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空母いぶき

 (4,731)5.12時間15分2019G
20XX年、12月23日未明。未曾有の事態が日本を襲う。沖ノ鳥島の西方450キロ、波留間群島初島に国籍不明の武装集団が上陸、わが国の領土が占領されたのだ。海上自衛隊は直ちに小笠原諸島沖で訓練航海中の第5護衛隊群に出動を命じた。その旗艦こそ、自衛隊初の航空機搭載型護衛艦《いぶき》だった。計画段階から「専守防衛」論議の的となり国論を二分してきた《いぶき》。艦長は、航空自衛隊出身の秋津竜太一佐。そしてそれを補佐するのは海上自衛隊生え抜きの副長・新波歳也二佐。現場海域へと向かう彼らを待ち受けていたのは、敵潜水艦からの突然のミサイル攻撃だった。さらに針路上には敵の空母艦隊までもが姿を現す。想定を越えた戦闘状態に突入していく第5護衛隊群。政府はついに「防衛出動」を発令する。迫り来る敵戦闘機に向け、ついに迎撃ミサイルは放たれた……。
監督
若松節朗
出演
西島秀俊佐々木蔵之介本田翼
ジャンル
ドラマ
オーディオ言語
日本語
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レビュー

5つ星のうち3.5

4731件のグローバルレーティング

  1. 38%のレビュー結果:星5つ
  2. 20%のレビュー結果:星4つ
  3. 14%のレビュー結果:星3つ
  4. 8%のレビュー結果:星2つ
  5. 20%のレビュー結果:星1つ
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やすひろ2019/11/12に日本でレビュー済み
2.0/星5つ中
私たちの現実認識が試されていると感じた映画
確認済みの購入
【ストーリーに係わる記述を含んでいます。予めご了承ください。】

原作と異なり、本作で日本に侵略行為を行う国は「東亜連邦」という架空の国家です。
指摘させて頂きたいのは、国名の改変ではなく「東亜連邦」がフィリピンの東に位置する新興国家、小国だという事。
現実世界の尖閣諸島においてわが国の領海を「毎日」の様に侵犯している中国は、南シナ海を我が物とし、新疆ウイグル・チベット等の「自治区」という名の植民地で究極の人権弾圧を行っている、アジア最大の覇権国家です。
原作の持つリアリティは、日本が極めて近い将来において、大国からの侵略を受ける危機感にこそある。
この改変は大変残念です。

本作でも描写されている通り、漁民を装った敵国兵士が日本の島嶼部を占領する事態は現実に懸念されていますね。
荒天による緊急避難等を理由に上陸した偽装漁民は、当然ながら日本ではなく自国に救援を要請するでしょう。「国内で遭難した」と言って。
国際法上、領土として認められる要件は「実効支配」しているか否かです。
尖閣諸島を実効支配しているのは日本なのか、中国なのか。国際社会はどう判断するのでしょうか。
日米安保条約も、実効支配が及ばない地域には適用されません。北方領土や竹島がそうである様に。
「我々は、他国の領海侵犯などしていない。自国領土である尖閣諸島保全のために毎日周辺監視を行っているのだ。」
中国が尖閣諸島の領海へ日々侵入する目的は、「既成事実の積み重ね」にあると思います。
本作における波留間群島初島への侵略は一過性のものに留まる印象があり、その点でもリアリティを弱める改変が(おそらくは意図的に)行われていると感じます。

佐藤浩市さんの発言は、劇場公開前から話題になっていました。
発言の切り取りはフェアではありませんので、改めて、出典元である雑誌「ビッグコミック」のインタビュー全文を確認させて頂きました。(ネットでも検索可能です)
「(総理大臣役は初めてですねという質問に対して)最初は絶対やりたくないと思いました(笑)。
いわゆる体制側の立場を演じることに対する抵抗感が、まだ僕らの世代の役者には残っているんですね。」
「僕はいつも言うんだけど、日本は常に『戦後』でなければいけないんです。
戦争を起したという間違いは取り返しがつかない、だけど戦後であることは絶対に守っていかなきゃならない。」
その上で佐藤さんは「彼はストレスに弱くて、すぐにお腹を下してしまうっていう設定にしてもらったんです。」と続けています。
彼の意思は明確に「リベラル」、そして「戦後レジュームからの脱却」を政治理念とする安倍総理の持病である「潰瘍性大腸炎」を意図していることは明らか、「確信犯」(失礼!)だと思います。
佐藤さんの政治信条を批判するつもりは一切ありません。
しかしながら、イデオロギーに係わらず、現政権への評価に係わらず、例え公人ではあっても病気を論うかの演技プランは、私には容認出来ません。

作中、その垂水総理は「戦後の数多くの政治家が」「一丸となって守り続けてきたことが、たった一つだけあります。それは、この国は、日本は、絶対に戦争はしないという国民との約束です。」と語っています。
悲惨極まりない第二次世界大戦を経て、戦後の国際社会は「抑止力」によって全面戦争を防いできました。
それは「もし、わが国に手を出したら、ただでは済まないぞ」という確固たる意思と実力の表明です。
また、国家にとっての「自衛権」は、個人における「正当防衛」と同じ、生きるための根源的権利です。
これらを「戦争」と言う方がいらっしゃるのなら、どうぞご自由に言葉遊びをなさってください。
誰もが、決して戦いたくなどありません。最前線に立つ自衛官の方々こそ、その思いを最も強く持たれているでしょう。
しかし、ひとたび侵略されてしまったら、蹂躙されるのは一般市民です。それは、敗戦時の旧満州や樺太において、敵国が日本の婦女子に対して犯した非道の数々が証明しています。
総理大臣を筆頭とする政治家が「一丸となって」真に国民に約束すべきは、何があっても国民の生命を、とりわけ女性と子供の安全を守ることではありませんか。

あからさまに取って付けた様な結末はさておき、現実世界と照らし合わせ、何が私たちにとっての真実なのか、それを見極める力が試されていると感じた映画でした。

因みに、戦闘場面や国家安全保障会議とおぼしき場面等、全編を通じて緊張感が持続しており、物語に集中することが出来ました。
いぶき艦長・秋津一佐を演じる西島秀俊さんの好演も光ります。
ステロタイプの軍人像とは一線を画す、例えば宇宙飛行士を思わせる様な、柔和で理性的な佇まい。
空自偵察機が撃墜され「仇討ち」を意気込む部下に対して、「戦場でその思いに捕らわれると、指揮の目が曇る」と穏やかに諭す冷静さ。
「我々が誇るべきは、自衛隊に戦死者がいないことではない。戦後何十年もの間、国民に誰一人として、戦争犠牲者を出していないことだ」と静かに、しかし揺るぎなく言い切る態度。
PKO活動や災害派遣に係る報道等で見聞きする、実際の自衛隊指揮官のイメージに近いのではないでしょうか。

それにしても、終盤における外務省アジア大洋州局局長とその部下のやり取りは酷い。
(部下)「相手の非をどこまで明らかに出来るのか」
(局長)「いや、真の外交とは、双方の国にとっての、実利的な幸福の追求だ」
(別の部下)「そこには踏み込まず、相手を追い込まないことも、外交の在るべき姿」
日本人の「和の精神」という価値観を相手国に当てはめることの危険性は、近年における大陸や半島に所在する国々との関わりの中で、私たちは嫌という程身にしみていると思うのですが。

なお、冒頭で「空母は戦略兵器、専守防衛と矛盾する」「日本に空母は必要なのか」という疑問が、女性ジャーナリストから投げ掛けられています。
「私がお答えすべきことではない」という秋津一佐に代って僭越ながら申し上げるとすれば、平時における空母保有の目的はシーレーンの防衛に他なりません。
海外からの資源輸入経路を守ることは、日本の国益に直結します。
そして有事においては、四方を海に囲まれた日本の制海権・制空権を維持する航空戦力の移動拠点となります。
日本を圧迫・侵略しようとする勢力に対して、大きな抑止力となり得る存在が空母です。
それは、世界各地に展開する米海軍の中核が空母打撃群であることからも明らかだと思います。
「いぶき」に匹敵する空母は無論のこと、「いずも」級護衛艦の更なる建造を、強く願わずにはいられません。
1485人のお客様がこれが役に立ったと考えています
Amazon カスタマー2019/11/20に日本でレビュー済み
1.0/星5つ中
日本史上、最低最悪。
確認済みの購入
原作は知らないが、日本の歴史上、
これは稀に見る最低最悪の左翼映画。
こんな自衛隊ならいらないし、現実離れしすぎてフィクションとしても最低の脚本。
お金かけてよくこんな映画作るな、と呆れる。
この作品に出演した俳優、この作品を制作したスタッフ、この作品を見たユーザー、
すべてが被害者だと思う。
監督と脚本を除いては!

アマゾンさん、この作品の取り扱いを停止して欲しい。
有害にしかならない。
1177人のお客様がこれが役に立ったと考えています
tahaja2019/09/11に日本でレビュー済み
1.0/星5つ中
びっくり映画
架空の敵国が突然攻めてきて、中国とかも日本に協力して撃退してくれるびっくり映画のようで。原作とはかなり違うようですね。ばからしくて見る気もしませんね。
1121人のお客様がこれが役に立ったと考えています
Harfme2019/12/06に日本でレビュー済み
2.0/星5つ中
中国が恐くて忖度するくらいなら…撮らなきゃいいのに
確認済みの購入
原作「空母いぶき」の面白さは、現実にこのような事態がありえるかも、と想像させられる背景があって成り立つものだと個人的には思います。 その大前提をひっくり返して、訳の分からない国を登場させてまで、本作を撮る必要がどこにあったのか、百歩譲って「架空の国が日本を侵略してきたときにどうするのか?」そんな作品にしたいのならば「空母いぶき」の名前は使わずに、別の題名を付けて公開すればいいんじゃないでしょうか。

「空母いぶき」の題名は捨てずに都合よく利用して、でも中国からの批判は恐いから登場させずに、安倍政権はちょっとディスっておく…この作り手の皆さんの志の低さがよく表れている気がします。

映画自体も、いつの時代だと感じさせるCGの数々と使いまわし、パイロットが戦闘中に涙ぐみ始めて「お前は一人しかいないんだー!」みたいな愁嘆場を見せられた時には、今時こんな演出するんだ…と逆に爆笑できました、他にもダラダラとした政治劇のテンポの悪さ、セリフで全てを説明していくスタイルなど、原作を抜きにして映画として見てもかなり低レベルな気がします。 「空母いぶき」の名前を使わずに、こんな作品を世に出したら興行成績は酷いことになっていたと思うので題名を付けた制作陣はグッジョブです!

レンタル500円の価値はないと思いますが、プライム無料になったら半笑いで、場面によっては爆笑できる映画としての価値はあると思うので星ひとつ追加して2つにしています。
990人のお客様がこれが役に立ったと考えています
BNR342019/09/10に日本でレビュー済み
1.0/星5つ中
いわゆる忖度と旧時代のシナリオ構成に満ちたクソ映画
ネタバレを含むので、映画をこれから見るかたは読み飛ばしてください。
あと原作コミックは映画を見る前に読んだほうがいいですよ。

まず、邦画もアニメもエンタメ系の制作委員会は福井某と伊藤某を一旦忘れようって。(笑)
なんかみんな勘違いしてるんだって。
彼らの描くものってシャシンになると別に面白くないんだってば。(笑)
監督と脚本の長谷川さんは必死に男臭い映画にしようとしてんだけど
庶民パートの脚本が全てを台無しにしている。
名作「ホワイトアウト」のコンビだったので楽しみにしていたんだが
シナリオ構成がだめだめでまじで台無し。
ぶっちゃけ中井貴一も斉藤由貴もあの辺全部いらん。
もっと言うと本田翼もいらん!(笑) そもそも原作にないし。
(ああなんか映画向けの〇話とか出てたけど、あんなの後付けだし)
なにかっつーと庶民シミュレーション入れたがるんだが、もういいからそういうの。
どうせ戦争シーンばかりだと尺・予算的に間が持たないんで、
庶民パートを入れるしかない構成を考えたんだろうけど、だったら無理してつくらんでええから。(笑)
無理してつくらんでええといえば
仮想敵国みたいなテキがもうこれ中国へ忖度しまくってて。(笑)
尖閣・沖縄バトルがウリの原作漫画なのになんかエースコンバットみたいな
安っぽい仮想敵国がテキの映画に。(笑泣) 
しまいには、映画の出来が相当面白くないと気付いた中の人たちによって
公開時期もGWを避けることになりーの、
よりによって佐藤浩市様をやりだまにした炎上商法で宣伝するわで。
もう呆れを通り越して怒りぷんぷんだな。
しかしなんだな・・・原作者のかわぐち先生イイ人だな。
こんなクソ映画になってしまったのに、舞台挨拶であんなにニコニコしてて・・・謎よぉぉ!(笑)
971人のお客様がこれが役に立ったと考えています
lili2019/09/09に日本でレビュー済み
1.0/星5つ中
難病を揶揄する差別映画
潰瘍性大腸炎を揶揄する最低の映画です。
反日映画ならいいでしょう、日本には言論の自由があります。
しかし、難病指定されている潰瘍性大腸炎を揶揄するなど文明国家としてあってはならないことです。
941人のお客様がこれが役に立ったと考えています
宇宙雷音2019/09/11に日本でレビュー済み
1.0/星5つ中
説明不足で感動できない
映画では、原作から設定変更がありましたが、映画は幅広い人に観られるものだし、放映時間の制約もあるから、仕方ないと思います。その制約の中でいい映画が出来ればよいのです。

あくまで別作品と思って、白紙の心で観ました。

設定や前提条件が説明不足で、感情移入できませんでした。

例えば以下のような点が、説明されていなかったり、ボンヤリした(さほど重要ではない風の)説明しかされていませんでした。

・いぶきは最新鋭戦闘機を搭載した強力な空母
・自衛隊には専守防衛の制約がある
・空母は専守防衛に反する可能性がある
・いぶきは国会の反対を押し切って建造した
・秋津と新波はライバル関係であること
・パイロット出身の秋津が、海自の中で浮いていること

なので、例えば防衛出動が発令された時、登場人物が防衛出動をどれだけ重みを感じているか事前説明が無いので、「防衛出動が発令された!これは危機的な状況だ!!」と感情移入して興奮するよりも、「みんな慌てているなぁ。なるほど、防衛出動というのは、この世界では非常事態なのか」と、第三者視点で見てしまいました。

マンガが実写化されたという意味では、ファンとして感慨深いですが、純粋に映画として友人に薦めるレベルかというと厳しいです。
453人のお客様がこれが役に立ったと考えています
狂四郎2019/09/13に日本でレビュー済み
1.0/星5つ中
がっかり映画
以下、ネタバレあり。
敵を架空の『東亜連邦』としたのは時節柄しょうがない。
最初から織り込み済みなので、これを問題視する気はさらさらないが、「やっぱ邦画ってこのレベルなんだなぁ…」というのが正直な感想。
まず、敵の対艦ミサイルがいきなり『いぶき』甲板に命中。いやいや、命中しちゃったら、その程度の損害じゃ済まないでしょー!つーか、その1発も食らわないよ、本物の自衛隊は。自衛官が観たら「なめとんのか!?」と言うんじゃね?
中井貴一のコンビニ店長シーンは要らないね。市民の状況を描きたかったとしてももっとザックリで充分。中井貴一を出すんなら、群司令役とかで良かったんじゃね?70歳過ぎの藤達也の群司令はないわ〜。秋津艦長の若さを強調するためとしても、ちょっと老人過ぎ。
助かったパイロットが、甲板上で捕虜に撃たれて死んじゃうシーン。いや、設定は悪くないよ。けど、撃たれた隊員は即医務室に運んで救命処置でしょ!そこに置いたまま話が進むって、現実じゃあり得ないね。
空母と言いながら、いぶきが戦闘機を発艦させたのは2回だけ。最初に1発くらっているからと言えばそれまでだが…。2回目の発艦では1回目のアルバトロス隊は整備のため、待機。なのにアルバトロス隊の隊長である迫水は出撃を申し出て認められ、それも1番機として出撃…。いやいや、他の隊のメンツ丸つぶれじゃね? リアルじゃないね。それも1機だけ発艦したら甲板上に迎撃したミサイルの破片が降って、他は発艦中止。あらら。
最後も腰砕け。たった1機だけ発艦でき、敵空母に向かった迫水がもう少し…というところで、国連軍の潜水艦が出てきて幕引き。はあ? エンターテイメントとしてしっかり描くんじゃなかったの?すげー腰砕け。せめて1発食らわせろや!
結局、敵の空母は無傷。敵の損失は戦闘機4機、駆逐艦2隻と潜水艦1隻の損傷。自衛隊は戦闘機1機を失い、駆逐艦1隻の大破と潜水艦1隻の損傷。それ以前に偵察機1機と海上保安庁の巡視船もやられてる。うーん、溜飲は下がらんぞ。
CGは見事でしたがストーリーがお粗末…ってとこかなぁ。
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