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空色勾玉 (トクマ・ノベルズ EDGE) 新書 – 2005/9/21

5つ星のうち 4.3 101件のカスタマーレビュー

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商品の説明

商品説明

   神々がまだ地上を歩いていた古代日本を舞台としたファンタジー。『白鳥異伝』『薄紅天女』と続く「勾玉」シリーズ3部作の第1弾。1988年に福武書店から刊行されたこのデビュー作は、日本児童文学者協会新人賞を受賞、ラジオドラマ化もされ、アメリカで翻訳出版されるなどの話題を呼んだ。本書は徳間書店から1996年に再刊行されたものである。

   国家統一を計る輝の大御神とそれに抵抗する闇の一族との戦いが繰り広げられている古代日本の「豊葦原」。ある日突然自分が闇の一族の巫女「水の乙女」であることを告げられた村娘の狭也は、あこがれの輝の宮へ救いを求める。しかしそこで出会ったのは、閉じ込められて夢を見ていた輝の大御神の末子、稚羽矢。「水の乙女」と「風の若子」稚羽矢の出会いで変わる豊葦原の運命は。

   福武書店版の帯の文句がなによりもこの本の世界を物語る。
「ひとりは「闇」の血筋に生まれ、輝く不死の「光」にこがれた。 ひとりは「光」の宮の奥、縛められて「闇」を夢見た。」

   不老不死、輪廻転生という日本の死生観や東洋思想とファンタジーの融合をなしえた注目の作品。主人公2人の成長の物語としても、その運命の恋を描いた恋愛小説としても、一度表紙を開いたからには最後まで一気に読ませる力にみちている。中学生以上を対象とした児童書ではあるものの、ファンタジー好きの大人の読書にも耐えうる上質のファンタジーである。(小山由絵) --このテキストは、単行本版に関連付けられています。

内容紹介

輝の大御神の双子の御子と、闇の氏族とが烈しく争う戦乱の世に、闇の巫女姫と生まれながら、光を愛する少女狭也。輝の宮の神殿に縛められ、地底の女神の夢を見ていた、〈剣の主〉稚羽矢との出会いが、狭也を不思議な運命へと導く…。神々が地上を歩いていた古代の日本を舞台に、絢爛豪華に織り上げられた、人気沸騰のファンタジー。人気画家・佐竹美保の絵で飾られた、待望のノベルズ版!

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登録情報

  • 新書: 350ページ
  • 出版社: 徳間書店 (2005/9/21)
  • 言語: 日本語
  • ISBN-10: 4198506787
  • ISBN-13: 978-4198506780
  • 発売日: 2005/9/21
  • 商品パッケージの寸法: 17 x 10.6 x 2.6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.3 101件のカスタマーレビュー
  • Amazon 売れ筋ランキング: 本 - 637,855位 (本の売れ筋ランキングを見る)
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カスタマーレビュー

トップカスタマーレビュー

形式: 新書
新書版が出ていたことをつい最近知り、嬉しさついでに思わず買ってしまいました。

単行本のどっしり構えた感じも好きですが気軽に読むにはやはりこちらですし、

新しい形態での出版によりさらに多くの人の手に触れるであろうことが本当に嬉しいですね。

荻原さんの代表作である勾玉三部作、その一作目であることに加え個人的に3つの中でこれが一番好きなので、思い入れはとても強いです。

メインの少年少女がなかなか相容れられぬ立場に置かれるのは三部作通しての共通点ですが、

不死の民、転生の民という存在の根本から違ってしまうような違いを持った今作の二人の物語は、

一体どのような結末を迎えるのだろうかと非常に気になるものでした。

それと同時に二人を応援したくなる気持ちも湧き、つい感情移入してしまうのです。

もちろん設定だけではなく、人物に魅力があるからこそそういう気持ちを抱くものです。

自らの立場に苦悩する狭也、どこまでも純粋な稚羽矢、周りをとりまく味方となる者から敵対する者、

人と神の垣根さえ越えて様々な想いや思惑が入り混じり紡がれる物語は非常に壮大で読み応えのあるものです。
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形式: 単行本
時代は豊葦原を創造した神が、人の世に降り立って、治めていた黎明期…。同じ神の末裔である少年と少女が出会い、新しい豊葦原でいかなる生き方をすべきかを模索してゆく物語です。
NHK-FMで放送されたオーディオドラマで少し聴いたときから、すっかりこの作品の虜になって、本の厚さも気に留めることなく、夢中で読み切ることができました。狭也と出会うまで、「ひとり」でいる意味さえも知らなかった稚羽矢の、彼女を恋い慕う気持ちが、人を超越した純粋な感情であったことに、深く胸を打たれました。「古事記」をベースとしていながら、あの古い記録だけのような物語が、これほど素晴らしい情感あふれる物語として描かれたことに、ただ驚嘆するばかりです。
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形式: 新書
荻原さんの作品に出会ったのは中学生か高校生になったばかりのころ。

大人になった今でも荻原さんの作品がどうしても忘れられず、つい全巻揃えてしまいました。

荻原さんの作品の魅力は、世界観がすごいということ。

登場人物の個性や心情、ひとつひとつが文章で無駄なく表現されていて、読んでるだけでその場の雰囲気や風景が見えてくるかのような気がします。

それに、作家さんの処女作としては良作と言えるのではないでしょうか。

現在は「空色勾玉」に加え、「白鳥異伝」、「薄紅天女」、新作として「風神秘抄」がでてますが、どれもオススメできる一品です!

今は文庫本もでているようなので、一度読んで見る事をオススメします。
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形式: 単行本 Amazonで購入
原作は、1988年に発表されたから、すでに20年以上がたっている。

古事記や日本書記を下敷きにしたジャパニーズ神話ファンタジーであるが、2011年3月11日の東日本大震災や引きつづく原発放射線被曝の
影響の甚大さを経験した我々にとっては、はるか昔の子ども向け読み物の世界、とカンタンに片づけられないものを感じる。

人智でコントロールできない大地震や大津波=自然の威力を私たち日本人は身をもって見せつけられ、原子力という「大蛇の剣」が一旦制御不能に
なったときの恐ろしさは、いまだ現在進行形で続いている。

文庫本巻末の解説では、人類学者の中沢新一が、日本神話および本書の世界観を見事に図式化しているが、文化(文明)と自然、父性原理と母性原理
といった対立概念をこえて、両者を仲立ちするものとして、狭也および稚羽矢(さらには鳥彦)に着目しているのは、なかなか鋭い指摘と思う。

物語としては、ラブストーリーとしても展開するわけだが、正直、還暦をこえた自分が読んでいて、全体の3分の2まででは、かなりかったるい展開
であった。

しかし、それを我慢して残り3分の1まで来ると、俄然、話が活き活きとしてくる。それまで、半分眠っているかのようであった稚羽矢が突然、
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