しく読める。
第3章は競走馬の四季、第4章は競走馬を取り巻く人間と環境、ということで、
競走馬たちが生まれてからどのようにデビューし、競争生活を終え引退していくのか、
その先はどういう馬生を送るのか。
競争生活時期はどのような人間に囲まれ、どのような環境で日々を過ごすのか、調教師視点でまとめられている。
あまりページは割かれていないが、引退馬の余生の部分には興味を惹かれた。
第5章は競馬場へ行こうという見出しがやや唐突な気がしたが、内容はパドックや返し馬で気を付けるポイントや、
ブリンカーやシャドーロールなどの馬具についての解説で、競馬ファンにとっては参考になる内容となっている。
全体的に淡々とした記述だが、内容は深い。
ただ、本の帯に「競馬の必勝法」とあったが、これは誤解を生むと思う。
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競馬感性の法則 (小学館新書) 単行本 – 2017/3/30
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名調教師が語り尽くすサラブレッドの世界
ウオッカ、ヴィクトワールピサ、シーザリオ、カネヒキリ、エピファネイアなど開業15年でJRA通算600勝を達成、うち重賞68勝、G1勝利は歴代3位の23勝という実力派調教師が語り尽くす競馬の真髄――レースそれぞれが持つ意味や戦い方はもちろん、トライアルから条件戦、新馬戦、未勝利戦まで、馬を使う側の戦略とレースに向かう準備を詳細に解説。いまだから明かせる愛馬の秘話から調教の工夫、トレセンでの調教から厩舎の役割、さらに競馬場のパドックや返し馬の見方まで、目から鱗の理論とエピソードが満載。調教師ならではの視点での丁寧な解説は、競馬ファンのみならず、厩舎関係者の間でも注目されています。
さらに、クラシックディスタンスにこだわるトップトレーナーならではの矜持や、引退後のサラブレッドのセカンドキャリアにも奔走するなど、その人柄がにじみ出る馬本位の考え方に触れることで、競馬の面白さや奥深さを感じ取ることがきます。巷に溢れる”必勝法本”では掴み取ることができない、競馬の本質をわきまえたうえでの馬券検討の重要性に気づき、実践することができる、真に競馬を愛する人々のための一冊です。
【編集担当からのおすすめ情報】
馬主・クラブ会員・POGファンも必読、厩舎関係者も注目しています。
ウオッカ、ヴィクトワールピサ、シーザリオ、カネヒキリ、エピファネイアなど開業15年でJRA通算600勝を達成、うち重賞68勝、G1勝利は歴代3位の23勝という実力派調教師が語り尽くす競馬の真髄――レースそれぞれが持つ意味や戦い方はもちろん、トライアルから条件戦、新馬戦、未勝利戦まで、馬を使う側の戦略とレースに向かう準備を詳細に解説。いまだから明かせる愛馬の秘話から調教の工夫、トレセンでの調教から厩舎の役割、さらに競馬場のパドックや返し馬の見方まで、目から鱗の理論とエピソードが満載。調教師ならではの視点での丁寧な解説は、競馬ファンのみならず、厩舎関係者の間でも注目されています。
さらに、クラシックディスタンスにこだわるトップトレーナーならではの矜持や、引退後のサラブレッドのセカンドキャリアにも奔走するなど、その人柄がにじみ出る馬本位の考え方に触れることで、競馬の面白さや奥深さを感じ取ることがきます。巷に溢れる”必勝法本”では掴み取ることができない、競馬の本質をわきまえたうえでの馬券検討の重要性に気づき、実践することができる、真に競馬を愛する人々のための一冊です。
【編集担当からのおすすめ情報】
馬主・クラブ会員・POGファンも必読、厩舎関係者も注目しています。
- 本の長さ250ページ
- 言語日本語
- 出版社小学館
- 発売日2017/3/30
- ISBN-104098252961
- ISBN-13978-4098252961
- UNSPSC-Code
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商品の説明
内容(「BOOK」データベースより)
競馬ファンが最も注目している実力派調教師が語り尽くす競馬の真髄―レースそれぞれが持つ意味や戦い方はもちろん、トライアルから未勝利戦まで、競馬に使う側の戦略とレースに向かう準備を詳細に解説。いまだから明かせる愛馬の秘話から調教の工夫、厩舎力のポイント、さらに競馬場でのパドックや返し馬の見方まで、目から鱗が落ちる理論とエピソードが満載。常勝調教師が何を考えているかを知ることで競馬の本質をわきまえた馬券検討が可能になり、より競馬が好きになる競馬通のための一冊。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
角居/勝彦
1964年石川県生まれ。2000年に調教師免許取得。2001年に開業以来、2016年までに中央で606勝。G1勝利数23は歴代3位。その間、最多勝利3回、最高賞金獲得5回など13のJRA賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
1964年石川県生まれ。2000年に調教師免許取得。2001年に開業以来、2016年までに中央で606勝。G1勝利数23は歴代3位。その間、最多勝利3回、最高賞金獲得5回など13のJRA賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
登録情報
- 出版社 : 小学館 (2017/3/30)
- 発売日 : 2017/3/30
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 250ページ
- ISBN-10 : 4098252961
- ISBN-13 : 978-4098252961
- Amazon 売れ筋ランキング: - 153,725位本 (の売れ筋ランキングを見る本)
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
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2020年12月8日に日本でレビュー済み
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5人のお客様がこれが役に立ったと考えています
役に立った
2020年3月3日に日本でレビュー済み
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騎手のことが嫌いらしい。案外、テメエ、鞭つかったな(怒)と思ってるかもなあ。作者の調教師先生が、海外のウォッカの暮らしている牧場に行く
無視。草を食む。(担当厩務員さんにはとてとて柵の近くまで来たらしいのに!)
なんか逆にかわいい。
当事者の目線で競馬全体を語っており、ロマンです。牝馬を女の子のように扱っている描写が好きですね。共感。実際に、女は馬もかなり女やなあ、と思うこともしばしば。なんかヒステリックになるとか、あれこれ安定しないとか。
しかし、ダイワスカーレットなんか、(去年のリスグラシューとかね)男をなぎ倒す実力者で、実際は人間でも男より強い世界記録とかも出るかもね。
馬みたいにみんながみんな早く走ることが唯一の目的じゃないから男性の走るタイムが単に早いだけなのかも。
無視。草を食む。(担当厩務員さんにはとてとて柵の近くまで来たらしいのに!)
なんか逆にかわいい。
当事者の目線で競馬全体を語っており、ロマンです。牝馬を女の子のように扱っている描写が好きですね。共感。実際に、女は馬もかなり女やなあ、と思うこともしばしば。なんかヒステリックになるとか、あれこれ安定しないとか。
しかし、ダイワスカーレットなんか、(去年のリスグラシューとかね)男をなぎ倒す実力者で、実際は人間でも男より強い世界記録とかも出るかもね。
馬みたいにみんながみんな早く走ることが唯一の目的じゃないから男性の走るタイムが単に早いだけなのかも。
2017年7月9日に日本でレビュー済み
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新時代の実力派調教師、角居師の競馬論となれば、読まないわけにはいかない。週刊誌に連載されたコラムをまとめたもの。
前半では、GIをはじめとするJRAの重賞レースが、過去の管理馬の思い出話とともに解説されている。初心者にもわかりやすくという狙いのためか、優しい言葉で語られているのでマニアにはやや物足りなく感じられるかも。しかし競馬番組全体における各レースの位置付けや、陣営の思惑、過去の管理馬の本音の話などには思わず付箋を打ちたくなる箇所も多い。
後半は、馬という動物の生態や、人と馬の関係の築き方、角居式調教法、厩舎の運営など。いずれの話もベースには角居師の馬に対する愛情が感じられて、勉強になると同時に、非常に好感が持てる。馬券検討時、馬柱の厩舎欄に「栗・角居」の文字を見つけると、どうしても無視できなくなってしまうのが難点・・かも。
前半では、GIをはじめとするJRAの重賞レースが、過去の管理馬の思い出話とともに解説されている。初心者にもわかりやすくという狙いのためか、優しい言葉で語られているのでマニアにはやや物足りなく感じられるかも。しかし競馬番組全体における各レースの位置付けや、陣営の思惑、過去の管理馬の本音の話などには思わず付箋を打ちたくなる箇所も多い。
後半は、馬という動物の生態や、人と馬の関係の築き方、角居式調教法、厩舎の運営など。いずれの話もベースには角居師の馬に対する愛情が感じられて、勉強になると同時に、非常に好感が持てる。馬券検討時、馬柱の厩舎欄に「栗・角居」の文字を見つけると、どうしても無視できなくなってしまうのが難点・・かも。
2017年3月31日に日本でレビュー済み
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故戸山為夫調教師のベストセラー「鍛えて最強馬をつくる」以降、近年までよく在った調教師の半生記もの(悪しき物は半生記自慢)とは大きく異なり、書名の通り主に角居調教師の競馬感が綴られた内容。最近出た競馬本の中では、どちらかと謂えば私も最近購入したTARO氏の本と方向性は似ている。勿論、トップ調教師とネット上で知られた馬券師という大きな立場の違いは在るのだが、それぞれの立場から競馬に向き合って自説を述べている点は同じで、その立場の違いにより二冊続けて読むと立体的に知識が深まるようで、本書も通常以上に楽しめてしまったか。勿論、本書のみでも非常に面白い一冊で、こちらはビギナーよりも競馬に詳しければ詳しい者程、読んで得る物が多いのではないか。





