マイノリティでありつつ成功者のマジョリティでもある、ヘンリー・リオス弁護士。前作『喪われた故郷』から、活動拠点であるロサンゼルスに戻ったあと、三年後の物語。メキシコ人を祖とする最初の市長となりえたガス・ペーニャ上院議員が飲酒運転で事故を起こし被害者を死亡させてしまった。アルコール依存症を家族の愛で克服した、という美談で政治家生命をつなごうとするが、そこでガス・ペーニャは射殺される。ヘンリー・リオスは、この事件の犯人とみなされる少年の弁護をするが・・・。
HIVの元恋人、ジョシュとのすれ違いと、都市に生きる大人の喪失感、社会への絶望と、父親世代の「男らしさ」へのこだわりがもたらす悲劇とトラウマ。淡々と語られる悲しみで読後も胸がいたくなる。
邦訳されているのはここまでだが、シリーズはあと3冊続いているという。できれば続きを読んでみたい。
この商品をお持ちですか?
マーケットプレイスに出品する
無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません 。詳細はこちら
Kindle Cloud Readerを使い、ブラウザですぐに読むことができます。
携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。
秘められた掟 (創元推理文庫) 文庫 – 2002/1/1
| 価格 | 新品 | 中古品 |
|
Kindle版 (電子書籍)
"もう一度試してください。" | — | — |
|
Audible版, 完全版
"もう一度試してください。" |
¥0
| Audible会員 - 無料体験 | |
| 文庫, 2002/1/1 | ¥299 | — | ¥212 |
|
CD, オーディオブック, MP3オーディオ, SACD
"もう一度試してください。" | ¥3,168 | ¥14,071 |
市長選出馬も夢でなかった上院議員が飲酒運転で人を轢き殺した。公聴会で失地回復の演説を披露したが、それも束の間、深夜の駐車場で射殺される。夢破れて殺された男の周辺に、どんな事情が伏在したのか? 四十にして惑う弁護士リオスは今回、いまも畏れる亡き父の記憶に対峙する。人生の悲哀が心にしみる、第一期の完結編。
- 本の長さ303ページ
- 言語日本語
- 出版社東京創元社
- 発売日2002/1/1
- ISBN-10448827904X
- ISBN-13978-4488279042
この商品を買った人はこんな商品も買っています
ページ: 1 / 1 最初に戻るページ: 1 / 1
商品の説明
内容(「BOOK」データベースより)
市長選出馬も夢ではなかったペーニャ上院議員が、飲酒運転で人を轢き殺した。政治生命は絶たれたかに見えたが、公聴会で失地回復の演説を披露。だがそれも束の間、何者かに射殺される。夢破れて殺された男の周辺に、どんな事情が伏在したのか…?四十にして惑う弁護士リオスは今回、いまなお畏れる亡き父の記憶に対峙する。人生の悲哀が心にしみる、現代ハードボイルド第四弾。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
柿沼/瑛子
早稲田大学第一文学部日本史学科卒業。英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
早稲田大学第一文学部日本史学科卒業。英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
著者について
著者をフォローして、新作のアップデートや改善されたおすすめを入手してください。

著者の本をもっと発見したり、よく似た著者を見つけたり、著者のブログを読んだりしましょう
カスタマーレビュー
5つ星のうち4.6
星5つ中の4.6
150 件のグローバル評価
評価はどのように計算されますか?
全体的な星の評価と星ごとの割合の内訳を計算するために、単純な平均は使用されません。その代わり、レビューの日時がどれだけ新しいかや、レビューアーがAmazonで商品を購入したかどうかなどが考慮されます。また、レビューを分析して信頼性が検証されます。
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2017年3月22日に日本でレビュー済み
違反を報告する
Amazonで購入
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
役に立った
2012年1月5日に日本でレビュー済み
ゲイの弁護士、ヘンリー・リオスが活躍するシリーズの四冊目。
事件はそれぞれ別だけど、人間関係(登場人物)は一冊目から続いていて、
それぞれの事件の細部に自身が重なって、
自分と向き合わざるをえなくなって苦悩する。
そんな人間的な魅力が、
サスペンスでありながら、ラブストーリーでもあり、人間ドラマなのです。
この本の中で、友人の一人が彼にこんなことを言う。
「ぼくたちはいわば、敵陣に生まれつくよう定められたただ一人の異人種なのさ。
つまり、黒人の赤ん坊は黒人の家族に生まれるし、
ユダヤ人の赤ん坊はユダヤ人の家族のもとに生まれる。
でも、ゲイの赤ん坊というのはストレートの家族に生まれるものなんだ。
ぼくたちがそれを生き延びること自体が奇跡なんだ」
なんか、言いえて妙と言うか、
ユーモラスな的を得た表現で、
唸ってしまった。
翻訳された本はここまで、
シリーズとしてはもう二冊出版されているのですが、
日本語で出版されることはもうないのかな。
でも、この終わり方でも十分納得のエンディングです。
事件はそれぞれ別だけど、人間関係(登場人物)は一冊目から続いていて、
それぞれの事件の細部に自身が重なって、
自分と向き合わざるをえなくなって苦悩する。
そんな人間的な魅力が、
サスペンスでありながら、ラブストーリーでもあり、人間ドラマなのです。
この本の中で、友人の一人が彼にこんなことを言う。
「ぼくたちはいわば、敵陣に生まれつくよう定められたただ一人の異人種なのさ。
つまり、黒人の赤ん坊は黒人の家族に生まれるし、
ユダヤ人の赤ん坊はユダヤ人の家族のもとに生まれる。
でも、ゲイの赤ん坊というのはストレートの家族に生まれるものなんだ。
ぼくたちがそれを生き延びること自体が奇跡なんだ」
なんか、言いえて妙と言うか、
ユーモラスな的を得た表現で、
唸ってしまった。
翻訳された本はここまで、
シリーズとしてはもう二冊出版されているのですが、
日本語で出版されることはもうないのかな。
でも、この終わり方でも十分納得のエンディングです。
2009年6月13日に日本でレビュー済み
マイケル・ナーヴァのこの弁護士ヘンリー・リオスシリーズは、ただ単純に面白いと思う。
主人公のヘンリーがゲイである以上、彼が恋愛をする場面では当然男性同士の行為になるが、
それで拒絶してしまうには勿体無いくらい、ミステリー小説としての完成度も高い。
翻訳が柿沼瑛子さんで読みやすく、読後感もいい。
ゲイが主人公という所で拒否する方もいるかもしれませんが、このリオスがとても格好いい。
ハードボイルド、ミステリーが好きならば、手にして損はないと思うのです。
主人公のヘンリーがゲイである以上、彼が恋愛をする場面では当然男性同士の行為になるが、
それで拒絶してしまうには勿体無いくらい、ミステリー小説としての完成度も高い。
翻訳が柿沼瑛子さんで読みやすく、読後感もいい。
ゲイが主人公という所で拒否する方もいるかもしれませんが、このリオスがとても格好いい。
ハードボイルド、ミステリーが好きならば、手にして損はないと思うのです。
他の国からのトップレビュー
TRIMONTIUM
5つ星のうち4.0
THE SINS OF THE FATHERS
2016年10月13日に英国でレビュー済みAmazonで購入
These books have been around for quite some time. That does not mean that they should just be forgotten. The issues here of family, community, religion, politics and career are still present today. They are well captured in these stories and are worth reading.
Peabody
5つ星のうち5.0
Unbedingt lesenswert!
2020年12月20日にドイツでレビュー済みAmazonで購入
Ich bin gerade fertig geworden mit der Serie um Henry Rios (außer Band 2, Goldenboy, der zur Zeit offensichtlich nicht erhältlich ist).
Mein Fazit: unbedingt lesenswert. Als Zeitzeugnis (die 80er und 90er Jahre mit AIDS Epidemie in San Francisco und Los Angeles), als Krimis (alle Plots sind sehr gut durchdacht) und auch einfach durch den Charakter von Henry Rios, der wohl das ist, was man heute als "resilient" bezeichnet. Schicksalsschläge beuteln ihn, er leidet darunter, aber er findet immer wieder einen Weg, weiter zu machen und sich nicht als Opfer aufzugeben. Ich habe alle 7 Bände in einem Rutsch durchgelesen und jetzt ist es irgendwie schade, dass es nicht weiter geht...
Mein Fazit: unbedingt lesenswert. Als Zeitzeugnis (die 80er und 90er Jahre mit AIDS Epidemie in San Francisco und Los Angeles), als Krimis (alle Plots sind sehr gut durchdacht) und auch einfach durch den Charakter von Henry Rios, der wohl das ist, was man heute als "resilient" bezeichnet. Schicksalsschläge beuteln ihn, er leidet darunter, aber er findet immer wieder einen Weg, weiter zu machen und sich nicht als Opfer aufzugeben. Ich habe alle 7 Bände in einem Rutsch durchgelesen und jetzt ist es irgendwie schade, dass es nicht weiter geht...
M B
5つ星のうち5.0
Loved it
2022年8月11日にカナダでレビュー済みAmazonで購入
Love Nava's writing. So insightful. So compelling. Rios is very much my hero and the person I wish I had been intelligent and courageous enough to become.
Martina L.
5つ星のうち5.0
Great as every Henry Rios book
2015年8月23日にドイツでレビュー済みAmazonで購入
This is my fourth book by Michael Nava from the Henry Rios series. And it is also the fourth time that I am impressed. Not only by his appealing language that I (as a non-native speaker) think to be equally demanding and lively and not too much laded with legal terms. But above all by his ability to tell complex stories in small books. At first glance the book is about a crime. Henry Rios is a gay lawyer who defends a young boy suspected of having shot a politician in Los Angeles. But additionally the reader is also introduced in the world of gay men at the beginning of the nineties when AIDS represented a deadly menace to the homosexual community, and the prejudices and the hostility of the heterosexual Society became openly evident. The leading Motive of this story, alcoholism and its devastating effects on families, is sensitively but nonetheless precisely developed. I can recommend all books by Michael Nava so far, to fans of exigent crime stories as well as to readers interested in complex and well written descriptions of the American society in the 90s.
LenaRibka
5つ星のうち5.0
Michael Nava in GAY MYSTERY genre is like a car MADE in GERMANY.
2015年6月8日にドイツでレビュー済みAmazonで購入
What I especially LOVED in this instalment - I got an insight into Henry Rios private life. I would say, this instalment is less about the mystery itself but in the first place about Henry, as a private person.
He is not just a perfectly working mechanism, Henry is a human and a very vulnerable one.
LOVE IT.
He is not just a perfectly working mechanism, Henry is a human and a very vulnerable one.
LOVE IT.
