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竜馬がゆく〈6〉 (文春文庫) 文庫 – 1998/10/9

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商品の説明

内容紹介

相次ぐ抗争で多くの志士の血が流れたが、竜馬の奔走によって大政奉還が実現、日本は救われる。維新政策には竜馬の精神が生きていた

内容(「BOOK」データベースより)

幕府を倒すには薩摩と長州が力を合せれば可能であろう。しかし互いに憎悪しあっているこの両藩が手を組むとは誰も考えなかった。奇蹟を、一人の浪人が現出した。竜馬の決死の奔走によって、慶応二年一月、幕府の厳重な監視下にある京で、密かに薩長の軍事同盟は成った。維新への道はこの時、大きく未来に開かれたのである。


登録情報

  • 文庫: 437ページ
  • 出版社: 文藝春秋; 新装版 (1998/10/9)
  • 言語: 日本語
  • ISBN-10: 4167105721
  • ISBN-13: 978-4167105723
  • 発売日: 1998/10/9
  • 商品パッケージの寸法: 15 x 10.6 x 1.6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.9 28件のカスタマーレビュー
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カスタマーレビュー

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トップカスタマーレビュー

投稿者 山根晋爾 VINE メンバー 投稿日 2009/3/12
形式: 文庫 Amazonで購入
 時代がこの男を欲していたのだろうが、日本という国が間違いなく竜馬を中心にしてグルリと回った。歴史の教科書には簡単に「薩長同盟」と書いてあるだけの事だが、これを成すためにどれだけの苦労があったかがよくわかる。

 そして徐々に幕末のその先を見据える男が現れだす。高杉はクーデターで新政権を確立するなり「もう俺の役は済んだ。人は艱難なときは一致団結できるが富貴はともには出来ん。きっと仲間割れが起こる。俺はそれより外国へ密航して武器を買い入れ対幕戦争を有利にする」当時としては斬新過ぎることを言ったり、竜馬自身も「革命がなっても亀山社中のものは政府の役人にはなるな。世界の貿易商社を目指すのだ」とも言う。
 そんな中、苦労を共にしてきた池内蔵太ら数名が竜馬の指示で長崎から鹿児島へ向かう途中に沈没して死亡してしまう。この時の描写には思わずもらい泣きをしてしまう。「すべて天命である」と自らを躾け死をいちいち悲しむ事を嫌う竜馬も一人うずくまって涙を流す場面は心中察するに余りある。
 それにつけても買ったばかりの船が一日で沈没したり作った海軍学校は取り壊されたりと竜馬の運はそれほど良いとも言えないのだが、それをばねに跳ね返し続ける彼の胆力に恐れ入る。

 おりょうに「昔のような純情さがなくなってきたわ」といわれ「純情だけでは人間の乱は鎮めら
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形式: 文庫
 おそらく全8巻の中のハイライトだろう。薩長同盟を成立させるべく奔走する竜馬が、両者ともなかなか言い出せない長州の桂小五郎と薩摩の西郷隆盛に焦れて、西郷隆盛に迫る場面が圧巻。

 「西郷君、もうよいかげんに体面あそびはやめなさい。いや、よい。話しはざっときいた。桂の話しをききながら、わしはなみだが出てどうにもならなんだ」
竜馬は「薩州があとに残って皇家につくすあらば、長州が幕軍の砲火にくずれ去ることも悔いはない」という桂の言葉をつたえ、
「いま桂を旅館に待たせてある。さればすぐこれへよび、薩長連合の締盟をとげていただこう」
竜馬はそれだけを言い、あとは射るように西郷を見つめた。

 「われわれ土州人は血風惨雨。 」
とまで言って、竜馬は絶句した。死んだ同志たちのことを思って、涙が声を吹き消したのである。
「のなかをくぐって東西に奔走し、身命をかえりみなかった。それは土佐藩のためであったか、ちがうぞ」
ちがう、ということは桂も知っている。土州系志士たちは母藩から何の保護もううけぬばかりかかえって迫害され、あるいは京の路上で死に、あるいは蛤御門、天王山、吉野山、野根山、高知城下の刑場で屍をさらしてきた。かれらが、薩長のような自藩意識で行動したのではないことは、天下が知っている。<
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形式: 文庫
・サノーさん一言コメント
「薩長同盟は、竜馬によって結実した。これが世に広く定着するようになったのは、この巻の影響だと言っていい。取材と考察、卓越した表現で再現される歴史の脈動」
【サノーさんおすすめ度★★★★★】
・ウノーさん一言コメント
「竜馬ともに思い、竜馬ともに考え、竜馬ともに臨む。薩長同盟が相成ったときの感激は、この長編小説のひとつのゴールかもしれません。日本人初の新婚旅行もこの巻です」
【ウノーさんおすすめ度★★★★★】

・サノーさん、ウノーさん読書会
サノーさん(以下サ):薩長同盟、相成ったな。
ウノーさん(以下ウ): 薩摩、長州、双方の心情が、丁寧に描かれてますね。
サ:ちょっと薩摩よりの描写だったとは思うけど。まぁ、このあとの長州は凄いから、問題ないのかな。
ウ:奇跡です。この薩長同盟は、道理だけで考えればあり得ない出来事ですから。
サ:まぁ、300年続いた徳川を軸とした武家制度からみれば、とんでもないことだよな。幕府もよもや「あれほど憎みあっている」藩どうしが手を握るとは思わなかっただろう。
ウ:しかも、自分を倒すために、とは想像もつかなかったですね。当時者の薩摩でさえ、殿さまが「あれは西郷が一人でやったこと。まさか薩長が幕府を倒す
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形式: 文庫
反目しあっていた薩長の秘密同盟がついに成立します。
常識的には誰もが不可能と思うこの同盟を竜馬が見事に立ち回り実現させてしまいました。
不作で米に休している薩摩藩、金はあっても思うように武器を集めることができない長州藩が互いに相手が喉から手が出るほど欲しいそれらの不足物を融通し合う事で、両藩の距離が一気に縮まるのです。
精神的な対立を、物質的な側面から解決しようとする竜馬の立ち回りは、この時代においては特に奇抜でした。
個人的には、桂小五郎が竜馬に『して、兵糧はどれほど出すか』と聞かれ、『薩が欲しいだけ出す』『値は?』『進呈する』と答える部分が印象的でした。竜馬は桂に『君は天下がとれる』といいましたが、私もそう思いました。そして桂、長州藩をしてそのような気持ちにさせてしまう竜馬の大きさにも改めて感動しました。
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