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移りゆくこの十年 動かぬ視点 (日経ビジネス人文庫) 文庫 – 2002/6

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商品の説明

商品説明

   少し変わったタイトルであるが、ここに国際的に活躍する経済学者である著者の主張が強く込められている。すなわち、「動かぬ視点」とは、時の流れを経ても変わらぬ、「歴史観」ともいうべき著者のものの見方を示している。そしてこの著者の揺るがぬ価値観から見ると、1990年代は決して無為な「失われた10年」とはいえない、というのが「移りゆくこの十年」の意味するところである。

   本書は2部構成となっている。第1部は、1990年から91年にかけて、スタンフォード大学在職中に書かれたエッセイ「スタンフォードと京都のあいだで」を再掲したものである。家族との触れあいや大学の様子など日常生活に関する話題から、湾岸戦争や日米摩擦など当時の時事問題に至るまで、幅広いジャンルを軽やかな筆致で描いており、読むものを飽きさせない。このエッセイ自体もちろん秀逸なのであるが、実は続く第2部が、著者の「動かぬ視点」を証明する働きを担っている。当時の文章ながら、まったく古さを感じさせない。

   そして第2部は、日本経済新聞夕刊の「あすへの話題」に半年にわたり連載された文章を中心に、2001年から2002年にかけてのスピーチや新聞への寄稿などで構成されている。ここで貫かれているのは、悲観的な「失われた10年」論に対する「比較制度分析」の立場からの反論である。著者は、90年代を「バブルの破裂と自民党単独政権の終焉の頃を画期として、大いなる制度改革の時代に入った」として、今なお「新しい国際・技術環境に適応・変化していく過程」にあるとみているのである。

   本書に収録されているいずれの文章も読みやすく、かつ論旨は一貫していて明快である。それだけに、明るい将来を実現するためには、国民ひとりひとりが模索の過程の担い手とならなければいけない、という著者のメッセージはずしりと重い。10年後の日本のあり方を考えずにはいられなくなる本である。(戸田啓介)

内容(「BOOK」データベースより)

世界的な経済学者が綴った、日常生活から社会問題まで幅広いテーマのエッセイと論考。確かな歴史観によって見出す、「この国が進みゆく道」とは何か。91年刊行の『スタンフォードと京都のあいだで』と、近年の作品群とを合わせ文庫化。

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登録情報

  • 文庫: 373ページ
  • 出版社: 日本経済新聞社 (2002/06)
  • 言語: 日本語
  • ISBN-10: 4532191319
  • ISBN-13: 978-4532191313
  • 発売日: 2002/06
  • 商品パッケージの寸法: 15 x 11 x 1.6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 5.0 7件のカスタマーレビュー
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青木昌彦氏はラディカルエコノミクスから出発され、日本の企業の在り方に問題提起を投げかけつつ、アメリカへの留学機会を得て日本とアメリカの企業のゲーム理論を通じた比較制度分析を打ち立てられたご立派な方であったが、逝去された。しかしこの著作は氏のお堅い論文集とはまた違った味わい深い日米の比較「文化」分析の書である。氏はサンタフェ研究所のあるスタンフォード大学に招聘されて教鞭をとるのであるが、こののどかなザ・ファームと呼ばれる地において和やかな、しかし時には先鋭的な議論がなされ、折しも日本が経済的ポテンシャルを落としつつある時期に氏はいかに日本という国の経済的、文化的特質が大きなものであるかを日本の良心として代表され学生や教授陣と理解を得るため尽力されたに違いない。その苦労がこの著書から偲ばれるのである。私はこの著書を読んで学術的な基礎というよりも日米の文化比較論が有益に感じられた。氏が身をもって体験されたアメリカの知的に先鋭的なまたとない環境での日々は氏の美文によって余すところなく判じられる。氏のエッセイに出てくるジャパン・バッシングは今となっては懐かしみしか感じられないものである。青木氏は日本経済論を受け持たれ当時そのジャパン・バッシングに体当たりされたようである。しかし日本という国の特性において当時は日本の大蔵省等官僚の管理も厳しいご時世で東欧の移行経済の国々から日本にアドバイスを求...続きを読む ›
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形式: 文庫
本書に収録されているものの9割は既出のものだ。
そういう意味では、昔から著者の意見に触れている人には最終章しか初出のものはなく
(それもあえて重複を恐れず執筆していると著者自身が述べたもの)
新しい意見に触れることは出来ない。
しかし、評者のようにそれまでの著者の意見に触れる機会の少なかった人にとっては、
10年前と現在とで、一本筋の通った変わらない視点を通読できる良書だと思う。
著者の比較制度分析に関する専門書は内容が高度であり、
じっくりと時間をかけて読むことのできない人には手が出しにくいが
本書でその基本となる入り口を覗くことも可能。
エッセイ風に書かれているため抵抗感も少なく、
多くのビジネスマンが読みやすく、また、ためになる本だ。
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形式: 文庫
 日本を代表する理論経済学者のエッセー集です。青木氏の他の作品に比べて、とても読みやすいのがうれしいです。他の作品を読む際の指針になります。
 青木氏の経済学上の研究テーマは比較制度分析です。本書の帯に「『失われた十年』論への反駁」と書かれていますが、本書の主眼はむしろ比較制度分析の理論的内容をいかにわかりやすく提示するか、に置かれているように思います。それは「日本経済の制度的特質を欧米人が馴染んだ分析方法で比較論的に説明する」(p.49)という発想を出発点としています。従来の経済学の主流派である「新古典派」理論には、欧米の制度的特徴を基盤にしており、顧みられていない部分がある。欧米理論では日本経済の特殊的要素として観られている部分にも、実は欧米理論では十分にとらえられていない普遍的要素がある。つまり「これまで主流であった、現代経済学の考えはあまりに英米に特殊な制度構造にとらわれすぎており、より普遍的な経済理論は、日独の制度構造の特殊性をも視野に入れた理論として再構成されるべきである」(p.120)というのです。
 各国の制度・組織を比較する際に興味深いのが、比較経済分析の観点による日本経済論のエッセー「タテとヨコ」(p.153-)です。組織を観ると一般に、アメリカがヒエラルキー的な専門家システムに傾き、日本は現場情報を尊重するシステムを求めてきたと言われます。
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形式: 文庫
 本書はいわゆる学術書ではない。エッセイ集に近いものだが、読み進めればすぐに分かるように、本書は単なるエッセイ集でもない。「学術的エッセイ集」という言葉が適切かもしれない。他のレビュアーが本書を「比較制度分析の入門書として読める文庫である」と称しているが、本書はたしかにそうした側面を有している。本書における「書き下ろし」である最後の論稿「制度とは何か、どう変わるのか、そして日本は?」は、平明な表現で比較制度分析の特徴・意義を描き出したなかなかの出来栄えのエッセイ。ノーベル経済学賞の有力候補と目される青木昌彦教授(日本では最もその賞に近いといわれる)の従来の著書にはない類稀な作品で、多くの読者は、最初は違和感すら覚えるかもしれない。とはいえ、世界を舞台に国際的な活躍を続ける青木教授のエッセイは彼にしか書けない作品だ。

 第1部の「日米学者稼業」などを読むと、いかにアメリカが競争社会であり、その競争も相当に熾烈であることが克明に描かれている。根本的に大学院というシステムのあり方が大きく異なるわけだが、日本にもそれなりの変化は起こりつつあるのではないか。アメリカ型の教育システムの利点をそのまま採用するのではなく、そこにはやはり「日本らしさ」が欲しいところである。その具体的内容を明確に述べることは難しいが、私はそう思った。青木昌彦はL・ハーヴィッツ教授の弟子であるが、
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