久しぶりに大前さんの本を読みました。「サラリーマンリバイバル」と言う本がきっかけで、片っ端から新作が出ると買って読んでいました。当初は、歯切れの良い、分かりやすい、根拠のあるデータを元に仮説を立証するかの文体に、のめり込んで読んでいました。
ある時点から、大前さんだから出来るのだ、凡人の私には無理ではないかと思うようになり、暫く、大前さんの本から遠ざかっていました。
最近になって、先行き不透明感とこの先日本はどうなるのか、自分はどのようなスタンス(心構えや準備しておくべき事)で生きていけば良いのか?そう思い、再び手にしました。
「稼ぐ力」の具体的な記載は、あとがきに書かれていると思います。しかし、そこに至るまでの日本と世界の政治、経済、社会心理、教育論があるわけで、久しぶりに、なるほど、そうなのかと思うことしきりでした。
ずば抜けた頭脳明晰な大前さんが、偏差値教育の弊害を説かれ、廃止し、アンビシャスで高い目標を持つこと、能力の限界を作らないことを説かれていて、凡人の私にとっては嬉しかったです。確かに、偏差値教育で自分の能力は、ここまでと定義づけていたかもしれません。
その大前さんでさえ、ものすごく勉強されている。やはり、今回もまた大きく触発されました。
巻末の英語修得については、世界を渡り歩いた大前さんならではの経験と、英語は、文法が確りしていなくても、言葉の羅列でも構わない(ブロークンイングリッシュ)、E Qを鍛える、言外のニュアンスが大事等が説かれていて、興味深く読ませて頂きました。
やはり、アンビシャスされる本です。
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